黒鉄重工

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カナダの旧車展示会で魅惑のアメ車を堪能する その2【2016/5/28】

2020-07-15 22:12:25 | 日常記
ロックンロール・チャリティ・カーショーの続きです。
これはクライスラー・1931年式クーペ
メタリックブルーがイカスやつ。クライスラーのこの年代の自動車はよく分からぬ。


ボンネットのマスコットがおしゃれ。


後ろ。


キッズカー置き場。


謎バイク。


フォード・1933年式クーペ
シャコタンと出っ歯グリルで紫の塗装っていうやや族車っぽい出で立ち。


後ろ。


シボレー・ノマド(1957年式;初代)
当時のワゴン車では画期的なハードトップ風スタイルがイカしてると話題になったワゴン車。


LS3型4.3L V8エンジン。


運転席。


トランクはこんなかんじ。半開きにして容積を少し増やすこともできにけり。


後ろ。
ハードトップ風だったりテールフィンがあったりで、ワゴンながらかっこよいのです。


ランボルギーニ・ガヤルド(2006年式)
ランボルギーニは初めて見たな。たぶん会場で一番高い車。
なんかちっちゃいなと思ったんですが、そういう小型車なんですな。


リアエンジン車なので後ろにグリルが有りにけり。なおボンネットの部分にトランクがある模様。


後ろ。


エンジンルームを開けてくれているのがありがたや。


小型車といっても510hpの5.0L V10エンジンです。


シボレー・カマロIROC-Z28(1985年式;3代目)
ご存知シボレーのクーペ。IROC-Zというのはたぶんレース仕様のチューンがされたやつじゃないかと、知らんけど。


5.0L V8エンジン。


後ろ。これは80年代だというかんじですね(適当)


オールズモビル・スーパー88(1958年式;3代目)
オールズモビルのフルサイズセダンです。知らない車でした。


クロームマシマシですなぁ。かっこよさ。


88の上位グレードのスーパー88はクローム部品を多用したため、「クロームモビル」と呼ばれていたそうな。ドアまでクロームが伸びてるぞ。


運転席。
50年代以降のアメ車にはよくルームミラーからサイコロがぶら下がっているんですが、なんか意味があるのかねぇ、、、と調べたら、ファジーダイスというお守りなんですね。日本人がルームミラーに交通安全お守りをぶら下げるようなものですか。こういうのは案外どの地域でも考えることは同じなのかもしれませんな。


リアもクロームまみれです。凝った形状をしたテールランプにも注目。

というところで今日はここまで。


その3へ→

カナダの旧車展示会で魅惑のアメ車を堪能する その1【2016/5/28】

2020-07-14 23:56:54 | 日常記
ビクトリア市内のティリカム地区にある体育館で、ロックンロール・チャリティ・カーショー (Rock & Roll for Little Souls Charity Car Show) というアメ車の旧車の展示会に行ってきました。以前より模型店やスーパーの壁にポスターを貼っていたのを見ていたのです。
思っていた以上に濃密な空間で、様々なアメ車のクラシックカーを拝むことが出来る良いイベントでした。せっかくなのでここで展示されていた旧車を順番に書いていこうと思います。


館内はこんな感じで、体育館の中に数十台の旧車がギュウギュウに展示されています。自動車博物館みたい。私は特にアメ車に詳しいわけじゃないですが、これは幸せになる空間です。


一番手はトラクターですが、まあ一番手前にあったのがこれなので・・・。
これはインターナショナル・トランスター(1979年式)です。


GMC・C/K(1969年式)
GMCのステップサイド・ピックアップです。シボレーC/Kと共通車種です。


エンジンルームはきれいですね。なぜか管が青く光っていますけど。


ステップサイドというのは、タイヤハウスが荷台の外にはみ出しているので荷台がフルフラットになっているやつのことを指していると思います、たぶんそう。


後ろのトレーラーにはモーターボートが積載されていました。1952年式グレンフェルです。リンドバーグの昔のプラモデルにこんなものがあったなぁ。


木目のあるボートいいですね。


ボーラー・トレーラー(1978年式)
小型トレーラーホームですね。この大きさだとピックアップでも牽引できそう。
この車だけは売りに掛けられていました。お値段$10,500。妥当か少し高めなのかなと思いますが果たして。


