OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

このポーズにして、この歌あり♪

2014-03-29 16:03:00 | 歌謡曲

恋はそよ風 c/w 涙の中を歩いている / いしだあゆみ (日本コムロビア)

さてさて、今日はすっかり初夏の陽気になりましたですねぇ~♪

そこでちょっくら仕事関係者の花見の宴に顔を出し、後はブラブラと音盤猟や映画鑑賞等々、休日を堪能する予定なんで、掲載した1枚も、そうした気分に合わせてみました。

どうです、このジャケ写こそ、全く初夏に相応しいでしょう~♪

スバリ! いしだあゆみの昭和44(1969)年春は、まさにこれがジャストミートでありました。

思わず鑑賞する角度を変えたくなるほどの魅惑の脚線美とアブナイ誘惑のポーズもさることながら、それが芸能人ならば普通でもあった時代の素晴らしさに、リアルタイムを過ごしたサイケおやじは素直に感謝するのみです。

そしてもちろん、肝心の楽曲「恋はそよ風」は作詞:橋本淳&作編曲:筒美京平という、絶対的な黄金コンビが手掛けていますから、当時最先端の洋楽流行を強く意識した作風はお約束以上!

つまりハリウッドポップス系ソフトロックを歌謡曲に転用したアレンジとメロディの魔法は、そのまんまグラス・ルーツフィフス・ディメンション、あるいはA&Mサウンド等々を直感させられるスマートさに満ちていますし、如何にも春らしい愛と恋の希望に溢れた歌詞を軽く節回すあたりは、いしだあゆみの十八番として、心地良い限りでしょう。

しかし実は「恋はそよ風」はB面扱いなんですよ!?

う~ん、素晴らしき添え物というには、あまりにもお洒落でスマートな歌謡ポップスに仕上がっている現実は、決して侮れません。

ですから同じ制作者コンビによるA面の「涙の中を歩いている」が悪いはずもなく、こちらはロックビートも強い感じの歌謡曲そのものが企図され、いしだあゆみの幾分諦観が滲むような、アンニュイなポップスフィーリングが全開♪♪~♪

当然のように大ヒットした記憶も鮮烈な名曲名唱なんですが、しかし今日の陽気の中にあっては、やはりB面「恋はそよ風」に気持を惹かれるというわけです。

ということで、正直に告白すれば、やはり二つ折りスリーヴであればこその選択の自由として、サイケおやじは、ど~してもミニスカ姿に魅了されてしまうのです。

あぁ、この撮影現場に居合せたなら、きっと見学位置は向かって左側である事は必至!

そういう妄想は永遠に消えることがありませんです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする