デラシネ(deracine)

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3・19プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記。勝彦、届かず。

2016-03-21 18:16:53 | プロレス
行ってきました。ノア、ビッグマッチ扱いの後楽園ホール。
お客さん満員。18:30開始、21:30終了。進行も良かった。チケット代がいつもの後楽園より高くても、
カード、日程が良ければやっぱりお客さんは入ります。札止めとまではいかなくても、ギッシリ埋まった感があります。
私は大学の同級生&後輩の3人で観戦。いずれも馬場全日本時代からプロレスを愛しているメンバーです。



盛り上がりが良かったですね。一部の声出し係りのような人のリードによる選手コールもあったけど(結構辟易したけど)、
拍手、声援、コールがひっきりなしで、それでいて会場の雰囲気が悪くなることもなく、試合内容も良く、
結果は以下に書く通りなのでそれはそれは悔しいですが、客観的に見た場合、大会としては大成功でしょう。


試合を振り返ります。
第1試合は小川&彰俊vsストーム&清宮。小川が例によって相手(この日はストーム)に因縁をつける形でスタート。


ストームは小川、彰俊相手にその怪物性を見せ付けて、特に彰俊との攻防ではとにかく沸かせた。
清宮は短い時間の中でもできることを精一杯やっていたと思う。
デビューから100日を超えて、成長が見えてますよ。華麗なフライング・ボディアタックも決め小川に迫るも、
最後は小川がバックドロップ1発で黙らせて終了。6分半の試合でも濃密だったと思う。



第2試合はキャプテン&玄藩(スパイダーマンのペイント)&熊野vsTAKAタイチデスペ。


いつも通りで面白かったですね。タイチがお客さんに煽られているのが不思議です。笑いアリの内容でしたが、
熊野に声援が集まりやすい展開にもなり、熊野が唯一?真面目に?奮闘。玄藩太鼓は失敗に。
最後はキャプテンがデスペを急所攻撃からクルリとサムソンクラッチ。終了後twitterでキャプテンが明かしてましたが、
この日は故・サムソン冬木=冬木弘道の命日であったそうです。冬木軍で一緒にやってきたキャ・・・いや、やってない。
しかし負けたのはまたデスペ。終了後もTAKAタイチに白い目で見られ、ますます危うい立場に。TAKAタイチ興行で残留を決めたのに。。
デスペの窮地はまだ続くのか。鈴木軍ジュニアの新ストーリーも目が離せません?!

第3試合は丸藤&ヨネ&北宮vsみのる&ベンジャミン&飯塚。
早くも丸藤にみのる登場。つい3ヶ月前まではこのリングの主役だった2人が・・・NOAHリングの流れの速さ。


で、この試合がもうスピードもパワーも十分で、お客さんも非常に盛り上がってましたね。
北宮とベンジャミンが鉄板の激しい攻防を見せれば、丸藤とみのるは去年1年間で練り上げ洗練された攻防を披露。
地方興行のメイン6人タッグとかで非常に多い内容だったと思いますが、プロレスの面白さ楽しさが詰まってました。
北宮がベンジャミンを、ヨネがみのるのゴッチ式を阻止した上でみのるをそれぞれ排除。北宮が今、本当にいい。
飯塚のアイアンフィンガーを回避した丸藤が虎王からの不知火で飯塚をピン。
副社長が取ってNOAHvs鈴木軍連勝、この雰囲気の良さは、今日はNOAHいけるぞと、この時までは思ってましたが・・・
丸藤はマイク。「この後のタイトルマッチに俺の名前がないことは悔しいが、27日のノア選抜は俺しかいない」と、鈴木軍興行メインの、
杉浦&みのるvs「NOAH選抜」に名乗り。最近よく組む北宮とかな、とこの段階では思っていたのですが・・・

↓勝ち名乗り。実にいい試合でした。



早くも休憩で第4試合からは4大タイトルマッチ。
まずはNOAH同士。GHCジュニアタッグ。王者・原田大輔&小峠篤司vs挑戦者・拳王&大原はじめ。


文句ありません。内容、雰囲気、攻防、盛り上がり、技の精度、スピード、どれを取っても1つも文句がつかない。
原田小峠はあくまでも王者らしく堂々と。ケンオーハラは挑戦者らしく果敢に。年齢はケンオーハラの方が上だけど。
竹刀もリング内では使わず、必要以上に荒れず、純粋に技と攻防と連携とで紡いだ19分12秒。


拳王の原田小峠を重ねたフットスタンプ、大原の長時間決まった腕も取ったムイビエン、
小峠のカニバサミ→原田のヒザの絶妙のタイミング、小峠のキルスイッチ、3度決まった原田のニーアッパー。原田はラリアットまで。
どれもこれも名場面です。お客さんの声援はややケンオーハラに優勢、やはりこの2人が頑張ってNOAHを盛り上げてきたのを知ってるからですね。
もちろん原田小峠も再結成以降では一番の試合内容。鈴木軍相手に個々が強くなり、それをこのNOAH内対戦で遺憾なく披露。
NOAH同士の戦いで面白いものを見せると言った、有言実行王者でした。
最後は原田の片山ジャーマンを大原が切り返して、ムイビエンクラッチで歓喜の王座奪取。意外ですが返り咲きになります。
9分9厘勝利を手にしておきながら丸め込まれた原田は納得いかないものの、試合内容が良かっただけに評価は全く下がりません。
ただ最後は大原の執念とお客さんの後押しがあった。そこの差でしょう。


大原は私がいま住んでる川崎市武蔵小杉近辺出身。地元のヒーローです。
最後のマイクもムイビエン締め。まさにムイビエンな夜でした。そういえば「拳王とホワイトデーに約束したベルト奪取」とか言ってたね。どんな仲なんだ。


こうして、お客さんにも大人気、キャラも素晴らしい拳王と大原が戴冠。そして試合内容が満点。
私は常々、NOAHvs鈴木軍ではない、NOAH同士の試合こそが重要だと言ってきました。
鈴木軍に内容で負けてはいけないし、鈴木軍はダーティーな手を使うこともあるので不満が残ることもある。
でもNOAH対決で魅せることができれば、その不満も少し和らぐ。その意味で、終盤3つのタイトルマッチの結果からしても、
この日のこのカードの内容は非常に意義があるものだったと思います。
そしてなんと4.5新宿で再戦が決定。唐突な感はありますが、何度やっても良いものは良い。またすごいものを見せてくれるはず。
が、一抹の不安がある・・・すんなり終わるだろうか?もっと言うと、4人で決着するだろうか?


さて、ここからは鈴木軍vsNOAHの全面対抗戦のタイトルマッチです。
私はこの3.19の前に、いろんな想像をめぐらせていました。何かに書いたりすることは無かったけど。
まずNOAHにとってのハッピーエンドとして、NOAH全面勝利の予想。勝彦が谷口潮崎が取って新時代到来、リマッチでは大体前に負けたほうが勝つので石森戴冠。
でも、それだと3.27鈴木軍興行へのネタが何もなくなる。さらに4月以降のポスターに鈴木軍がいる。
ベルトを全部失った鈴木軍が参戦継続は考えにくい。ならば勝彦が奪取した上で鈴木軍入りとか。
あるいはNOAHが全部取り返すがまさかの全員鈴木軍入り、丸藤孤立、新日本から助っ人登場、とか。
潮崎だけはまだ所属じゃないから戴冠は難しいかな、とか。勝彦もさすがにここまでの流れは良すぎたからブレーキかな、とか。
後楽園で前哨戦勝った方はほとんど本番負けてるから、3・10の結果からすればやっぱり難しいのかな、とか。