車内はこんな感じ。クラシカルっすな。


こんな年代の車がゴロゴロしています。すげぇとしかありませぬ。


フォード・F-100(2代目;1956年式)
351型クリーブランドV8エンジン搭載と書かれていましたが、なにかすごいのかは分からん。


このモデルはいいですよねぇ。アメリカでも人気あるみたい。


運転席。


荷台。軽トラ並みですな。


シボレー・アパッチ(1956年式)
C/Kの前の車種です。この頃のシボレーのピックアップは全部ひっくるめてタスクフォースという名前でしたが、中でもアパッチは軽量ピックアップに使われる名前でした。



車体規模は同時期のフォード車と似たりよったり。


フォード・フェアレーン(5代目;1967年式)
縦二連の前照灯がイカしている中型車。アメ車ですなぁ。


フェンダーの「289」バッジは、289cuチャレンジャーV8エンジン搭載を表します。


内装も真っ赤。


座席はこんな感じ。


リア。


フォード・1950年式クーペ
説明書きには「メテオ」という名前が書かれていましたが、そんな名前の車は無さそうで、ここらへんは不明。
グリルも純正車とは異なるみたいで、そこはカスタムパーツ付けてるんでしょうな。


ファイアパターンが素敵。

今日はここまで。


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飛行機の町と刃物の町の旅行 最終回【2018/1/6~7】

2020-07-12 20:11:28 | バス・航空機撮影記
関鍛冶伝承館から撤収したわけですが、あともう1箇所くらい回れそうだったので、今度はそこから近くにある「フェザーミュージアム」というフェザー安全剃刀が建てた私設の企業博物館です。
一般的な製造業でなおかつ生産工場内にある博物館なのですが、土休日も営業しているという気前の良さ。しかも無料。太っ腹か。


場所はここ。


フェザー安全剃刀は名前通りカミソリを始めとした理美容系製品を製造する刃物メーカーですな。私は電気カミソリ派なのですが、ホテルなんかで用意されている使い捨てカミソリはだいたいフェザー製だそうなのでお世話になったことありますね。
建物は大きくてしかもキレイです。数年以内に建築したのかな。


創業は1932(昭和7)年で、その頃生産されたカミソリ。戦後は物資不足で包装紙の調達に苦労して古紙を流用したという話も有りにけり。


カミソリの替刃とそのPKG。


カミソリ替刃の型抜き器です。昔の器械でして、コレ自体には動力がなく、ひとつの動力源からベルトと滑車を介して動力伝達を受けるやつです。前にくりでんミュージアムで見たやつですな。


奥の箱状の器械がパンパン焼きという型抜きした替刃を熱する器械。炭やコークスで熱していていました。
手前のワッフルメーカーみたいな分厚い鉄板のやつは、焼入れ器。これで熱した替刃を冷却します。よく見ると鉄板にはニップルが付いていますが、あれは鉄板を冷却する水通し管だと思われます。


印刷、染色、刃付けを経て、最後に仕上げの磨きです。軸の左右には研磨剤を塗り込んだフェルト材が巻かれていて、そこに替刃を当てて磨くのです。これで替刃の完成。


次は刃物の歴史。刃物の歴史は人類史に寄り添っているみたいなもんなので、石器時代の石を削って磨いた手斧から始まります。壮大なんね。


もう刃物だったらなんでも蒐集しているよと言わんばかりの展示。世界中の刃物が集められています。意外と興味深いぞ。でも読み進めていくと分かるかもしれんけど資料性は多分ゼロだぞ。


