OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

南風でハイテンション

2016-02-12 13:26:08 | 歌謡曲

南風 / 太田裕美 (CBSソニー)

今日は久々に爽快な目覚めの朝になりました。

もちろん、申し訳なくも、昨日はインフルエンザの罹患とはいえ、すっかり午後からは甘えきっての二度寝天国を決め込んだおかげですから、感謝しなければバチアタリという心意気は大袈裟でしょうか。

また、本日は春本番も間近いというポカポカの陽気になりましたですねぇ~♪

そこでジャストミートするであろう昭和の名曲と言えば、太田裕美が昭和55(1980)年に出した掲載シングル盤A面収録の「南風」です。

なにしろ、これがイントロから全篇の曲調、そして演奏パートのアレンジまでもが当時流行のウエストコーストロック&ポップスがモロ出しという洋楽歌謡の典型でありまして、当然ながら軽快なアップテンポで歌う太田裕美も自身の十八番の「節」を全開させた歌いっぷりですからねぇ~~♪

その甘えた節回しこそが、太田裕美の存在証明であったとすれば、某飲料水のCMソングとしての起用企画も大成功♪♪~♪

きっと皆様も一度は耳にしたことがあろうはずと思っています。

あぁ~、以前にも書きましたが、彼女にはこうした「季節物」の歌が本当に似合いますねぇ~♪ それを再認識です。

ちなみにこの「南風」を作詞作曲した網倉一也は学生時代からフォーク系のシンガーソングライターとして、局地的に知られてはいたのですが、自らのレコード制作よりは曲作りに可能性を見出したというか、そっちの才能を業界に認められ、裏方に回ったのは絶対の正解だったわけで、殊更昭和50年代後半から昭和60年代にはアイドル歌謡やニューミュージック系の傑作ヒットを幾つも書いていますので要注意ですよ。

また、アレンジを担当したのが萩田光雄ですから、その流行性感度の高さは抜群で、ここでは既に述べたとおり、リズムのキメ方やギターの泣き具合等々、まさしく当時のLAサウンドが歌謡曲に活かされた心地良さ♪♪~♪

今となっては、それすらも懐かしいと言われれば、全くそのとおりのニューミュージック歌謡になっていますよねぇ~~♪

ということで、本日は様々な要因が良い方向へと作用したのでしょう、朝っぱらから「南風」を鳴らして、周囲からは呆れ顔されましたが、サイケおやじのテンションは高いです。

後はこれを持続させるエネルギーの問題だけっ!?

まあ、それも一期一会ということで、南からの風におまかせの心境です。

コメント
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