OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

教えられる悲しみは…

2020-12-14 16:54:48 | 歌謡曲

悲しみのシーズン / 麻丘めぐみ (ビクター)

すっすり寒くなってきましたですねぇ……。

そして世間はコロナ禍で混沌としている所為もあり、人はだからこそ享楽と諦観の間で迷うのでしょうか……。

不肖サイケおやじにしても、仕事で関係先との連絡が上手く行かず、そんなこんなは、お互い様という現状の中、最近は――

  いいことも 悪いことも
  あなたが 教えてくれたから
  明日から先のこと
  怖くてたまらない

―― なぁ~んていう歌の一節が胸中を駆け巡り、ようやく今朝になって、それは麻丘めぐみが昭和49(1974)年秋に出した本日掲載のシングル盤A面曲「悲しみのシーズン」である事を思い出した次第です。

いゃ~~、流石に作詞;千家和也&作曲:筒美京平、そして編曲:あかのたちお!

この名匠トリオからの提供ですから、麻丘めぐみの歌いっぷりも、これまで以上に気持ちが入っているというか、おそらくは彼女のシングル曲ではデビュー以来の真正マイナー調の楽曲になりましょうか、それゆえに大人の世界を表現し、アイドルシンガーからの転身を図ったのかもしれません。

そんなふうに思い、あらためてジャケ写ポートレートの彼女を眺めてみれば、確かに大人っぽい雰囲気が滲み出ていますよねぇ~~♪

現実的には、この頃から人気は安定期に入り、歌手以外の活動も目立ってきた印象もありますが、シンガーとしては魅力的なレコードを様々残しているので、追々にご紹介していきますね (^^♪

ということで、為政者どもの無責任な馴れ合いは、もう……、たくさんですっ!

特に軽口ガースー総理とパフォーマンス優先主義を見せつける東京都知事のザマは、反面教師以上の存在感でしょう。

確かに、いいことも、わるいこと、あなたが教えてくれるわけですが、市井の我々は、そんな季節に悲しんではいられないと思うばかりです。

コメント
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