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5・4プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記!グローバル・タッグリーグ決勝!!

2015-05-05 00:47:05 | プロレス
行ってきました。ノア後楽園ホール。
満員の観衆(後楽園フルサイズ仕様、バルコニーまで開放)の中でグローバル・タッグリーグ2015の最終戦が行われました。
まず連休中日でも埋まったことは良かったです。
雰囲気も盛り上がりも上々でした。結構鈴木軍ファンもいましたね。
ただ、自分が今日座ったエリアはイマイチ盛り上がりが・・・いつも行く度にそう感じるエリアなんですけど。

さて自分は今朝まで実家にいて、新幹線で帰京してきたのですが、
朝7:15に実家を出て、上野に11:58着の新幹線に乗ってきました。
(それより前となると朝6:30に家を出なくてはならない。それだと母親が朝の5時起きになってしまうという事情)
そもそも第1試合には間に合わないのは仕方ないとして、どうやって早く後楽園に行くかをずっと考えていました。
結論は上野で下りてから一目散に駅を出てコインロッカー荷物をしまい、タクシーに飛び乗れば12:15ぐらいにはどうにか、
との計算でしたが、もくろみはあっさり外れ、諸般の事情からホールの席についたのが12:40。鈴木みのるの入場時でした。
よって、第1試合のTMDKvsマイバッハ組、第2試合の弾丸ヤンキースvs関本橋本までを見れていません。
先日亡くなった阿修羅・原の追悼テンカウントもあったんですね。

あと、この日は中継がサムライTVでしたが、サムライの時は照明が貧弱なのはなぜでしょう?
G+の時とは全く違います。それがサムライのせいなのか、NOAHのせいなのかはわかりませんが、
多くのお客さんの入った最終戦であの照明はないです。
もっとも、照明など気にならないぐらいに特にメインは盛り上がりましたが。

さて、見てない試合の論評はできませんので第3試合から振り返ります。まずTMDKが負け、弾丸ヤンキースが勝ちとなりました。
特に弾丸と大日本組の試合は評価高かったようで・・・見たかった・・・

Aブロックの最終戦は丸藤&勝彦組vs鈴木みのる&飯塚組。


勝彦の気合いが素晴らしかったが幾分気負いにも見え、心配してしまいましたが、案の定でした。
その勝彦の蹴り、丸藤とみのるの攻防などいい所もたくさんあったんですが、途中でタイチがレフェリーを押さえて飯塚のアイアングローブ。
この4人ならもっといい試合ができただろうに。勝彦がゴッチ式パイルの餌食になり、丸藤はTAKAに押さえられるという。
弾丸ヤンキースに負けてる以上、勝っても別にいいことがない鈴木組。見せたのは「介入がないと丸藤組には勝てない」という哀れな姿でした。
ただ、丸藤組が勝てば丸藤組が優勝戦進出になるため、場内に微妙な空気があったのも確か。


第4試合からはBブロック。まずは北宮&クレイジーvsベンジャミン&ブレーカー。
南側客席通路で激しくやりあい、クレイジーは階段の上から飛んで盛り上げます。クレイジーが良かった。




北宮は何をしに来たのか。スピアーして、無用なアピールして、ペイダート1発に沈んだ、それだけ。ガッカリ。


第5試合はカバナ&ヒーローのBIGinUSAvs彰俊&ストーム。
↓会場人気が今日も爆発のBiU。最高です。


激しい攻防がこの4人ですから繰り広げられますが、カバナは肘を痛めてたかなあ。


ややもっさり感もありつつも面白い試合だったのですが、終盤BIGinUSAのチャンスになぜかKESが花道に登場。
はーい、これで一気興ざめ。もちろん、カバナ組に負けてるKESとすればカバナ組が負けないことには道がない。
そのためのかく乱だったことはわかるけど。案の定、彰俊のスイクルデスにカバナが負けました。
彰俊も譲ってやればいいのに。まともに勝つんだもの。レフェリーもKES登場前に倒れてKES登場見てないし。
場内の空気は一気に悪くなります。

さらに第6試合、公式戦最終戦はKESとヨネ池田。実に1分42秒の決着でKESがキラーボムで勝利。
ますます場内の空気は悪くなります。まさかこんな短時間で。しかも負けた池田は何事も無かったかのようにヨネを置いて去るのみ。
理屈はわかります。終了時間がある中で試合の時間配分など諸々あるのはわかります。
がしかしあまりにひどい試合が続き、お客さんのフラストレーションはたまりましたね。
これでメインも介入とかあったらまずいぞ、と思ってましたが。