ネパールのグルカ族の伝統的短刀のククリナイフ。下は曹操が使っていたらしい中国の七星宝剣。本当かなぁ。


かのエクスカリバーをこんなところで見られるとは・・・。これでいつでも騎士王召喚できるやん。「エクスカリバーはゲームでもよく登場するよね」という説明が書いてありますが、左様でございますなとしか。型月ェ・・・。
その下のはフランスのレイピア。


上からロシアのコサックサーベル、中国の青竜刀、日本の脇差。


上からバイキングソード、パイレーツサーベル。捉えようでは宝具の宝物庫ですな。


医療用器具の製造もしているんですよという展示。これはメスですな。特に眼科治療器具に自信ニキか。

あとは社長が個人的に集めたような蒐集品の数々がまとめて展示してありましたが、ガラス張りで大層撮りにくかったので割愛。自分で見に行ってね。

フェザーミュージアムは以上。切り口が面白い博物館(刃物だけに、ガハハ)で、結構楽しめました。


さて、最後に刃物会館に行きましょう。建物は3階が膨れ上がっていて、なんだか中国か香港みたいだなと。
本来は会議室とか事務所とかを構えている建物ですが、その一角に包丁を始めとした刃物の直売所があります。ここで包丁を1本買っていきましたとさ。


場所はここ。


目的を果たしまして、時間もちょうど頃合いですのでこれにて帰路につきます。北濃方面へ行くのはまた次回ということで・・・。
関駅までは戻りません。長良川鉄道は第三セクター転換後に駅を増やしまくっていて、この名前もズバリ刃物会館前駅もそのひとつ。ちょうどよいところに駅がありますので、帰りはここから乗ります。


駅名標はいたって簡素。


まだ列車の時間でもないのに踏切が鳴り始めて、何だろうと思っていたら観光列車「ながら」が通過していきました。刃物会館前駅には停まりませんからね。
慌てて後追いで撮影しました。まあひとまず撮影できた程度の出来栄えでしたが。これは再履修しないといけないですね。


反対方向の下り列車を撮影。ナガラ300形(305)でした。魅惑の北濃行。


美濃太田行きのナガラ300形(303)が来ました。これに乗ります。


美濃太田駅で高山本線に乗り換え。名鉄に乗り換える方が名古屋へは早く出れそうな感じではありましたが、こっちは18きっぷ利用なのでその手は無しです。
乗り換え待ちの間に、キハ85系特急「ひだ」14号名古屋行が到着。撮影しました。


今日は多客期だったのか増結しまくりで8両編成でした。で、キハ85系名物変態組成でした。8両編成中、6両が先頭車というアレでした。とくにこのビジュアルはすげーな。


後追い。あれ、両端とも非貫通車が来るなんて珍しいなと思いました。もっともこっちの下り側の先頭車は非貫通グリーン車がいつも定位置で来るんで普通で、反対の上り側の方が珍しいと思うんですが。



キハ75系3000番台(3206+3306)に乗って岐阜へ。そこから東海道線に乗り換えて名古屋へ。


一瞬名駅を出てエスカのマ・メゾンであんかけスパを食べました。もう半日もまともな飯食ってないんだ。
しかし、2日連続スパだったなこれ。


その後は東海道線を3時間乗り継いで静岡まで帰ってきました。

これでおしまい。

飛行機の町と刃物の町の旅行 その7【2018/1/6~7】

2020-07-11 22:35:08 | バス・航空機撮影記
関善光寺にある四国八十八ヶ所のお遍路を終えて本堂の場所に戻ってきました。茶屋もありましたのでここで一息つくことにしまして、汁粉タイムと相成りました。汁粉が染み渡るぜ・・・。これが実質的に昼飯になってしまったのはアレでしたが。


関善光寺はこれで離脱し、通り道にあった弁慶庵というところに。


江戸時代の俳人、広瀬惟然の旧跡だそうな。ここはほぼ素通り。


関市のマンホール蓋のフルカラー版です。こうすると分かりやすい。


再び商店街を通ります。うなぎの煙が濃くてとてもそそられましたな。


安桜山を南北に貫くわかくさトンネルです。地形的には隧道を掘らずとも迂回は簡単なんですが、通勤時間帯はよほど混むのかしら。


路地裏を通る。いい雰囲気だ。



関川に架かる橋の親柱。橋の名前は分からなかったですが、凝ったデザインです。昭和初期に造られたものかしら?


