「日本植民地期台湾における『水の支配』と抵抗-嘉南大圳を事例として」(清水美里 2009年)という論文がある。
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山野金沢市長が賛美する八田与一が関与した「嘉南大圳(カナンタイシュウ)」は計画、監督、幹部、工事費の補助、低利貸付など、台湾総督府の直系的な独占事業としておこなわれた。
小農民にとっては、その耕作地が甘蔗作若しくは雑作に割り当てられる年は自家の食糧米をも生産できず、大規模経営しか成立しない制度だった。 . . . 本文を読む
台湾における八田与一を考えるとき、「日本統治」「国策」との関係で考えることが最も重要であるにもかかわらず、山野之義金沢市長は踏み込んで語ろうとず、なぜ烏山頭ダムやの嘉南大圳建設に莫大な国家資金を投入したのかを押し隠しています。山野金沢市長の歴史観は「木を見て森を見ない」底の浅い歴史観です。 . . . 本文を読む