星取りとか時間とか諸々あるのはわかるけど、内容が客に支持されなかったら何も意味がないじゃないか。
実につまらない試合ばかりを見せられました。


休憩後はジュニアの8人タッグ。これが人気の拳王&大原の登場とあって、休憩前の重い空気を変えてくれましたね。
鈴木軍がいない。チームも拳王&大原&キャプテンノア&ギャンブルvs石森&原田&玄藩&熊野。ユニット混成ですね。
石森が飛んで跳ねて躍動しました。4・19、20と第1試合に甘んじていた石森がここぞの大活躍。何度も歓声を引き出します。
拳王と大原も大いに沸かせますが、拳王が竹刀を使わんとすると、なぜかキャプテンが竹刀を取り上げて、まず大原に誤爆。さらに拳王にも誤爆。
このあたりは楽しさもありました。怒る拳王と大原でしたが、この2人でも誤爆はしょっちゅうです(笑)
玄藩の登場が極端に少なかった以外は皆見せ場がありましたね。最後は原田がギャンブルとの攻防を見せてから片山ジャーマン。
こういうごくごく普通の試合がありがたく思えてしまう。タッグリーグは一体何をやりたかったのか。

混成の8人タッグでしたが、各チームともちゃんと機能していたように思います。熊野もギャンブルもちゃんとこういう風景に溶け込んでいました。


開始前玄藩に絡まれていた石森は、玄藩との握手を拒否(笑)



セミは5・10横浜でベルトを賭けて戦う6人が登場。小峠&小川&ザックvsタイチ&TAKA&デスペ。
TAKAが小川、ザックとの絡みを楽しんでいるように見えました。そして小峠とタイチはいつものように感情むき出し。
デスペ以外は皆いいところがあり、試合として私は楽しかったです。それはもちろんザックがTAKAに腕ひしぎで勝つという結末があったからですが!
TAKAは敢えて受けに回ってたようにも見え、それが横浜に向けて不気味にも映ります。小川とザックの連係は素晴らしかった。
最後も小川がデスペを排除、小峠もタイチにキルスイッチ、ザックは華麗なヨーロピアンクラッチから、腕ひしぎ。
ザックがTAKAみちのくから勝利し後楽園が歓声に包まれました。いい試合でしたね。
終了後も小峠ザックが敵が持ち込んだ椅子に座って挑発。最後の前哨戦をいい形で締めくくり、横浜へ向けて優位に立ちました。
あと思ったのは小峠とタイチの攻防が面白いこと。この2人、性格も顔もスタイルも正反対ですが、手が合います。体格も近い。
横浜ではいい試合を期待しましょう。

TAKAは攻められる場面が多かった。あと、小川は別格の存在感。1人で敵3人を蹴散らすシーンも。


ザックの動きには見とれてしまいますね。


勝ち誇ったNOAHジュニア。小峠はマイクで「NOAHのジュニアは最強です!」と。自分に言い聞かせているようでもありました。



さてメインはグローバル・タッグリーグ2015優勝決定戦。
「弾丸ヤンキース」杉浦貴&田中将斗vs「K.E.S」ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.。
タッグでの対戦は初ですかね?しかしさすがベルトホルダーの両チーム、見事な試合を見せてくれました。
何よりもまずさんざん観客をやきもきさせた介入乱入レフェリー不在、が無かったのが良かったです。
純粋にタッグの強さを競い、ぶつけ合い、お客さんを燃えさせ、心に残るプロレスをしたことがうれしかった。
私はKESも好きです。体格も技もヘビー級プロレスの醍醐味を味わわせてくれるタッグです。キャラもいいし。
TMDKが2度に渡り敗れたKES、果たして弾丸ヤンキースはどう戦うのか注目でした。
お互い2試合目ですが、KESは秒殺で汗ひとつかかなかったのに対し、弾丸は関本組相手で消耗。
もちろんこういうのは1日2試合やるときのスパイスになりますが。杉浦とかかなり身体きつそうに見えたけど。田中は黒かった。

驚いたのはKESがしっかりNOAHクオリティの試合をしていたことです。クオリティというかNOAHらしいというか。
とりわけDBスミスJrは細かな動きも出来ていて、アーチャーの怪物性ともいい対比になり、見ていて飽きません。
弾丸ヤンキースは杉浦がつかまる時間が長く、タッチしようにも分断されてできません。苦しい時間が続きました。
それでも杉浦は耐えに耐えます。得意のエルボーも背伸びして打つ分体力使ったと思うのですが。
田中はラリアットでエルボーでKESをなぎ倒します。そして杉浦を幾度と無く救出しました。2人の絆が見えましたね。
4人の攻防が間断せず、流れが良くて面白かったですね。
どっちも強い!どっちも凄い!!
お客さんのボルテージも上がりっぱなしになっていきました。
終盤弾丸ヤンキースが勝機をつかみ、得意のスーパーフライ&ダイビングヘッドにいこうとしますが、アーチャーが剣山で阻止。
これが非常にいいタイミングだったため、私は「これは厳しいか?弾丸が負けるのか?」と思いました。
そういう空気を作り出し、納得させる試合ができるKESはやはり凄い。合体技も決めますが最後のキラーボムだけは決まらず・・・
アーチャーがムーンサルトにいくもこれをスギが回避、ここが勝機を見て田中が飛び込んできてスライディングD!
最後は杉浦のオリンピック予選スラム!!完璧に決まりました。場内の3カウントの大合唱とともに、弾丸ヤンキースの連覇も決まりました。

