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OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

もはや寒中

2013-01-11 15:32:14 | Weblog

実は隣国へ出張してまして、帰路の途上ですので、本日1枚は休載ご了承願います。

しかし、どこへ行っても寒いですねぇ~~。

今夜はじっくり風呂で暖まりたいと切望のサイケおやじであります(__)

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惣領ポップスはお洒落な歌謡曲

2013-01-10 14:03:39 | 歌謡曲

終りのない歌 / 惣領智子 (RCA)

昨日書いたシング・アウトの中心メンバーだった惣領泰則は、ニッポンの歌謡ポップスを導いた天才のひとりと思いますが、その実績は現在、どの程度広く認知されているのか? ちょいと疑問を抱いてしまうほどです。

まあ、決して目立つようなミュージシャンではない事も確かでしょう。しかし昭和40年代後半からの活動は、残された楽曲や音源に接すれば、その何時までも古くならない洒落たセンスは最高の極みと知れるでしょう。

例えば本日ご紹介の名曲「終りのない歌」は、昭和53(1978)年に放送された大原麗子主演のテレビドラマ「愛がわたしを(TBS)」の主題歌として、爆発的に大ヒットしましたから、誰しも一度は耳にしたことがあろうかと思います。

そしてもちろん、作編曲は惣領泰則であり、歌っているのが当時の妻だった惣領智子ですから、及川恒平の書いた思わせぶりな歌詞を表現していくコラボはバッチリ♪♪~♪

既に当時はニューミュージックという言葉で括られた新しい歌謡曲が注目されていたと記憶していますが、その中でも殊更印象的な仕上がりだった事は、その完成度の高さと比例するものでしょう。

また、歌っている惣領智子の上手さ、その実力は言うまでもありません。

実は彼女と惣領泰則は昭和46(1971)年春頃に結成されたブラウン・ライスというバンドのメンバー同士であり、そこまでの経緯は勉強不足のサイケおやじには全容が掴めていないのですが、どうやらNHKの「ステージ101」を退いたシング・アウトの発展的解散(?)から、惣領泰則が新たに結成したグループというのが、ブラウン・ライスだと推察しております。

で、そこでの惣領智子は未だ結婚前でしたから、旧姓・吉原智子としてボーカルとキーボードを担当していました。

そして当時としては驚愕の事実として、惣領泰則とブラウン・ライスは米国MGMレコードのオーディションに合格し、その流れから渡米してのレコーディングとレコード発売はもちろん、現地での評判も良かったところから、ライプ巡業や自分達のスタジオ設立等々、1975年夏頃まで堂々の活躍を展開!?

中でもポール・マッカートニーが書いた隠れ人気曲「Country Dreamer」に阿久悠の作詞をつけた日本語バージョンは我国でも注目されましたから、このあたりでご存じの皆様も大勢いらっしゃるでしょう。

ちなみにブラウン・ライスのメンバー構成については諸説あり、実質的な活動期の顔ぶれも何度か変わっていますので、その点については後日、あらためて取り上げます。

それと惣領智子が何時頃、結婚したのかは不明ながら、とにかくブラウン・ライス解散後にソロシンガーとしての活動に入ったのは、明らかに惣領泰則との相互影響力が良い方向へと作用していたように思います。

このシングル曲「終りのない歌」にしても、昭和51(1976)年から本格的に発売されていた彼女のレコードの中では、最も売れた代表作ではありますが、他にも素晴らしい歌がどっさりの宝庫の中では、所謂氷山の一角にすぎません。

ということで、本日は後々への布石(?)として、簡単に書きましたが、どうか皆様には、このあたりをきっかけとして、惣領智子の歌、そして惣領泰則のプロデュース&ソングライティングの天才性をお楽しみいただきとうございます。

しかし、ちょいと調べたら、惣領一派の音源のほとんどが未CD化なんですねぇ……。

願わくば体系的な復刻を決死的に望んでおります。

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涙をこえる和製ポップス

2013-01-09 15:11:02 | Pops

涙をこえて / シング・アウト (RCA)

先日書きました、高校時代のブラバン&フォーク組 with バンド組の合同演奏では、サイケおやじ本人が素直になれなかった事も云々、今となっては様々な言い訳そのものが恥ずかしいわけですが、しかしノリ気になっていた演目も確かにありました。