あと、鈴木軍は本来はおそらく去年の12.23大田区までだったのが、「何かの事情」で残ることになったのでは、とか。
事情、とは主に次に考えていた行き先の都合とか。
いろいろ考えました。


しかし、結果は極めて残念なものになりました。想定した中でもほぼ最悪のバッドエンド。全部取り返せないまま終わりました。
「ほぼ最悪」とつけたのは、どれも過剰な介入がなく、基本は試合で純粋に勝負していた点です。
なので、結果はそれは厳しいものでしたが、試合で楽しめたため、これだけNOAH命でやってる自分ですが、
後味の悪さはあまり残りませんでした。悔しいことは悔しい。でも、去年の3~10月や今年1.31横浜の後の感情からすれば、結構違っていました。
それがこの3つのタイトルマッチを見た大きな感想です。
なので試合は簡単に。

まず第5試合はGHCジュニアシングル。王者・金丸義信vs挑戦者・石森太二。
前の試合が良すぎたため、ちょっとこの試合が割りを食ってしまう感じになりましたね。しかも金丸への声援はほぼないし。


さらに、前のタイトルマッチでは最後タイチの介入があったので、見る側も「いつ介入があるのか?」と気になってしまいます。
攻防はこのNOAHでも長年やってきてる2人ですから悪いはずがない。要所要所で決定打を与えなかった金丸が見事でした。
石森はセコンドも排除すると意気込み、それはその通りになってTAKAは倒立式のキックで排除、この時TAKAがモロに顔面から鉄柵へ。
排除される方も命がけです。熊野や清宮に出されましたが、介抱されているようにすら見えました。
さらにタイチにはアサイDDT。去年の大田区では一気に流れを引き寄せた技です。で、これも何もさせずに排除。タイチはリングサイドに残りこそすれもう上がる力はなし。
ところがここから石森が金丸との実力勝負で仕留めきれず、金丸の必殺技オンパレードを食らってまさかの返り討ち。
金丸は石森が得意とする「ツームストンの態勢から後ろに倒れこんで相手の腹にヒザを当てる技」(自分では勝手に"フロントクラッカー"って呼んでますが)も出してた。
金丸の壁が高いというより厚く、石森はそれを崩し切れなかった印象です。レフェリー超えのノータッチトペコン、450スプラッシュも決めましたが。
せっかく大田区で奪還したのに、すぐにまたこの状況。セコンド排除までは良かったけどその先で負けるというのは言い訳できないところ。
出直しです。また這い上がってくるのを待ちましょう。這い上がってもらわないと困る人だし、這い上がってこれる人だし。

終了後は前の試合でジュニアタッグを争った4人がやってきて挑戦アピール。金丸がまずチーム同士でやって挑戦者決めろ、との指示。
その通りに4月シリーズで決まったので、今後は「NOAHジュニア」vs金丸の構図になるんだと思います。
挑戦者決定トーナメントは4.10ディファで開催。となると4.5新宿での変な動きはないかな、と思いますが。


金丸は相変わらず地味に強くて全部できる。マイクまでうまくなってた。全日本での経験が生きてるかもしれない。


セミはGHCタッグ。王者・[KES]ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.vs挑戦者・マイバッハ谷口&潮崎豪。


それまでのジュニアの試合とは違い、この日唯一重みがある(内容も見た目も)試合でしたね。なので良く言えば重厚、
悪く言えばキレに欠けるところがありました。ちなみに15日と16日の大会を欠場したスミスが無事出てきて安心しました。
ただ、ヘビーの激突というよりKESの攻撃にタニシオが耐える展開がほとんど。
終盤に反撃を見せますが、新技を出すこともなく、私はタニシオに勝機があったようには見えませんでした。
セコンド介入もなく、唯一マイバッハプレスをスミスがレフェリーの足引っ張ったぐらいで大勢に影響せず(レフェリーもすぐ復活)、
何というか、負けるつもりでやってはいないだろうけど、特に潮崎から「何が何でも」の気持ちが見えませんでした。
終盤も技のダメージで場外で寝てる時間が長く、挙句キラーボムを食らい、谷口も2発食らって轟沈。
谷口のノーハンドヘッドバット連発は気迫を感じたけど、やはり受けに回ると厳しい。
KESがただただ強かった。という印象です。キラーボムが決まればほぼ、試合が決まりますね。

