OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

今年はシンプルにいきたいです

2017-01-01 17:17:13 | 歌謡曲
シンプル・ラブ / 大橋純子&美乃家セントラル・ステイション (フィリップス)

謹賀新年♪
 
新しい年を迎えて、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
 
もちろん、幸せも不幸も、人の心が決めるものですし、決して環境では幸せになれない事は、この世の理ではありますが、それでも穏やかで安らぎが感じられる日々になればと思っております。
 
そこでサイケおやじも一丁前に、今年の心構えを述べさせていただければ、それは「シンプル」という言葉を是非に追及したい所存です。

つまり、昨年のように考え過ぎたり、石橋を叩き過ぎる様な行動は、逆に自分や周囲を困らせるだけなんじゃ~なかろうか?

というふうに思えば、所謂「感」も大切なのが仕事や生活の基本のひとつかもしれず、ならば大変に難しい事ではありますが、自分の気持に正直にやっていくのが心の安寧に繋がるはずと決意している次第です。

さて、そこで新年の一発目は大橋純子が昭和52(1977)年に放った大ヒット「シンプル・ラブ」であります。

皆様ご存じのとおり、当時は既存の歌謡曲とは別に「ニューミュージック」と称された新種のそれが市民権(?)を得て間もない頃で、極言すれば歌謡フォークのブームから繋がっている動きでもあったんですが、そこから更に洋楽を大胆に取り入れ、つまりは昭和歌謡曲を成立させていた大きな要素である朝鮮半島のモードを薄口に扱っていたところが、若者にも日本語の歌が受け入れられていた理由のひとつでした。

そして、それゆえにボーカルのノリやバックの演奏が洋楽最前線を強く意識せねばならない状況となり、平たく言えばテクニックやフィーリングに洋楽っぽさがなければウケなかったわけで、その点からすれば大橋純子のソウルフルな節回しや声量の凄さ、またバックを務める美乃家セントラル・ステイションの演奏力の確かさは圧倒的!

この作詞:松本隆&作編曲:佐藤健が提供の「シンプル・ラブ」にしても、まずは作編曲のカッコ良さは圧巻ですし、それがスタジオレコーディングは当然ながら、特にライブステージの現場におけるテンションの高さはリアルタイムで接した皆様であれば、納得されているに違いありません。

幸運にもサイケおやじは、その頃の美乃家セントラル・ステイションと大橋純子の共演ライブを何度か体験することが出来ましたが、時には猛烈なスピードで演じられる「シンプル・ラブ」には眩暈を覚えたほど!?

しかし、本音を言えば、この楽曲は松本隆の綴った歌詞も素敵なんで、このシングル盤に刻まれたスタジオレコーディングバージョンのスピードが一番好きなんですよ♪♪~♪

 シンプルラブ~~ 考えすぎね あなたぁ~~
 シンプルラブ~~ 心の向くままぁ~~~

この最初の一節だけで、サイケおやじは完全にKOされてしまいます♪♪~♪

そしてもちろん、それが大橋純子という不世出のボーカリストによって歌われていたのは幸せとの出会いのような気分♪♪~♪

ということで、今年はとにかく「シンプル」にいきますよ、何事も!

決して居直りではなく、それでも我儘で迷惑をかけないように心しながらも、自分の気持に素直になれないんじゃ~、生きている、生かされている有難味が薄いように思っております。

そして皆様にとっても、安らかな年になりますよう、祈念する次第です。

何かと愚痴や勘違いの発言が目立つ拙ブログではありますが、よろしくお願い申し上げます。
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