OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

歌謡ロックが旬だった頃の四季

2014-03-15 15:14:14 | 日本のロック

あやつり人形 / 四季 (エレック)

例によって、今回も出張旅先の中古屋でゲットしてきたのが、本日掲載のシングル盤です。

四季というバンドは決してブレイク出来なかったわけですが、ここに収録のA面曲「あやつり人形」が発売された昭和49(1974)年以来、ずぅ~っとサイケおやじの耳から離れなかったもんですから、前述した経緯で邂逅出来たのも、何かの縁と思います。

う~ん、そこはかとない甘さが滲む、まさに王道の8ビート歌謡ロックが楽しめますよ♪♪~し♪

ちなみに四季のメンバーは伊集院良二(vo,key)、三浦秀夫(g,vo)、太田祐二(g)、牧田和男(g,b,key,vo)、中浜辰己(b)、北田常光(ds) の6人組とされていますが、この「あやつり人形」を書いた牧田和男はバンド解散後に様々なセッションやライプの現場で助っ人として活躍し続けた業界の有名人でしょう。

中でも特に知られているのは、昭和50年代の海援隊のバックバンドにおける的確なベースプレイかもしれませんが、プロデューサーとしての評価も高いと言われています。

ということで、昭和50年前後はフォークもロックも歌謡曲的に解釈したバンド形態のグループが続々とメジャーデビューしていた頃で、もちろん規模は違いますが、なにか往年のGSブームに共通する勢いが感じられたものです。

まあ、そう思っているのはサイケおやじだけかもしれませんが、それにしても現在、当時はシングル盤しか出せなかったバンドやグループの音源覆刻の脆弱は……。

つまりGSだったら、相当にマイナーなグループでもオムニバス盤収録で聴ける場合がある事を鑑みれば、一応は「日本語のロック」という些か面映ゆい括りでもOKですから、ぜひとも各レコード会社協賛の纏まった復刻企画を望みたいですねぇ~~。

もちろん、そうなった四季は必ず入れて欲しいというわけです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする