OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

カレーは皆が好きなんじゃ~ないか♪

2021-06-24 19:52:55 | 歌謡曲

夕ごはんはカレーにしましょう / 中山恵美子 (ミノルフォン)

サイケおやじは子供の頃からカレーが大好きで、夕方帰宅した時にカレーの香を感じた時の無性に嬉しくなった気分は、今も変わりません (^^♪

これは日本人ならば、誰にでも刷り込まれている味覚的嗜好かと思えば、必然として「カレーの唄」ってのも様々に作られていて、例えば遠藤賢司のフォークの代表曲「カレーライス」なんていう、そのものズバリの自作ヒットもありますが、本日ご紹介するのは、昭和50(1975)年末に発売された裏人気作「夕ごはんはカレーにしましょう」です。

いゃ~~、これが!?

ある意味では噴飯物の痛快作、あるいは怪作として好事家のみならず、当時から局地的にヒットしていたソウル歌謡でありまして、作詞:岡田冨美子&作曲:佐藤健が提供した楽曲本篇はホノボノタイプのファミリー・ラブソングでありながら、沢健一が施したアレンジがイントロからニューソウル全開で、コーラスやギターの存在感は言わずもがな、ベースとドラムスのグルーヴやハッスル系のストリングスまでもが、正に当時のブラックミュージック流行最前線から匠の技の剽窃なんですねぇ~~ (^^♪

また肝心の中山恵美子のボーカルがアニメ声っぽいオチャラケタ節回しではありますが、だからこそ、少~しばかり辛辣な歌詞の世界が和みに繋がっているんじゃ~ないでしょうか。

そうですよ、これをイヤミと受け取られては心外の極みでありまして、サイケおやじはノー文句でシビレっぱなしという事なんです (^^♪

そして歌っている中山恵美子は歌手でありながら、実はラジオのDJとしても人気があり、加えてシンガーソングライター的な活躍も出来ていた才女だったんですが、やはりラジオの世界での活動が多かった所為でしょうか、今となっては知る人ぞ知る往年のスタアというのが一般的な認識かもしれません。

それは安定的な人気が継続していた昭和57(1982)年頃、折しもブレイクした日本のロックバンドの一風堂の主要メンバーだった見岳章(key) と結婚~引退という道を選ばれたのも……。

ということで、中山恵美子には同系というか、かなり面白いレコード・楽曲がありまして、追々にご紹介したいと目論んでおります。

決してコミックソングというわけではありませんが、そ~ゆ~類でも真剣に作られていた昭和のエネルギーを感じるのは、カレーが本当のご馳走だった頃と相通ずるものがあるんじゃ~ないかなぁ~~ (^^♪

そんなふうに思うばかりです。

あぁ~~、カレーが食べたいなぁ~~♪

コメント (2)
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