それが本日ご紹介の「涙をこえて」という、和製ソフトロックの人気曲♪♪~♪

ご存じのとおり、昭和40年代後半にNHKが放送していた若者向け音楽ワイドショウ「ステージ101」ではテーマ的な位置付けもあったほど、それはタイトルどおりに前向きな希望を歌った名曲です。

しかも特筆すべきは、それが最初っから大人数で歌う事を想定して作られたが如き、やる側も聴く側も、共に高揚感を得られる流石の仕上がりなんですねぇ~♪

ただし、これは決してNHK用に書かれた楽曲ではなく、既に昭和44(1969)年頃からラジオの深夜放送あたりでは隠れた人気があり、シング・アウトと名乗るグループが堂々とシングル盤を出していたのです。

つまり「涙をこえて」にはシング・アウトのオリジナル(?)バージョンと前述したNHKの「ステージ101」で歌われ、広く一般に親しまれた放送用バージョンの異なるレコードが今日まで残されているというわけです。

そしてさらに名曲の証明と言えるのが、なんとっ! GSのワイルド・ワンズや名前は失念してしまったんですが、女性3~4人組のフォーク系コーラスグループ等々、相当のカパー盤が同時期に出されているんですから、普段は天の邪鬼なサイケおやじも素直にならざるをえません。

いゃ~、これは実際に聴いていただければズバッと直球のストライクだと思いますが、とにかく良い曲、素敵な歌なんですよっ!

特にシング・アウトのシングルバージョンは、ブラスロック風味もありますし、ギターやオルガンを上手く使ったリズムアレンジとリード&コーラスのボーカルパートが絶妙のコントラストを聴かせてくれます♪♪~♪

ちなみにシング・アウトのメンバーは、その数年前の結成時から何度かの離散集合があったらしく、このレコードに参加した顔ぶれはイマイチ特定出来ませんが、それでも惣領泰則(g)、樋口康雄(key)、原田時芳(b)、向山照愛(ds)、ビル・クラッチフィールド(tb,vo)、宮口森也(tp)、池田美和(tp)、江崎和子(vo)、ケリー・コワ(vo)、中岡淑子(vo) あたりが演じていると推察する次第です。

また楽曲そのものには作詞:かぜ耕士、作曲:中村八大のクレジットがあるものの、全体のアレンジは惣領泰則、あるいは樋口康雄が担当したのかもしれません。

さらにこれが件のNHK「ステージ101」に使われたのも、同番組の現場音楽監督のひとりだった樋口康雄の繋がりかと思われますし、グループとしてのシング・アウトも初期の放送には登場しています。

ところが、そこにはシング・アウト本隊のメンバー入れ替えがやっぱりあって、何時の間にか女性ボーカルトリオの顔ぶれが放送日毎に変わっていたり、ホーンセクションが増強されていたりで、結局はそういうところがシング・アウトの本質だったのかもしれません。

一説によると、シング・アウトは世界的な規模の某団体系コーラスグループが母体だったと言われるとおり、最初っから洋楽的なフィーリングを携えていたのでしょう。

言うまでもなく、ここでシング・アウトが演じる「涙をこえて」は、明らかにフィフス・ディメンションを意識しまくった狙いが見事に結実した仕上がりであり、当時としては洗練され過ぎた感も!?

さて、そこでサイケおやじの高校時代の懺悔話に戻りますが、それゆえにやってみると、これがなかなか難しかったですねぇ……。

それはサビの展開の解放感が気持良くて、その後から所謂「走って」しまうんですよ。同時にそこまでの抑えたAメロが、暗い雰囲気に落ちすぎる感じだった事も記憶しています。

当然ながら、発表会のライプはメッタメタな結果で、これをやろうっ! と意気込んでいたサイケおやじはミもフタありませんでした。

ということで、しかし「涙をこえて」は永遠の人気名曲という真実に変わりはありません。

歌詞の内容の幾分の気恥ずかしさも、それはそれで若者の特権の表現であり、素直にそうした事を歌ってしまえるリアルタイムは、なかなか貴重だと思いますよ、カッコつけじゃ~なくて。

こういう歌の良さって、他にもどっさり出ている中で、「涙をこえて」がお若い皆様に自然(?)と知られているのは、これまた吃驚! 音楽の教科書に採用されていたという真相には、サイケおやじの蒙昧無知が露呈しているのでした。

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おやじバンドの歌謡曲:其の弐

2013-01-08 15:25:23 | 歌謡曲

星降る街角 / 敏いとうとハッピー&ブルー (トリオレコード)