無敵ですKES。NOAH復帰後初のベルト挑戦の潮崎とついにマスクを脱いだ谷口というコンビでもダメでした。
勝負どころでKESの息が完璧に合ってるんですよね。さらに個々の攻撃もすごい。スミスは小橋の技をいくつか出してた。
しかも、NOAHファンにも「シャラップ!」などで人気があるのも厄介。なので勝っても素直に、強さに脱帽するしかありません。
4.21開幕のグローバル・・タッグリーグでも大本命でしょう。では誰がそれに挑むのか・・・?GTLを待ちましょう。



メインはGHCヘビー。王者・杉浦貴vs挑戦者・中嶋勝彦。
この勝敗もいろいろ考えましたが、最後はやはり勝彦戴冠、という「期待」が自分の全ての予想を上回ってしまいました。
そしてその期待は打ち砕かれることに。

杉浦のセコンドは、まず最初は誰もいませんでした。入場曲が新しくなってましたね。オリジナルかな。


場内も沸騰。このカードがついにベルトを賭けるメインになったことは感慨深いものがありました。


序盤は杉浦が圧倒、勝彦も反撃もやや単発。それでも杉浦のエルボー、勝彦の蹴りが何度も交錯する中盤以降。
打撃中心にやる2人なのでその音がホールに響きます。どちらの意地も感じました。
杉浦の後頭部エルボーは戦慄が走ったし、勝彦のコーナーに詰めてのトラースキックはあまりにパーフェクト。
この打撃合戦に場内のボルテージは最高潮。この2人、どこまでやるんだ、どこまでやれるんだと。


セコンドの介入は、ヘビーもジュニアも総出で排除。デスペはなんと清宮1人に排除される有様。
しかし鈴木みのるだけはセコンド登場の際に現れず、後から、最終盤にゆっくりご登場。
それでも「椅子渡し係」に留まり、横浜のようにリングに入ってということはしませんでした。
勝彦は椅子を持った杉浦にドロップキックを放つと、これが西永レフェリーに椅子&杉浦が激突。これでレフェリー不在に。
これで改めて椅子を持ち出した杉浦は勝彦を思いっきりブッ叩き、さらに顔面へもフルスイング。
しかしそこには姑息な手段だとか、卑怯な手だとか、肉体で勝てないから椅子使ってるんだとか、
そういう感覚をお客さんに全く持たせない杉浦の姿がありました。強い上に椅子を使い、それも容赦ない使い方をしているため、
むしろ怖い杉浦を印象付けるアイテムの1つになっています。ゾクゾクする強さでした。
椅子スイングも、よくある座面を脳天に振り下ろして座面パカーン、ではなく椅子を横に持ってバットのように振る杉浦。既存のヒールの枠に留まらないのがそれでわかります。
勝彦は流血。それでもその時のフォールは返すと、杉浦はさらに雪崩式オリンピック予選スラム。コーナーに担ぎ上げられた勝彦の顔面に鮮血。
その勝彦を担ぎ上げた杉浦は、かつてそう何度も出していない「奥の手」を解禁しました。問答無用の一撃。
今度は「レフェリー起こし係」になった鈴木みのるに起された西永レフェリーが3つ叩いて終了。

