20240101 小松基地司令部庁舎の建て替えについて
小松基地強靱化について、この間のマスコミ報道を整理すると、「2024年度当初予算/施設整備費122億円」「基地内の駐機エリアを複数に分けて、航空機の生存性を高める<分散パッド>」「航空機防護のドーム施設整備―戦闘機用の防空壕・掩体の整備」「第6航空団(小松基地)司令部庁舎の建て替え、一部地下化」「小松基地の定員1820人→19 . . . 本文を読む
20231229 小松基地戦争体制強化を第7次訴訟ではね返そう
12月に入って、小松基地に関して、北国も北中も重要な情報を流している。ここ数年は、馳知事や福村県議による第2滑走路の是非に関する記事が先行していたが、その水面下で防衛省・自衛隊は小松基地の本格的な攻撃基地化のための準備を進めていた。
東アジア(中国、朝鮮半島)の政治的不安定化のもとで、小松基地はいかなる戦争体制を整えていくのか、 . . . 本文を読む
20231218志賀原発訴訟傍聴報告
12月18日、半年ぶりに志賀原発廃炉訴訟第41回口頭弁論が金沢地裁でおこなわれた。
冷たい雨が降るが、石川門下の池のコイはそれでもゆうゆうと泳いでいる。2時30分には原告団、傍聴者が三々五々集まり、半年ぶりの再会を楽しみながら、横断幕やアピール板を掲げて裁判所まで行進した。
裁判所に入り、傍聴希望の列に加わり、この寒い時期にどれだけ来るのだろうかとい . . . 本文を読む
20231212 レポート 島田清次郎初期作品について
今でも、『若芽』が島田清次郎の処女作と言われているが、この間の調査では、一九一三年(十四歳)から一九一五年(十六歳)にかけ五作品が執筆・発表されている。今日、すべてを読むことが出来るわけではないが、「島清の初期作品」を集めて、皆さんの検証に資したいと思う。未入手二作品の調査は今後も継続し、終わり次第冊子にしたいと考えている。
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第7次小松基地爆音訴訟原告団結成総会参加報告
12月2日、小松市公会堂で開催された第7次原告団結成総会に参加した。少し早めに到着したが、顔見知りのスタッフが忙しなく、準備で走り回っていた。徐々に住民、弁護団が集まり、約100席の会場が埋まっていった。
最初に原告の出席者数と委任状数が定数を超え、総会が成立したことを確認し、議事が始まった。長田孝志さんが議長に選出され、1975年の第1 . . . 本文を読む
2023年シタベニハゴロモ観察記録
2023年のシタベニハゴロモの季節が終わり、この半年を写真で軽く振り返ってみます。
(左)5月つるべ荘前ニワウルシ樹下のノブドウに群がる幼虫
(中)7月第4齢幼虫→(右)成虫初見 (M住宅のニワウルシ幼木)
(左)9月つるべ荘前 (中)10月みどり住宅 (右)ア . . . 本文を読む
20231123 石川近代文学館訪問報告
11月22日、4年ぶりに石川近代文学館を訪問した。島清の未発表原稿「帰朝して」、「羅典区(注:カルチェラタン)の少女」と『憂汐』(1915年発行)に掲載されている「復讐」を閲覧し、1922年に島清と豊が共に暮らした穴水橋際の居宅の写真撮影もおこなった。
豊が穴水橋の欄干に腰掛けて、その背景がふたりが暮らした居宅である。撮影は戦後である。ネット上(ブ . . . 本文を読む
20231106 空港企画課申し入れ
11月6日、小松基地第2滑走路建設について、石川県空港企画課に下記の点について申し入れをおこなってきた。
利益享受集団の会議だ
小松空港中期ビジョン策定検討委員会は有識者会議であることを再確認(9/11に確認済み)した上で、有識者会議の委員として相応しくない委員がおり、会議から外すよう要求した。そもそも有識者会議に利害関係者が混入していることに無自覚で . . . 本文を読む
20231030 島田清次郎の『煙』を読む
小林輝冶さんは島清の『煙』を入院後の1925年以降に作品化したと判断している。登場人物の「加野」が島清で、「園枝」が妻・豊であり、「椙象」が豊の兄である。小林さんも、この作品の講評をおこなっているが、私なりの感想を書いていく。
ほんたうの悪人
第1項では、1921年11月に原敬が暗殺されたことを皮切りに、村山(経済学)、黒田(生物学)、加野(司法 . . . 本文を読む