いい試合でした。終盤の攻防は弾丸vsTMDK、TMDKvsKESとはまた違ったものがあり、どっちに転ぶかわからない状況が続きました。
KESの強さも思う存分味わったし、それに勝った弾丸ヤンキースのとてつもない強さも見ることができました。
インタビューでは杉浦がベルト挑戦を宣言。また観客への感謝を述べていました。
田中は翌日のZERO1後楽園大会の宣伝も兼ねてマイク。NWAインターコンチタッグです。
田中がかなり嬉しそうで、大阪弁があふれるコメントでした。杉浦は「明日のこと、忘れてた」とトボけてみせます。
でも杉浦ダメージ結構あったけど大丈夫かな明日。大谷&佐藤耕平という強い相手だけど。

さてこの2人のインタビュー、すごくいいんですよね。楽しそうで。笑顔もあるし。お客さんもハッピーになれるんです。
非常に大事なことだと思います。心に残ります。バッドエンドも大会によっては必要でしょうが、
このハッピーエンドで終えて帰る時の気持ちよさ。これだからNOAHはやめられないんです。だから横浜もハッピーエンドで終わりたいですね。
それにしても、何度も書くけど弾丸ヤンキース、強かった。そしてメインは今年これまでのベストバウト・・・かな・・・?(NOAH所属は杉浦だけだけど)


メインから記念撮影までの写真です。杉浦がベルトを掲げます。入場曲は杉浦のでした。


田中を持ち上げるDB。DBのブルドックボムを杉浦がフランケンで切り返すシーンもありましたね。


フィニッシュあたりのは何も撮れず。スマホまで気が回らないような試合でした。激しかった。そして記念撮影。


記念撮影その2。


そして勝った弾丸ヤンキースを2枚。将斗コール、杉浦コール、ヤンキースコールが鳴り響き、
彼らの勝利を祝う拍手はいつまでも後楽園を包んでいました。そして、田中は黒かった!!





以上です。後半休憩後はとてもいい大会でした。
次回は10日日曜日、横浜文化体育館大会です。鈴木軍との全面抗争でのタイトルマッチです。
もう、3月の有コロのようなことはやめてください。内容のいい試合を見せてほしい。
杉浦もインタビューで内容で負けたくなかったと言っていました。NOAHは試合内容が生命線の団体です。
どっちが勝とうが負けようが、内容で心に残るプロレスが見たい。それが願いです。


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3 Comments

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Re: (あべしん)
2015-05-17 03:06:33
>たけさん

コメントありがとうございます。
横浜の記事を書いてる最中にコメント頂いたようです。
結局書きました(笑)
茶番というか、同じようなパターンが多すぎますね。この時のメインや横浜のメインは良かっただけに勿体無いし、実力で負けたならまだいいのですが、フラストレーションがたまる終わり方で。
大同団結の前にレフェリー不在をやめろよと言いたいです。

私は川口は行きませんが、新宿とディファは行きます。新人友寄楽しみです。

森嶋の件はその通りで、社会人としてダメですねあれは。何やら例の本も出るようで、もう呆れてしまいました。
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無題 (たけ)
2015-05-16 23:22:59
横浜大会詳細を記載していない事に
心中察します。
ま、自分も同じだと思うので・・・

あまりにも茶番でしたね。
週プロのGHCタッグ記事の客の声が
あの大会、いやここ最近のノア試合結果を
純粋なノアファンは納得してないって事でしょうか・・・
ノアファンからするとこの後楽園大会がよかっただけに残念です。

といいながらの明日埼玉と有明観戦しますが。
埼玉は初会場。有明はデビュー戦って事で
行く事にしました。
デビューする友寄志郎選手はノアトレーナーの木村先生のブログでシロウって事は前々から知ってたのですが、
杉浦が盛んに諸見里って言ってたんでほんとうかよ??って思ってたんですが
ここにきて名前が違ってある意味ほっとした所です。
デビュー戦みれるんで楽しみですが、
どうかデビュー後も頑張ってもらいたいですね。

森嶋の件は少し黙ってろ!って感じですかね。あまりにも社会を知らな過ぎですね。

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Unknown (管理人)
2015-05-05 17:56:59
掲載しなくていいけど、とわざわざ書いて下さっているコメントは掲載しません。
ご了承ください。
コメントに貼ってあるリンク先も開くことはありません。
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