OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ part-41:中山圭子

2021-06-23 19:38:22 | 歌謡曲

タッチ・ユー c/w イマジーナ / 中山圭子 (CBSソニー)

「この人」シリーズで取り上げた中山圭子は、アイドルシンガーとして売り出されたと推察しているんですが、その中でも実力派だったんじゃ~ないか?

と思うのは、このシングル盤を聴いた限りの印象なんですが、そもそも、このジャケ写の地味ぃ~な雰囲気というか、ニューミュージック系のボーカリストみたいなイメージショットは、凡そアイドルらしいとは思えないんですが、いかがなものでしょう。

で、肝心の収録A面曲「タッチ・ユー」はドラマチックなイントロからミディアムテンポで、じっくり歌い上げるスタイルのアイドル系歌謡ポップスと書きたいところなんですが、中山圭子の声質がアルトボイスなもんですから、やっぱりニューミュージックに傾いている感じかと思います。

作詞:山川啓介&作曲:穂口雄右、そして編曲:船山基紀とクレジットされた制作スタッフにしても、そのあたりのバランス感覚は十八番の面々ですから、狙いどおりの仕上がりだったとしたら、彼女の歌唱力だって素晴らしいんじゃ~ないでしょうか (^^♪

ちなみに発売されたのは昭和55(1980)年5月ですから、文字どおり所謂「1980年代アイドル」の先駆けだったのかもしれませんが、既にして確立されていたニューミュージックと称される「新しい歌謡曲」の路線を敷かれていたのも、納得するしかありません。

また、この楽曲は、日本ヘラルド映画配給「奇跡の人」のイメージソングとジャケットスリーブに記載されているんですが、サイケおやじは件の映画を鑑賞した事がありませんので、その関連性については触れられません (^^;

しかし、このB面に収録された「イマジーナ」が、実はサイケおやじのお気に入りで、作詞:山川啓介&作編曲:穂口雄右が企図提供したのは、アップテンポのラテンロック系アイドル歌謡ポップスでありまして、リズムとビートに臆する事なく節回す中山圭子のボーカルが、なかなかにグルーヴィ (^^♪

う~ん、やっぱり彼女は実力派だったんでしょうねぇ~~♪

と書いたのも結局、サイケおやじは中山圭子にはテレビ等々でも接した記憶がありませんし、このシングル盤にしても、かなり後になってから中古屋のバーゲンコーナーから釣り上げた1枚ですからねぇ……。

今となっては、リアルタイムで聴いてみたかったボーカリストであります。

ということで、話は全く逸れますが、ますます暗雲に包まれてきた東京オリンピックは、小池都知事の入院にしても、失礼ながら、現実逃避というイメージがありますし、スポンサーだとか、利権諸々の裏事情が、ここまで露骨に浮かび上がっているのでは、素直に競技を観戦する気分も削がれているのが一般人の気持ちでしょうか……。

また、キーポイントとも言うべき感染対策にしても、既に来日したウガンダ選手団から2名の陽性反応が検出されては、先が思いやられます……。

あぁ……、ど~なっちまうのかなぁ…… (-_-)

コメント
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