話題の漫画、『花のズボラ飯』を読みました。
※画像はアマゾンより拝借。
『孤独のグルメ』で一世を風靡した久住昌之氏が、
その女性版、とも言うべき漫画を水沢悦子氏の作画で発表しました。
「エレガンスイブ」という私は知らない女性漫画雑誌で連載しており、
それがこの度単行本で出たってことで初めて知りました。
話は主婦である花が、旦那のゴロさんが単身赴任であるがゆえに、
食事が「ズボラ」になってしまうことを描いた漫画です。
ゴロさんとはおそらく、孤独のグルメの主人公、井之頭五郎からきたもの。
発売は昨年末だったのですが、
存在を知ったのは1月終わりぐらい。ところが買おうと思っても、どこにもない。
書店にも、楽天にも、アマゾンにもない。
大型書店も行ったけど、基本女性向けなのでなかなかじっくり探せず。
で、2月末になってようやく楽天で在庫アリとなって購入。
読んで、感想書きたいなと思ってたあたりで地震。
やっと感想です。
正直に書くと、まず『孤独のグルメ』とは別物。
内容的にも感じさせるものはほとんどない。上記「ゴロさん」とあとセリフがいくつかぐらい。
さらに料理の絵が、というか絵全体がホワンとしているので、
これは(特に男性には)好みが分かれるかもしれない。
やはりどう見ても女性向けの漫画である。ブランド名(実在するのかどうか未確認だけど)も出てくる。
自分が見た某新聞でのレビューでは「どこか官能的」とかあったが、あまりそうも感じない。
下着姿も、トップは見えないが裸も出てくるが、絵がホワンとしているので…
そして男性からすれば最大の疑問がこれ。
どこが「ズボラ」なんだ!?
料理、してますよね…
手抜き料理ということもないし、
それだったら20年前ぐらいに流行った『セイシュンの食卓』のほうがよっぽどすごい。
インスタントラーメンだって野菜を炒めてから乗せてるし。
そうめんにミョウガもつくし、シチューは作るし。
おそらく雑誌の購読者層は女性しかも主婦が大半で、
それらの方々から見れば、ということなんでしょう。
確かに食事の基本の一汁二菜とか、凝った料理とかは出てこない。
そういうことなんでしょうね。
夫が帰ってこない主婦の料理はスピリッツで高橋しんが連載中?の、
『花と奥たん』があるけど、あれは結構料理には凝ってる。
でも、読んでいて感じたのは、
さすが久住昌之、と言おうか、それなりにツボは押さえているということ。
特に、卵かけご飯にしば漬けを合わせたあたりは思わず膝を打った。
カレーを温めなおしてかけると結構カレーが冷たいままだったりするのもある。
「かんずり」や「きりたんぽ」など、自分の好物も出てきた。
だから、なんか文句が多いレビューになったが、
決して面白くなかったのではない。
いや、むしろグルメ漫画好きには読んでもらいたいもの。
『孤独のグルメ』は単行本が1つだけで終わった?んですが、
これはたぶん連載続いてる…よね?
次巻も期待しましょう。
ちなみに久住氏は少し前まで漫画ゴラクの別冊「食漫」(グルメ漫画だけの雑誌)で、
「食の軍師シリーズ」やコラムを書いていましたが、
「食漫」は休刊になっちゃったんですよね…
ズボラ飯、そしてSPA!でポツポツやってる孤独のグルメで頑張ってください。
※画像はアマゾンより拝借。
『孤独のグルメ』で一世を風靡した久住昌之氏が、
その女性版、とも言うべき漫画を水沢悦子氏の作画で発表しました。
「エレガンスイブ」という私は知らない女性漫画雑誌で連載しており、
それがこの度単行本で出たってことで初めて知りました。
話は主婦である花が、旦那のゴロさんが単身赴任であるがゆえに、
食事が「ズボラ」になってしまうことを描いた漫画です。
ゴロさんとはおそらく、孤独のグルメの主人公、井之頭五郎からきたもの。
発売は昨年末だったのですが、
存在を知ったのは1月終わりぐらい。ところが買おうと思っても、どこにもない。
書店にも、楽天にも、アマゾンにもない。
大型書店も行ったけど、基本女性向けなのでなかなかじっくり探せず。
で、2月末になってようやく楽天で在庫アリとなって購入。
読んで、感想書きたいなと思ってたあたりで地震。
やっと感想です。
正直に書くと、まず『孤独のグルメ』とは別物。
内容的にも感じさせるものはほとんどない。上記「ゴロさん」とあとセリフがいくつかぐらい。
さらに料理の絵が、というか絵全体がホワンとしているので、
これは(特に男性には)好みが分かれるかもしれない。
やはりどう見ても女性向けの漫画である。ブランド名(実在するのかどうか未確認だけど)も出てくる。
自分が見た某新聞でのレビューでは「どこか官能的」とかあったが、あまりそうも感じない。
下着姿も、トップは見えないが裸も出てくるが、絵がホワンとしているので…
そして男性からすれば最大の疑問がこれ。
どこが「ズボラ」なんだ!?
料理、してますよね…
手抜き料理ということもないし、
それだったら20年前ぐらいに流行った『セイシュンの食卓』のほうがよっぽどすごい。
インスタントラーメンだって野菜を炒めてから乗せてるし。
そうめんにミョウガもつくし、シチューは作るし。
おそらく雑誌の購読者層は女性しかも主婦が大半で、
それらの方々から見れば、ということなんでしょう。
確かに食事の基本の一汁二菜とか、凝った料理とかは出てこない。
そういうことなんでしょうね。
夫が帰ってこない主婦の料理はスピリッツで高橋しんが連載中?の、
『花と奥たん』があるけど、あれは結構料理には凝ってる。
でも、読んでいて感じたのは、
さすが久住昌之、と言おうか、それなりにツボは押さえているということ。
特に、卵かけご飯にしば漬けを合わせたあたりは思わず膝を打った。
カレーを温めなおしてかけると結構カレーが冷たいままだったりするのもある。
「かんずり」や「きりたんぽ」など、自分の好物も出てきた。
だから、なんか文句が多いレビューになったが、
決して面白くなかったのではない。
いや、むしろグルメ漫画好きには読んでもらいたいもの。
『孤独のグルメ』は単行本が1つだけで終わった?んですが、
これはたぶん連載続いてる…よね?
次巻も期待しましょう。
ちなみに久住氏は少し前まで漫画ゴラクの別冊「食漫」(グルメ漫画だけの雑誌)で、
「食の軍師シリーズ」やコラムを書いていましたが、
「食漫」は休刊になっちゃったんですよね…
ズボラ飯、そしてSPA!でポツポツやってる孤独のグルメで頑張ってください。