デラシネ(deracine)

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海外戦略?

2009-11-25 23:03:46 | プロレス
12・6NOAHの武道館大会の全カードが決定。
結局GHCタッグはヨネ・力皇組の挑戦に変更。
秋山は開幕戦の感想を書いたブログ記事を削除している…
どうなるのか。とりあえず今は療養してください。

さて、今回の武道館はタイトルマッチが3つ並ぶ上に、
丸藤の復帰戦も加わり、タッグ挑戦から外れた小橋が第3試合、なんていう豪華カード。
そして健介と外国人を除けば他団体はおらず、NOAH純血興行。
いろいろ、本当にいろいろあった今年、どこまで底力を見せられるか。
NOAHを応援しているという方、是非武道館に足を運んでください。
日曜夕方の興行、行きたくても行けない人も多いでしょうが、いける人は行ってほしいですね。

さて、今週の週プロでは武藤全日本の台湾興行を大きくレポート。
メジャー団体はずっと「海外戦略」みたいなことを打ち上げてはしぼむ、
その繰り返し。

NOAHも若手の海外修行もいつしかなくなり、海外といえばイギリスで1回興行を打ったぐらい。
中国で開催というのは何か毎年話が出ている感じだが、実現には至っていない。
現在はアメリカ、メキシコに単発で選手が行く程度。

またどこの団体も海外からの練習生を受け入れて育成、
なんて話も毎年のように聞こえてくるが、現実にレスラーとしてデビューできたのはほとんどいない。
それなのに海外戦略という言葉だけは踊る。マスコミがそう書いているだけなのかもしれないが。
芸能界でも似たようなことはあるけどね。

今回の全日本の台湾は、かなりシビアに利益という部分も追求していたようだが、
実際は相当難しいと思う。飛行機代だけでも相当かかる。
選手がボランティアでやるならいいがギャラもあるし、何よりイベント運営費が相当かかるはず。
それをペイできるようにするには、かなり大変だと思う。
チケット代を高くするか、現地のスポンサーを見つけないと無理。

日本のプロレスを海外に普及させるのはいいことだけど、
海外戦略やります、というアドバルーンだけを打ち上げるのはもう結構。
日本で1万人くらすの会場すら満員にならないで、何が海外だ。

前にも書いたけど、どこの団体も自社ビルとかそれに道場併設とか、
常打ち会場を都内に建設とか、それを構想として打ち上げては実現できていない。
夢を語るのは悪いと思わないけど、
できもしないことを言うのは大人としてどうかと思う。
海外も一緒。海外戦略が悪いと言うつもりはないけど、
できもしないことを言っては、あと何もせずに放置でおしまい、というのはどうなのか。
やれることからコツコツやっていってほしい。
そういう意味からも、これからの武藤全日本の海外、特にアジア戦略には注目しています。

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