OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

レモンの搾りすぎ

2005-10-03 14:47:54 | Weblog

音楽には、その時の思い出が詰まっているとか申しますが、そこに「嫌な」というのが付くことがありますね。

誰しも忘れてしまいたい記憶があるわけですよ。思い出したくもない、思い出が……。

私の場合はそれが多すぎるんですが、そのひとつが、妹にオナニーを見つかった事です。

それは高1の時でした。油断したんですよ、率直に言えば。

何せゼップなんか聴いていましたからね。ここはあえて「なんか」と言わせて下さい。

曲は「レモン・ソング」で、当時はディープと思っていた彼等のブルース・フィーリングに浸りきっていた時……(~_~;

この曲の歌詞の中の「レモン」は黒人スラングで「性器」を指すことを後年、私は知るのですが、何たることでしょうか……。これはツクリでも何でもなく、その時の私は「Squeeze My Lemon」状態だったわけで、これは正真正銘の事実です。

ちなみにその時のオカズは「花と蛇」、母親に密告され、あえなく焚書の刑でした……(~_~;

つまり、その時のBGMがこれなんですよ――

Led Zeppelin Ⅱ (Atlantic)

言わずと知れた20世紀の名盤ですが、前記の一件以来、どうしても馴染めないレコードになったわけです。

でも内容は秀逸、カッコイイし、ディープだし、完璧に作ってありますから♪

そうか黒人ブルースを大音量でやって、なおかつイギリス民謡をプラスすると、こんなに良い味が出るんですね♪

でもこんな名盤を素直に聞けなくなった私は、不幸なのでしょうか……?

答えは、まだ出ていません。

コメント (4)
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