昨日は一応の仕事初めでしたから、昼は関係先各所への挨拶回りと軽い宴会に顔を出したんですが、やっぱりいろんなプレッシャーなんかで疲れますねぇ……。

ところが夜になって、おやじバンドのメンバー達と会ってみれば、やはり気の合う仲間って事なんでしょう、ほっとする和みに包まれました。

いゃ~、そういうのが例えアマチュアバンドであったとしても、一番の楽しみなんですよねぇ~♪

で、その席上では当然ながら今後の演目に話が及び、ついには歌謡ロック路線の継承から、本日掲載のシングル盤A面曲「星降る街角」をやる事に決まりました。

もちろん、歌謡コーラスグループでは今や「帝王」とまで称される敏いとうとハッピー&ブルーが昭和52(1977)年に放ったスタンダードなヒットであり、カラオケでも定番の中の人気曲ですから、ヘタレは絶対に許されないでしょう。

しかし言うまでもなく、この曲の本質(?)はラテンロックなんですよねぇ~♪

それは軽快なリズムとウキウキするようなピアノ、泣きのギターと思わずグッと惹きつけられるメロディの美味しい展開♪♪~♪

そして何よりもツインリードのボーカルとチュルチュルのコーラス♪♪~♪

まさに昭和50年代、それなりに前途へ希望が抱けた我国の社会世相と夜の歓楽街の相乗効果が蘇ってきますから、今こそ、こういう歌と演奏で周囲を景気づけるのも、当時を体験してきた我々、おやじバンドのメンバーにとっては総意というところです。

よしっ! 間奏のギターは俺に任せろっ!

久々にそういう意気込みに燃えてしまったサイケおやじではありますが、実は告白すると社会人になったばかりの頃、学生時代にバンドをやっていた事が仕事場でバレて、この歌を宴会でやる先輩諸氏のバックでギターを弾かされた思い出があるですよ、恥ずかしながら。

掲載のシングル盤にしても、その時の練習用にゲットしたブツというわけです。

ということで、なんとなく手クセも残っているんで、メンバーと合わせる時もちょいと余裕があればいいなぁ~~、というのは考えは甘いでしょうねぇ。

そこで早速、昨夜から独り、リズムの練習からやっていますが、流石はラテンロックだけあって、これがなかなか難しいです。

最後になりましたが、敏いとうとハッピー&ブルーは長い歴史と多くのヒット曲があり、それに伴ってメンバー交代も頻繁にあった事は周知の事実です。

そして「星降る街角」についても、幾つかのバージョンがその流れの中で残されているんですが、しかし流石は日高仁の作詞作曲による歌の素晴らしさ! そこには何時でも変わらぬ良さがありますから、言いかえれば愛される事に理由はいらないんですよねぇ~♪

良い曲、良い歌には、それが必須と思っています。

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グルーヴィン松島トモ子

2013-01-07 15:55:37 | 歌謡曲

コーヒーと仔犬 / 松島トモ子 (東宝)

何時の時代も子役は汎用性が高いわけですが、特にサイケおやじに強い印象を残しているのが松島トモ子であり、これは同世代の皆様にとっても一緒じゃ~なかろうか?

と推察が易いほど、松島トモ子は知られた存在でした。

それは映画演劇の世界では「鞍馬天狗」の杉作少年が十八番のボーイッシュな魅力、あるいは「月光仮面」等々のサスペンスアクション物における、お金持ちの令嬢とか、劇中では誘拐されたりする、なかなか被虐のヒロインも似合う存在でありました。

また、歌の世界では所謂童謡のレコードをどっさり出していますし、少女雑誌の表紙やグラビアを飾るのは毎号の定番企画であり、同時にファッションモデルとしても活躍していたのですから、芸能界では立派なトップスタア扱いだったのが昭和40年代中頃までの松島トモ子です。

しかし子役期を過ぎてからは、些か飽きられたというか、失礼ながら、まだ……、やってたの? という気分で彼女に接する人が多かったような気がする事も確かです。

ところが例によって天の邪鬼なサイケおやじは、そういう時期に出していた「松島トモ子の歌謡曲」が好きでして、中でも本日掲載りのシングル盤A面曲「コーヒーと仔犬」には今も完全中毒させられているんですねぇ~~♪

ズバリッ! これはグルーヴ歌謡ポップスの大傑作であり、松島トモ子のパンチの効いたアルトボイスとグッと重心の低いビート感がたまらない演奏パートの潔さは絶品でしょう。

あぁ~、イントロからドンパチ弾けるドラムスとブラスセクションのツカミはOK! そしてウネル節回しの松島トモ子のボーカルスタイルは間奏のギンギンギターと最高の相性を聴かせてくれるんですよっ!