関鍛冶伝承館に来ました。敷地は工事中でしたが見学はできました。


ここらへん。


入館料を支払って見学します。
3人のマネキンが熱せられた鋼をソイヤソイヤと鍛えているところ。小槌と大鎚を使って鋼を平たく延ばして、折り返して2枚に重ねてまた叩いて延ばすというのを10~15回繰り返します。


玉鋼(左)と鉧(けら;右)です。
鉧はたたら製鉄で作られた粗鋼です。玉鋼は鉧を精錬してできた純度の高い鋼です。玉鋼が刀剣の原料になるのだ。



奥は玉鋼を積み沸かしたやつ。手前は叩いて延ばして折り返したやつ。叩いて鍛えると玉鋼にまだ含まれている不純物を除去できるのだ。

というようなかんじです。もっと詳しいのは現地に行ってみような。


実際に作られた刀剣が飾られています。今では美術品ですな。


「越前住兼高」という17世紀江戸時代の刀剣。


刀剣はこの刃文を観察するのが刀剣鑑賞の嗜みなのだそうな。
当時流行していた「寛文新刀」という刀身の反りがほぼ無い刀剣なのです。


奥が「兼久」という16世紀室町時代の短刀。手前が「美濃関藤原家久於飛州高山作之」っていう長たらしい名前の脇指。


銘が彫られているやつ。刀剣の展示ではいつも柄が外れているんですが、なんか刀剣の柄は飾りみたいな感じで本体ではないんでしょうかね。


刃文です。


「正也作平成二十七年三月」という太刀。銘から分かる通り、つい最近作られた刀剣です。伝統技術継承のために現在でも作られているのです。
観光客向けに鍛造中のところを公開しているのは有名ですな。初めはこれを見に行こうと思っていたんですが、そんな毎週やってるもんじゃないので、この日はやっていませんでした、トホホ。


刃文でござい。今まで見たやつとはだいぶ違うね。


「二十八代濃州住兼成平成四年二月吉日」という刀。これも割と最近作られた刀剣。


これはなんというか見慣れた模様をした刃文ですかね。


ところ変わって2階にある刀剣の近代史展示にある「大日本刀刀剣鍛錬所長真勢子兼吉」という太刀。
江戸幕府が倒されて明治政府が発足した後の1876(明治9)年、歴史の授業でもおなじみの「廃刀令」が公布されました。そうすると帯刀が禁じられたので刀剣は文字通り無用の長物と化しました。刀剣は需要激減し、関の多くの刀鍛冶は打刃物、農機具製造にジョブチェンジしました。
刀剣の製造技術は断絶の危機となりましたが、大日本帝国軍の軍装品に日本刀の軍刀があったのでその需要を満たすことでどうにか断絶を回避できた模様。関の軍刀は高品質だったので、そのシェアをほぼ独占していました。これもそのひとつということです。


館内にいたイケメンの等身大パネル。たぶん刀剣乱舞のキャラクターなんでしょうけども(調べない)

というような場所でした。刀剣の基礎知識を身につけるにはぴったしかも。

というところで今日はここまで。



【1/72】ロッキード・マーティン F-35BライトニングII アメリカ海兵隊【ギャラリー】

2020-07-09 23:58:28 | 模型ギャラリー
キット:1/72 [E46] F-35ライトニングII(B型)”U.S.マリーン”(ハセガワ)
仕 様:アメリカ海兵隊第121海兵戦闘攻撃飛行隊「グリーンナイツ」隊長機VK01 2017年日本・岩国基地

