昨日は、久々に実家でのんびり、というか独りで留守番していました。
そこで蔵書の整理、聞えはいいですが、実はエロ本の整理なんですが(笑)
しかし、ダメですね、読みふけってしまって……。全然、はかどりませんでした。計画では、目次くらいはPCに入れて検索出来るように目論んだんですが。
まあ、追々、やるしかないです。で、その時のBGMが――
■Dusty Springfield In Memphis (Mercury)
イギリスの女性歌手、ダスティ・スプリングフィールドがアメリカはメンフィスに乗り込んで作った素晴らしいアルバムです。彼女は熟女系ですが、硬質でハスキー、それでいてお色気たっぷりのボーカル、抑えた表現から滲み出るディープなソウルとメローなテイストが、聴くほどにグッときます。
このアルバムは、アメリカのアトランティック・レーベルで、当時アレサ・フランクリンを手がけていた3人のプロデューサーのジェリー・ウェスクラー、トム・ダウト、アリフ・マーディンの指揮で作られました。
演奏にはレジー・ヤング(g)、トニー・コグビル(b)、ボビー・ウッド(key)、ジーン・クリスマン(ds)が参加していると思われますが、もちろんタイトで躍動的なリズムを出していて、最高です。
加えて重いストリングス、シャープなホーンという、温か味と鋭さのバランスが良いアレンジも素晴らしい♪ また黒人女性バック・コーラスも素敵、素敵、素敵♪
ここで彼女が歌っているのは、キャロル・キングやバカラックが作った、所謂ソフト・ロック・タイプの曲が中心ですが、それがソウルフルなので、全くアキが来ない永遠のマスターピース! 皆様にはぜひとも聴いて欲しい名作アルバムですよ。
発売は1969年でしたが、現在でもこれを越えたボーカル・アルバムは、幾つも無いと、私は思います。聴くほどに味が出てくる雰囲気です。