要所でキメる、ちょいと鼻にかかった声も良い感じ♪♪~♪

もちろん発売された昭和46(1971)年早春、テレビでこれに接したサイケおやじは、絶対にレコードをゲットする決意を固めさせられたほどです。

ちなみに藤公之助の作詞には意図的なんでしょうか、子供から大人の女へと変化変貌していく突然の衝動が――

 ひとり過ごした 白い 白い部屋だけど
 赤いアネモネ 青い絨毯

 夢だけ追った 冷えた 冷えた部屋だけど
 今では 今では あなたが

 仔犬はあげましょう さみしい誰かに
 あなたとふたりよ 明日からは

 おとなの味を 知ってみたくて
 ひとりで飲んだ 苦い 苦いコーヒーも

 ひとりぼっちの 慰めだった
 膝の仔犬も みんな みんないらないの

 今では 今では あなたが

――という感じで綴られているんですよねぇ~。

そして都倉俊一が書いた抜群にカッコ良すぎるリズメンブルースの歌謡メロディ♪♪~♪

全く敢然することのない傑作にして、大名唱だと思います。

だって、これは現在でもリメイク出来る他の歌手なんか、出て来れないでしょう!

ということで、今となっては松島トモ子と言えばライオンに食い殺されそうになったタレント?? なぁ~んていうネタ先行の懐かし芸人と思われがちなんですが、まずはとにかく「コーヒーと仔犬」を聴いてみて下さいませ!

これぞっ! 昭和40年代でなければ作られなかったグルーヴ歌謡の決定版として、サイケおやじは永遠に楽しみ続ける覚悟をしているほどです。

アナログ盤シングルのジャケットもなかなか味わい深いものですし、今日ではきっちりCD化もされていますので、聴かずに死ねるかの1曲として、本日は強く推薦させていただきます。

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新年早々の…:其の弐

2013-01-06 16:02:16 | Weblog

やれやれ、若い者の車に同乗しての移動中、もらい事故に巻き込まれてしまい……。

信号待ちで停車中に後ろから追突されてしまったですよ。

原因は2台後方のトラックなんですが、完全な居眠りらしいですよ。

幸いにもサイケおやじは診察を受けても異常無しだったんですが、運転していた若い者は軽度の打撲でしたから、なんだかんだ警察に事情を訊かれたり、こんなトラブルは幸先を悪いですねぇ~。

今年こそは思いこんでも良い過ごし方を心がけようと思っていましたが、何事も自分だけの思惑や力だけでは進まないのが世の中です。

わかっちゃ~いるけど、シンドイですね。

ということで、本日の1枚は休載、ご理解下さいませ。

皆様もどうか不意の事故にはご用心、ご用心!

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最高にスタアらしいアン・ルイス

2013-01-05 15:30:16 | 歌謡曲

白い週末 / アン・ルイス (日本ビクター)

やっぱり今年の冬の寒さは強いんでしょうかねぇ、どうにも身に堪える感じではありますが、来週は再び雪国の非常勤先へ戻りますんで、思わず出してしまったのが本日掲載のシングル盤です。

いゃ~~、まずは青空の下でムチムチの太股を惜しげも無く披露しているアン・ルイスの素晴らしき存在感♪♪~♪

アイドルスタアは、これでなくっちゃ~いけませんよ!

もちろん彼女が日米ハーフで横浜育ちという、生まれながらのハイセンスを自然体で滲ませているところには敵わないわけですが、中でもファッション感覚の素晴らしさは群を抜いていた印象です。

実は告白すると、サイケおやじはアン・ルイスが何時頃から芸能界に入ってきたか、ちょいと曖昧というか、気がついたら、そこに彼女が居たという感じです。

そして掲載のシングル盤は昭和46(1971)年新春に発売されたデビュー曲「白い週末」を収めていますが、作詞:なかにし礼、作編曲:川口真という素晴らしいソングライターコンビの良い仕事も虚しく、大きなヒットにはなっていません。