F-35のA~C型とその原型機のX-35のプラモデルを一通り作ろうという個人企画の第3弾です。
B型は垂直離着陸機で、エンジンノズルが地面の方に向きを変えられたり、機体を浮かす巨大ファンが載っかっていたりするやつです。
はじめアメリカ海兵隊とイギリス海軍くらいしか買わんだろと思っていたら、意外と買い手がいるのねと少し驚いています。日本とかね。


リフトファンは開閉選択式で、展開状態で作りました。





エンジンは実機同様の機構で噴射方向を変えられるのが売りなんですが、断面が真円じゃないのでつっかえやすく、結局動かせなくなってしまいました。作る人が悪いということですかね。


展示スタンドを付けて浮いた状態。脚の緩衝装置が伸び切った部品があるとなお良かったですが、それは求め過ぎかしら。











ノズルの隙間にはアクセントにカッパーを薄塗りしました。見栄え第一でやったんで考証的にはたぶん正しくないと思う。





裏側。


主脚庫やファンの覆いは足が付いていてしっかりと固定できます。


F-35の腹は起伏が激しくて意外とグラマラスなんですが、ステルス機としてそれはどうなの?と思ってしまいます。F-117やF-22のように機体下面はできるだけ平面にしたほうがステルス的に有利なはずなんですけどね。一般には知られていない超ステルス技術があるのか、実はステルス性能はあんまり配慮されていないだけかも。


以上、F-35BライトニングIIでした。

【1/72】F-35BライトニングII 製作【ハセガワ】

2020-07-08 20:40:32 | 航空機模型製作記
F-35の各型式を一通り作る企画の第3弾です。(前回前々回はリンク先から)
今回は垂直離着陸機のF-35Bを作ります。キットはハセガワ製のものを選択しました。まだ発売されてからそんなに時間の経っていない最新キットです。


コックピットの過程は飛ばしてしまいます。
F-35で面倒なのが空気取入口の塗り分けです。取り入れ口の内側は白で塗りますが、口の先端は灰色の機体色で塗ります。これが1点の部品になっているのでマスキングして塗り分けてやります。
が、塗り分けの境界は奥まったところにあります。しかもF-35の空気取入口は大きく湾曲した形状を持っています。これはエンジンファンが空気取入口から露出してレーダー反射面積が増えないようにするためのステルス技術なわけですが、プラモデルを作る上では厄介です。
結局の所、最初に空気取入口を白で塗って、乾燥後に白く残すところをテープでマスキングしました。そして組み立てて機体に組み込んでいきます。その後機体色で塗ってやり、最後にマスキングテープを剥がして塗装完了となります。
テープは奥まった位置にありますが、ピンセットを使えば剥がすことは可能です。



機体前部に垂直離着陸用の巨大扇風機があるので地味に部品が多いし組み立ても複雑。組み立てる前に塗るべきかを考えて進めていく必要があります。



主脚庫等の白い部分は先に塗ってしまい、その後マスキングゾルで覆い隠します。


機体塗装前。コックピットが後ハメできるのは嬉しい点です。


離陸状態で飾ることを考えていたので、フラッペロンはやや下げた状態にしました。


機体色を塗装しました。その後、ステルス機特有のギザギザ模様のRAM塗装のためのマスキングをします。ハセガワのキットにはRAMのデカールが付属しているのでもちろんそれを使うのですが、一部(主翼前縁、空気取入口先端、機首、垂直/水平尾翼)にはそれが何故かそれが無いので、塗装で補ってやる必要があります。まあギザギザ模様に比べたらマスキングは楽な方なんですけどね。


こんな感じで。
あとはデカールを貼ってやります。デカールの精度は良好でしたので、バンバン利用して楽していこうな。


機体には水性カラーのプレミアムトップコート半光沢を掛けて、最終組立をすれば完成です。
展示スタンドが付属していたので、浮いた状態で展示することにしました。


ハセガワのF-35は胴体の兵器庫の内部再現は無くて、閉状態のみです。たぶん、開発コストをケチったかなぁ・・・と。内部再現しようとすると、金型1型分の追加部品が必要になると思いますし。


F-35の機体色とRAM色ってこんなに色対比強いのかなぁ・・・違和感あるなぁ。でもデカールを使わない選択肢はなかったのです。
このステルス機の塗装に関してはまだプラモデル業界各社の間でも定説が定まっていないですね。


そうはいってもシャッキリとしたF-35が手に入って満足です。
風防はスモークで塗装してあります。無色透明では様にならないのでね。


F-35が3種類になりました。これで残すは艦上戦闘機のC型のみです。近日公開。

完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
機体:C305・グレーFS36375
RAM:C306・グレーFS36270
エンジンノズル:N76・焼鉄色
吸気ファン:N18・黒鉄色
主脚・機体内部:GX1・クールホワイト
タイヤ:N77・タイヤブラック
油圧装置:X11・クロームシルバー
風防:C101・スモーク
パイロット:C55・カーキ
ヘルメット:N38・赤鉄色
 

続・ビクトリア・デイのパレードを見物する 最終回【2016/5/23】

2020-07-06 22:35:20 | 日常記
次にやって来たのは救急車軍団ですぞ。


先頭はシボレー・サバーバン(10代目;2007~2014年式)です。サバーバンはSUVという言葉が出てくる以前より生産されている長寿モデルです。フルサイズSUVを謳っているのでクソデカイ。
この車両は監督車 (Supervisor) です。どういう役割をするのかまでは調べてませぬ。


フォード・E-350(2代目中期型;2003~2007年式)のカタウェイに救急車のボディを装荷した救急車。ボディビルダーまでは調べきれず。
日本の救急車と違ってキャブから後ろのボディを丸々作り変えてしまうのがアメリカらしくてマッチョ。


シボレー・エクスプレスのカタウェイを使った救急車。


日野・600系338型。なんだかよく見るとボンネットより後ろはお馴染みのキャブオーバーみたいな構体をしていて、実はキャブ部分はレンジャーの流用が入っているのかもしれませぬ。


フォード・F-350SD(3代目P473系;2011~2016年式)。沿岸警備隊の公用車の模様。後ろに牽いているのは巡視船ですかね。


バイク軍団。


フォード・マスタングGT(5代目S197系;2005~2014年)。ご存知アメ車を代表するスポーティカー。5代目は初代を意識したデザインで好きです。


フォード・マスタング(6代目S550系;2014年~)。こっちは現行モデルです。これもイカしてますよね。


ダッジのポンプ車(年式不明)。カウチンバレー聖堂部 (Cowichan Valley Shrine Club)が所有しているようですけど、なんで年代物の消防車を・・・?


蒸気機関車とカブース(車掌車)ですな。ここまで大きいともうパレードの山車です。


マリカー軍団。


イエローキャブ・・・要はタクシー軍団。ビクトリアでタクシーを利用することはありませんでしたっけね。
これはトヨタ・カローラ(10代目E14系;2007~2014年式)です。


トヨタ・プリウス(2代目XW20系;2003~2009年式)。


トヨタ・シエナ(3代目XL30系;2010~2020年式)。日本市場では売られていないミニバンです。
タクシーはなんだかトヨタ車ばかりです。耐久性や信頼性が高いから・・・?


