■サンタが街にやってくる / Carpenters (A&M / キングレコード)
クリスマスにはロクな思い出がないサイケおやじではありますが、それでも巷から流れるクリスマスソングを耳にすると、妙に燥いだ気分にさせられるのは何故でせう?
それはある種の「パブロフの犬」ってものかもしれませんし、あるいは刷り込まれた希望の表れだとしたら、基本的に仏教徒のサイケおやじが異教徒の祝祭に侵されるのは潔しとはしないわけです。
と、まあ例年、クリスマスになると諸々否定的な事を述べてしまう天邪鬼は、ご容赦ください。
そこで本年本日ご紹介させていただくのはカーペンターズのクリスマス用シングル盤でして、A面に収録してあるのは、説明不要の定番「サンタが街にやってくる / Santa Clkaus Is Coming To Town」なんですが、このジャケ写イラストのサンタクロースの表情って、なんだか不気味に見えませんか?
ありがちなB級ホラーだと、クリスマスに殺人鬼のサンタクロースが登場したりする物語もありますが、コロナ禍の現在、サンタクロースだってマスク着用が義務付けられているとしたら、尚更に怖いような (^^;
ということで、もうひとつ、ハッと気がつけば今年は飯島愛の13回忌……。
自宅マンションで変死体となって発見されたのが、12月24日でありました……。
あの当時の連日、様々な憶測が飛び交う大騒ぎが続き、ど~にも落ち着かない年末年始だった記憶は、今でも失せていませんが、あらためて時間の流れの速さも痛感させれた次第です。
あぁ……、来年のクリスマスはっ!?
本日は、そんな鬼に笑われる話を夢想してしまうサイケおやじであります。