ご存じのとおり、アン・ルイスが歌手としてブレイクするのは昭和49(1974)年の「グッド・バイ・マイ・ラブ」からですし、後年の歌謡ロック路線の大爆発があろうとは、この時点で想像出来るほど芸能界は甘くありません。

しかしアン・ルイスがテレビや雑誌のグラビア等々で売れっ子だったのは、その屈託(?)の無い笑顔やファッションセンスの良さ、気どらないお洒落とハーフらしからぬ(?)義理と人情味にありました。

特にきちっとした礼儀や所作は、一般的なイメージから想起しがちな明るい奔放さとは対極にありながら、実は彼女にとっては同じ割合の生活態度だったんじゃ~ないでしょうか?

ちなみに歌手としてのアン・ルイスは柔らかいパラードに最高の持ち味を発揮するというのが、サイケおやじの聴き方ですから、1980年代の全盛期にやっていたハードロック歌謡は魅力的ではありますが、今ではちょっと率先して聴く気分ではありません。

むしろカーペンターズのカレンのような味わいを狙って欲しかったんですよ。

まあ、それは数枚のアルバムの中で結実していますので、何れ取り上げたいと目論んでいます。

そこで前段として、アイドル歌謡ポップスを歌っていた頃のアン・ルイスというのが、本日のテーマでありました。

結論としては、歌手デビューから例の大ヒット「ラ・セゾン」を出した昭和57(1982)年頃までが、その時期になると思っていますが、個人的にもそのあたりが一番好きです。

ということで、本日はアン・ルイスについて、ちょいとサワリだけ書いてみました。

彼女の場合は、もしかしたら女性のファンも予想外に多いみたいですので、必ずしも野郎どものスケベ心だけでは推し測れない魅力があるような気がします。

やっぱり素敵なスタアでありますね、アン・ルイスは♪♪~♪

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これはどっちが悪いのか?

2013-01-04 16:21:18 | Weblog

申し訳ございませんが、本日の1枚は休載させていただきます。

理由は何度やっても記事投稿が出来ないんですよ。

瞬間的にパッと消えてしまうのは、何故??

とりあえず本日は様子をうかがっているところ……。

う~ん、新年早々、トラブルは困りものです。

失礼致しました。

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微笑に理屈はいらない

2013-01-03 16:19:13 | 歌謡曲

ほほえみ / 林寛子 (キャニオン)

世の中を幸せな気分にするには、やっぱり笑顔が一番かもしれませんねぇ~♪

もちろん「作り笑い」や「笑ってごまかす」、時には「笑って許して」という所作も、その範疇としては効果的だと思いますが、何気ない「ほほえみ」にはかなわない気がします。

そこで本日は、そのものズバリ!

今やコテコテのおばちゃんタレントになってしまった林寛子のアイドル歌手デビュー曲「ほほえみ」を出してみました。

う~ん、いかにも芸能界どっぷりの仕草と面立ちが、これほどイヤミなく表現出来るのは、彼女の最高の持ち味だったと思いますねぇ~♪

ご存じのとおり、林寛子は子役時代から知られた存在でしたから、わざわざテレビのスカウト番組「君こそスターだ!(フジテレビ)」出場し、初代グランドチャンピオンにならなくとも充分に活躍出来たと言われるほど、その芸能的な資質は抜群でしたし、実際、リアルタイムの昭和48(1973)年秋の同番組スタート期に彼女がエントリーしてきた時から、視聴者は絶対に勝ち抜くのは林寛子!

それは読めていたと思うんですよねぇ~~。

まあ、今となっては話題作り以上に、あざとい「番宣」を兼ねていたような穿った見方も出来るんじゃ~ないでしょうか?

なにしろ、同系のオーディション番組としては先行していた「スタア誕生(日本テレビ)」と肩を並べるきっかけが作られたのは、そうやって子役からアイドルスタアに転身した林寛子が忽ちトップの人気者になった実績があればこそです。

つまり林寛子には、確固たる実力と受け入れられる魅力があったという事なんですねぇ~♪

それはこのデビュー曲「ほほえみ」のジャケ写のイメージの絶対性、さらに作詞:千家和也、作曲:鈴木邦彦、そして編曲:竜崎孝路が職人技を駆使した楽曲の良さに集約される企画の勝利でもありましょうが、幾分甘えたような歌い回しと程好い歌唱力のアンバランスのバランスという、まさにプロの姿勢を披露する林寛子の才能がなければ、とても成り立たなかったと思われます。