フォード・E-350の救急車。さっき見た救急車は公的サービスの車両なんですが、これは私企業の救急車なのかもしれません。


ビクトリアの有名観光地ブッチャートガーデンのフォード・モデルT。


フォード・E-350の救急車。これも私企業(セント・ジョン・ファーストエイド)の救急車です。


ダッジ・スプリンター(初代903系;1995~2006年式)の救急車。アメリカ離れした商用バンですが、これはメルセデス・ベンツのOEM車だからです。


三菱ふそう・キャンター(8代目;2010年~)。左ハンドルになった以外は日本仕様そのまんまの風貌をしているので親近感が。
ふそうはカナダでもFUSOだし、車種名もキャンターのまんまなのか。


メルセデス・ベンツ・スプリンター(2代目906系;2006~2018年式)。
救世軍の車。これは、伝道事業(=宗教活動)、社会福祉事業、教育事業、医療事業等の慈善事業を推進するキリスト教(プロテスタント)の教派団体です。


トリはBCトランジットのアレクサンダーデニス・エンバイロ500ハイブリッドです。

これでパレードは終了。他に用事もなかったので終わったらとっととおうちに帰りました。
今回は自動車だけに絞って書きましたが、それだけ見ても種類が多くて奥も深いのです。自動車好きには楽しいパレードでしょう。

というわけでこれでおしまい。

続・ビクトリア・デイのパレードを見物する その3【2016/5/23】

2020-07-05 19:44:29 | 日常記
前回に引き続きビンテージカー軍団です。右の黄色いのはフォード・1935年式ピックアップですかね。


こっちの赤いのはフォード・1932年式モデルBロードスター。モデルTの次に有名なモデルAの後継車種ですな。初めて見た。


フォード・1934年式(モデル40B)クーペ。この年式はグリルがサンマの出っ歯みたいでちょっと趣味悪いなと(サンマの出っ歯がダメなわけじゃない)。
この頃のアメ車は毎年モデルチェンジするんで、忙しないです。


フォード・1932年式モデルBクーペだね。


目が疲れるこの色はフォード・モデルA。たぶん。


GMC・1956年式ピックアップ。シボレー・カメオのGMC版かな。フェンダーに「ハイドラマチック」のバッジがあり、つまりはATのことなんですが、当時は先進装備だったということですかい?
この年代のピックアップにしては押し出しの強いフロントで好き。


フォード・1934年式2ドアセダン。カナダ人(とアメリカ人も)ファイアパターン好きだよね。


フォード・カスタム(初代;1949~1955年)。去年も見たけどよう知らん。


フォード・モデルAロードスター。この色は渋くてイイネ。


マック・テラプロ。マックというメーカーは知りませんでした。老舗だそうです。
大型平トラックでキャブオーバーとは珍しきかな。テラプロはゴミ収集車のような特殊車両で使われることが多いのだそうですが。
このトラックの所有者であろうU-Pakは、リサイクル業者です。


BC看護師連合 (BC Nurses Union) のモーターホーム。要はキャンピングカーのクソでかいやつ。メーカーは知らん。


ウェスタンスター・4900SFトラクター。絵に描いたようなアメリカントラックで好き。
パレード用にインド人文化協会の装飾がされています。


トラックのラジコン軍団・・・。


バイク軍団。バイクは完全に門外漢なのでさっぱり分からない。これもたぶん公道用じゃないオフロードレース用のバイクでしょうし。


AEC・ルートマスター。いわゆるロンドンバスで、かつてのロンドンバスの顔だった車種です。ビクトリアでは市内観光用に使われています。これも右車線走行に合わせて乗降扉が面白いことになっています。


ブルーバード・オールアメリカン(2代目;1957~1989年)。古いスクールバスを改造して出来た市内観光用の観光バスです。


ちゃんばらをやっていました。

今日はここまで。


最終回へ→

飛行機の町と刃物の町の旅行 その6【2018/1/6~7】

2020-07-03 23:10:59 | バス・航空機撮影記
「ながら」の撮影を終えたので、関善光寺へ戻ってきました。何のアテもなくたどり着いたお寺なわけですが、行ってみるとなかなか楽しい場所でした。
「縣下十名所」の石碑が眩しい。


