ノーヘルが横行してます。特にヒドイのが新潟、青森、次いで3位が秋田。率で言うと、たったの2%。98%がノーヘル。
秋田市内の高校生200人に聞いたそうです。ノーヘルの理由、その1。ヘルメットを持ってないから。~買えばいいでしょ。
その2。みんなかぶっていないから。~みんなで歩けば怖くない。
その3。髪形が崩れるから。~本音が出ました。
その4。格好悪いから。~当たってる。
高校生は身体が出来ているから、まだいい。小さい子は、ほんと危ない。むしろ高校生は自分が凶器になり得る。向こうから凶器がやって来た。だから防具を着ける。これじゃあアメリカン・フットボールの考え方と同じ。籠手や胴も着けろや。
というオレも、あのヘルメットのラインナップじゃあ、御免こうむる。もっとカッコイイのを作ってくれや。
イチ押しは、独眼竜政宗のカブト。2番目はオオタニが被るヤツ。ナニッ? かえって危ない? そりゃそうだ。じゃあ50歩譲って、カウボーイ・ハット風。若い人には「ウルトラマン風」。
これで、どうだ。ウルトラマン自体、古い? なら今風のガンダムでも何でもいいや。とにかく「カッコよく」して欲しい。
このことだけ、なんで商業主義を採用しないのか。不思議だ。売れるヘルメットなら、いくらでも作れそうなのに。
そんなに基準が難しいのか。
ま、とにかく。田舎は都会ほど危険は少ない。のんびり、行こうぜ。
(ま、ムチャしないのが一番だけど。)
人間、生まれたのも奇跡だけど。今生きてることも奇跡。自分もそれを考えてた。高松の池が凍ったばかりの時、サークルのお姉さんを誘ってスケートをしたことがある。その彼女、スピードスケートを持って来た。さっすが盛岡人と思ったね。だけど氷の薄い箇所があって、「メリメリ」って足元で音がするの。悲鳴を上げたね。すぐに戻って、事なきを得たけど。あれで池の底に沈んでいたら、と今頃怖くなってきた。
みんなそうじゃないかな。生かされているのは、奇跡みたいなもんですよ。
これ、切実なの、高校生よりおとうさんじゃないかな。
薄毛が気になる年頃になって来て。毎朝ジェルとドライヤーを駆使してふんわりと増量してるのに。ヘルメットなんか被った日にゃぁぺっちゃんこ。朝の貴重な30分の苦労が水の泡。
わしゃ―被らんぞっ、って。あんなの被ったって気休めだっ、って。安全運転してるから大丈夫だっ、って。ヘルメット会社の宣伝に踊らされるやつは馬鹿だっ、って。政治を動かして儲けようと企んでるんだっ、って。
あることないこと言い訳を並べて、あるがごときに作り上げた頭を守る。。んじゃないかな~
私の住んでた団地は山間地。木を切り谷を埋め、山の天辺に新しく作った団地。長い坂で下界に繋がってました。
私の自転車は、ペダルのところの歯車を普通より大きいのに替えてもらってありました。
そうすることによって、下りでも漕ぐことができました。下に向かって最速のギアで加速すると、原付を追い越すことだってできました。
あるとき、前方にノロノロ~っと軽四が出て来て私の進路を塞ぎました。
(わー!!遮るな自転車は急に止まれない。)
私の体は宙を舞い、軽四の上空を一回転してあっち側に背中から落ちました。
自転車はフレームが折れました。
私の頭部は壊れませんでした。
ヘルメットのお陰です。
あるときは、顔から落ちたこともありました。競輪用のつばの無いヘルメットでしたが、ヘルメットには厚みがあるので、地面との間にスペースができ、顔は無傷でした。頭蓋骨は勿論守られました。(膝は手術でしたけど。)
またあるときは、、
とにかく、被った方が良い。
色んなかっこいいデザインのがあるから、好きなの選んで皆で被るべし。
好みと用途で、ハット型、キャップ型、携帯に便利な折り畳み式、完全防備フルフェイス型、、
私の好みは、新国立競技場の最初のデザイン。あんな形の風通しの良さそうなヘルメット。