終わってみればこれは杉浦強し、でした。鈴木軍もNOAHもヒールもベビーも20代も40代も何も関係ない、ただただ強い男の姿。
中嶋戴冠の期待100%でメインを見た自分でしたが、終わってみれば杉浦貴に強烈な強さを感じる結末。
勝彦は悪い意味でいつも通りでした。選手権試合での新たなひらめき、のようなものがなく。試合も杉浦に支配されていた印象。
それでも極上の内容であったことは間違いないのですが・・・
ベルト移動のときは必ず挑戦者に(フィニッシュ以外で)王者を超える一瞬、がどこかにあると思って私は観ているのですが、それがなかった。
セコンドの影響もほぼ無しだったため、実力で負けたと言ってもいい試合でした。まだ若いから次のチャンスで獲れるように。

むしろひらめきで言えば、試合途中で左のラリアットという滅多に見せない技を出した杉浦。
この時、私は杉浦の防衛だろう、と思ってしまいました。それだけ衝撃的でした。決まり具合も完璧でしたね。
さらに雪崩式オリンピック予選スラム。久々に見たこの技。みのるが言ってた「奥の手」はこれだったのかもしれません。
そして杉浦は勝彦に、何かを伝えようとしていたと思うのは私だけでしょうか。向き合えばとことんやり合う2人です。肉体で交わす言葉があったはずです。


かくして結果だけで言うならバッドエンド。しかしそこには強い杉浦、強いKES、強い金丸の姿がありました。
強い者が強いプロレスを見せての勝利。
敗者は次は力で負けないこと。純粋にそこで挑めます。あくまでも今日のような試合を鈴木軍がすれば、ですが。
でもどうでしょうね。NOAH寄りに考えれば、鈴木軍がNOAHのプロレスに寄ってきている、とも。
KESはともかく、杉浦と金丸はNOAH育ち。でもかつてタッグを組んでいた、KENTAや丸藤の天敵とも言えた2人がシングル王者。
複雑な気持ちと、何か不思議な気持ちと。鈴木軍入りでまた1つこのベテランに新たなエンジンが加わった印象です。



最後はみのるが鈴木軍興行の宣伝というか、3.27メインのNOAH選抜は誰が来るんだとNOAHを挑発。
マイク自体の印象はそれが強く、あまり刺激的なことは言ってなかったようにも思います。
NOAH側はヨネ、丸藤、北宮のヘビー戦士、そして潮崎も遠慮がちにリング下に登場。
私は丸藤&北宮だとばかり思ってましたが、みのるの采配で丸藤&潮崎に。リング下で視線を交わす両者。
みのるが、潮崎と丸藤の団結を呼びかけるという風にも取れる展開。横浜の後手を取りあった両者ですがまだ2人では組んでいなかった。
それが鈴木軍興行でタッグ実現。
もう鈴木軍がNOAHの一部に組み込まれてるとも、鈴木軍によってNOAHが動かされてるとも取れる感じです。
そこは見る側の立ち位置によって変わるでしょうが・・・

残念だったのはこの最後のみのるマイクによって、鈴木軍興行のダシというか宣伝にこの大会が使われた印象を持ってしまったことです。
ペットボトル投げ入れも1本だけですがありましたね。絶対やめてください。どこの誰、どこのファンが投げたのかはわかりませんので、
推測でモノはいえませんが、納得しないできないからと言ってモノを投げるのは最低です。
前にも書きましたが投げる気持ちは理解できますが、行為自体は許されません。あと会場に来ないほうがその人のためにもいいです。

最後はスズキグン、イチバーンで幕。お客さんからは盛大なブーイングが送られました。
このブーイングは変な言い方ですが良かったです。会場全体から出てる感じがしていました。