場所はここ。


関善光寺の地図を一読。本堂の右手側に四国八十八ヶ所分身巡りという魅惑のワードが。これは行きたい。


善光寺如来堂(左)と大仏殿(右)から見ていきましょう。


寺紋は善光寺のそれと同じですな。堂内撮影禁止なので阿弥陀如来像を見たきゃ現地へGO。


十王像。14体いるけどな。閻魔大王閣下とその取り巻きなのだそうな。


おびんづるさま。頭を撫でるといいこと起きるかも。


丈六阿弥陀如来というお大仏様。ありがたいなぁ。


これが大仏殿。


大日堂です。


大日如来像。五郎丸の格好をしていると話題。


四国八十八ヶ所の方へ行きます。山の中にあるみたいで階段を登ります。ぽっくり地蔵尊のことはよく知らん。



あっちが入り口。


四国八十八ヶ所お遍路巡りの始まり。
八十八ヶ所ある札所の分身がこの安桜山に一同に介しているわけです。この分身をお参りするだけで本場四国八十八ヶ所と同じご利益が得られるのです。とても効率的。


こんな感じで、安桜山の裏山のけもの道に10m間隔で地蔵の分身が置かれているのです。


一番 霊山寺!


二番 極楽寺!


まあ全部載せていくのは大変なんで掻い摘んで行きます。


二十番 鶴林寺!
これは作り変えたのかな?


二十九番 国分寺!


三十八番 金剛福寺!


五十二番 太山寺!
退散~。


五十三番 圓明寺!


七十三番 出釈迦寺!
おはようございます。


八十八番 大窪寺!
これでお遍路完了!

というところで今日はここまで。



飛行機の町と刃物の町の旅行 その5【2018/1/6~7】

2020-07-02 22:39:23 | バス・航空機撮影記
名古屋市から電車を乗り継いで、長良川鉄道関駅へやって来ました。とりあえず構内を見物。構内踏切のある良い駅。


ここまで乗ってきたナガラ300形(305)です。


側線で止まっているナガラ500形(503)。
2009年製造で比較的最近の新潟トランシス製気動車なんですが、在来車との協調性を求めたためか富士重工のLE-DCの設計で造られています。この503は長良川鉄道の旧塗装を纏っているのも特徴。


関駅を発車する305の後追いを順光で撮影。


ナガラ300形(306)。


ナガラ300形(304)。



典型的な国鉄系の駅舎が残る駅です。


間取りもよく見るやつです。


コインロッカーがあるのは高得点。


典型的平屋の駅舎。


関市の地図。今日の目的は包丁を買いに行くことでして。ちょうど入用なのだ。なので包丁を売っている刃物会館に行くのが最終目的地なわけですが、それは最後に行けばいいのでそれまでは適当に町をぶらついてみようと思います。
今は関駅にいるわけですが(駅舎は東側にあり)、まずは南下しようと思います。


駅の東側には標高152mの安桜山(あさくらやま)があり、そこには関善光寺がありにけり。後で行ってみましょう。
というのも、長良川鉄道の列車に乗っている途中、観光列車「ながら」の回送列車とすれ違ったので、これをどこかで撮れればいいなと思って今は場所を探しているところなのです。


関市マンホール蓋。長良川の鵜飼と刀鍛冶職人が彫られています。


商店街にやって来ました。例にもれずシャッター街なわけですが。


ここですね。


屋号の看板が興味深いのでいくつかご紹介。これはコドモヤ洋装店。


株式会社横山刃物。関市らしい?


両口屋ふとん店。



後藤畳店。


(株)山田電機。東芝専売店。


結局「ながら」の撮影でここだという場所は見つけられなかったので、その辺の線路脇から撮影。ちょっと苦しい構図と光線。
「ながら」は既存のナガラ500形を改造して造った観光列車で、最近流行りの食事付き観光列車です。ひと目見て一発で分かる水戸岡電車です。

というところで今日はここまで。