ただし、歌手としては特別な大ヒットは出せず、また映画やドラマに出演した中にも、決定的な作品としては昭和53(1978)年のテレビドラマ「がんばれ! レッドビッキーズ」あたりしか記憶に無いんですが、それでも林寛子の印象は今も強いのですから、流石というべきでしょう。

もちろん昭和55(1980)年でしたでしょうか、黒澤久雄と結婚し、子育ても一段落ついた頃からバラエティ番組に登場しては、ひとりで喋りまくる姿も強烈なほどです。

そういう飛び抜けた「芸能力」こそが、林寛子の真骨頂!? 彼女に対する好き嫌いは当然あるはずです。

しかしサイケおやじは日頃の頑迷も忘れ、それが許せるんですから、この世の理とは不思議なもんです。

このデビューシングル盤にしても、本来であれば買うはずも無い領域のはずが、半ば強引にゲットさせられてしまい、ジャケ写を眺めながら聴いていると、理屈は無用の至福感に包まれるんですからねぇ~~♪

ということで、結局は感じる幸せに理由はいらない!?

それを教えて(?)くれた林寛子は、やっぱり凄いスタア性の持ち主と思うばかりです。

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幸せ気分はベタでE~~♪

2013-01-02 15:27:57 | Rolling Stones

Happy / The Rolling Stones (Rolling Stones / ワーナーパイオニア)

正月のテーマを「ハッピー」と決めた以上、思いっきりベタですけど、本日はこれっ!

ご存じ、ストーンズが1972年に出した傑作2枚組アルバム「メイン・ストリートのならず者」からカットした人気曲♪♪~♪ なぁ~んていう説明なんか無用のなんとやらでしょう。

ストーンズと言うよりも、今やキース・リチャーズの代名詞ともなっている痛快R&Rとして、本人がリード歌い、メンバーがノリの良いサポートを披露するステージアクトは、常に最もストーンズらしい瞬間を提供してくれるのですから、ここに収められたスタジオバージョンもリアルタイムで「ダイスをころがせ / Tumbling Dice」に続くヒットになっています。

しかもサウンドの作りが、この頃からキース&ストーンズの常套手段となったオープンGチューニングを使うギターのコードカッティングで、それはライプ映像からして一目瞭然! なんとっ! 4フレットにカポタストを装着し、ほとんどBかEのコードしか鳴らしていない、つまりは開放弦優先主義のファジー感が豪気な仕上がりに繋がったとしか思えません。

ですから、彩りとしてのスライドギターや煽りたてるホーンセクション、バックコーラスどころか、終盤ではリードを歌ってしまうミックの堪え性の無さも含めて、これほどストレートにロックを聴く喜びを伝えてくれる歌と演奏もありませんよねぇ~♪

もちろん歌詞だって、如何にもストーンズらしい、モロ出しの欲望の裏側に潜む享楽の機微を表現していると解釈するべきでしょうか。

 俺は日銭は持たないぜ
 
 煩い女はお呼びじゃ~ない

 二度目のチャンスだって、活かせたためしは無いんだぜ

 俺には幸せでいられる 愛が必要

 ベイビー 俺を幸せでいさせてくれよ

等々、直訳すれば、そんな感じの歌詞ではありますが、実はスラングや内輪ウケの言葉がぎっしりなんでしょう。とてもここでは書けない、深くて、アブナイ言い回しやフレーズが、それとなくシンプルな英単語から伝わってくるはずです。

おそらくキースは、決して肯定的な幸せを歌っているわけじゃ~ないんだと、サイケおやじは思うのですが、いかがなもんでしょう。

もちろん「幸せ」の定義は十人十色の感じ方であって、環境では幸せになれませんし、時にはマイナスのベクトルを幸せと思う事だって、否定は出来ません。

しかし、であればこそ、幸せを希求する気持ちは常に持ち続けていたいし、生きとし、生けるものは須らく、それを基本としているんじゃ~ないでしょうか。

あっ、いかんっ! またまた今年も屁理屈、書いてしまいましたですねぇ……。

ということで、まあ、音楽聴くには理屈よりも、その場の気分次第っていうのが大切なんでしょう。

その意味で、キース&ストーンズがやってくれる「Happy」は、文字通りの快楽追求であって、楽しむことに理屈は無用!

いゃ~、なかなか楽しい♪♪~♪

それで充分ですっ!

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