以上です。またしても厳しい結末でした。あの12.23大田区は一体何だったのか、今年もまた年末まで我慢なのか、と思ってもしまいますが、
ジュニアタッグの試合内容、メインの内容と、満足できる部分もあったのは確かです。
場内の熱気も素晴らしく、実にいい雰囲気でした。やはりプロレスは会場が満員でナンボ、ですね。
どこで何を見ても、やはりそれは味わいたいものです。この日初めてプロレスを観た人がもしいたら、相当楽しめたのではないでしょうか。
結末は残念ですが、私はあと観に行かないとか、観戦やめようとか検討しようとかは一切思いませんでした。
いい試合が観れた、vs鈴木軍は次こそ、新たな展開も生まれた、杉浦強かった、勝彦頑張った、KES強かった、ケンオーハラ良かった、
前向きに捉えられることがたくさんありました。
結果は悔しいですが。ええ、とても悔しいですが。

でも、また応援します。
NOAHとしても、この強い強い鈴木軍を乗り越えることで成長があると思っています。臥薪嘗胆。鈴木軍に感謝しつつ、次はブッ飛ばせ。


次回は4.5新宿FACEです。


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6 Comments

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Unknown (チャン鶴)
2016-03-21 20:15:18
土曜日はお世話になりました。面白い大会でした!観戦出来て本当に良かったです!
どの試合も面白かったですが、特に面白かったのはジュニアタッグ選手権ですかね。ケンオーハラ、試合内容はもちろんのこと、お客さんの乗せ方も上手だし、とても面白かったですね。噛めば噛むほど・・・のブランドになって欲しいですね、この試合は。
個人的に印象に残ったのは、杉浦のイス攻撃。仰る通り、姑息な手段とかそういうレベルではなく、本当に戦慄が走った瞬間でした。怖かったですね。それゆえ、インパクト絶大でした。ある意味、鬼に金棒でしたね。中嶋の流血具合がすべてを物語っていたと思います。

満員の会場は、やはり楽しいものです。また観に行きましょうね♪よろしくお願いします!
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れす (あべしん)
2016-03-22 01:41:04
>チャン鶴君

土曜日はお疲れ様でした。楽しんでいただけたようでよかったです。
たぶんvs鈴木軍を観てないと思うので、正直反応がどうかな・・と思いましたが、実際面白かったですね。
ジュニアタッグは良かったですね。大きく育てて欲しいカードの反面、大原以外はヘビー戦線でも面白いと思ってます。

杉浦はそう、手段としては批判されても、実際にアレを見てしまえば「強い」という印象しか残りません。
鬼に金棒とは丸藤も言ってましたね。

是非またよろしく、行きたい大会あったら連絡ください。
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ハッピーエンドではなかったが (じょんべい)
2016-03-23 18:54:01
良い大会でしたね、後楽園。
やはり、会場の雰囲気が良いと気分が高揚してきます。そんな空気に乗せられたか、どの試合もとても良かったと思います。が、強いてMVPを上げるなら、ヤられても鈴木軍を排除した清宮選手かと思っております。
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れす (あべしん)
2016-03-24 21:32:51
>じょんべいさん

いつもありがとうございます。
試合が良かったから雰囲気が、雰囲気が良かったから試合が、相互に作用していますね。
いい大会でした。
清宮、デスペをしっかり排除しましたね。試合も良くなってるし、大きく伸びる予感がします。
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良い大会でしたが (たけ)
2016-03-26 12:43:39
野次も試合の内容でかき消してくれる良い大会でしたね。
メインでペットボトルが投げ込まれたけど
投げるほどの内容ではないし。
ノアvs鈴木軍の戦いが判っていれば
投げ込む事もなかったはずでしょうし。
西側のどこからとんできたんだろ?
雛壇席の最後列の女性が野次とばしてたから
その人の近くだったのかな?
それだけですかね。残念だったのは。

次回は10日D有明。もしかすると鈴木軍いくかも?(笑)
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れす (あべしん)
2016-03-27 13:24:09
>たけさん
レス遅くなりました。
野次とかつまらない煽りを歓声でかき消すのは理想的ですよね。
客が少ないとどうしても目立つので。
ペットボトルは投げ込んだ人がダメですね。。あれは余計なことですね。

私も10日ディファです。鈴木軍興行はパスです。
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