黒鉄重工

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2011/08/21~22 裏辺研究所オフ会in愛知・三重 その4

2011-08-29 19:16:48 | 旅行・イベント記

2日目です。裏辺所長、ネオンさん、ゼニガタさんの4人で行動しました。
オフ会のメインは昨日ですでにやってしまったため、この日はゼニガタさんの希望するリニモ、ガイドウェイバスという変わり者交通を見て回ります。

まずはリニモに乗車すべく、地下鉄東山線に乗って終点の藤が丘駅へ。地上区間にある駅なので、電車の撮影ができます。
じわりじわりと淘汰が進んでいるという5000形を狙ってみることにします。先ず来たのは、その淘汰を進めている張本人、N1100形。
ブラックフェイスで引き締まったデザインをしています。尾灯が前灯の上にあるのも珍しいですね。



数本待っていると来てくれました。うん、ボロイね。



5050形。側面は205系みたいなやつです。



藤が丘からリニモに乗り換えます。ホームは地下にあって、ホームドアが付いています。ゆりかもめみたいなかんじですね。

このリニモに乗って愛・地球博記念公園にある「サツキとメイの家」を見に行こうとしたのですが、地下区間を抜けて地上に出ると外は土砂降り。
これは困ったと思っていると、車内の広告にトヨタ博物館で特別展があるとのこと。ちょっと興味があるということで雨宿りも兼ねて、途中の芸大前駅で降りて行ってみることにしました。



芸大前駅で100形を撮影。前面はガラス張りで、未来の乗り物というデザインが素敵です。
日本初の浮上式リニアモーターカーですので、揺れや振動はほとんど感じられませんでした。



さて、トヨタ博物館にやってきました。ラッキーなことに来場者数500万人突破記念で入場料が半額になっていました。
エントランスにあったのはトヨタAA型のレプリカ。1936年に発表されたトヨタ初の乗用車です。



正直、展示物に関しては甘く見ていたんですが、入って見るとこの収蔵量。これはすごい!
19世紀末から20世紀までの自動車およそ120台が動態保存されているということです。車種もトヨタ車だけでなく外車も多いので、収蔵品のほとんどが初めて見るものばかりでした。



まずは2階フロアから見ていきます。外車が展示してあります。
ロールスロイス 40/50HPシルバーゴースト。ロールスロイスの傑作車です。



ベイカー エレクトリック。電気自動車というと最先端な感じがしますが、19世紀には開発がされていて、アメリカでは長い間電気自動車が造られていたそうです。
これは1馬力のモーターで時速40kmの走行が出来たそうです。一回の充電で80km走れたそうな。
車体も自動車というよりは馬車の延長みたいな形です。ハンドルがレバーなのも面白いです。



一方、ここへ来るきっかけとなった特別展「はたらく自動車」はというと、よく見るクラウンやハイメディックでさほど興味がわかなかったり・・・というより常設展の展示物がすごいです、これは。



キャデラック モデルサーティ。かの有名なキャデラックも昔はこんな感じでしたのね。



フィアット 500。トッポリーノの愛称で親しまれた小型車です。たしか、カリオストロの城でルパンが運転していた車ですね。



フォルクスワーゲン 38プロトタイプ(レプリカ)。ヒトラーの国民車構想によって誕生しました。
名前だけはなんか知ってるんですよね。



メルセデス ベンツ500K。スーパーチャージャー付き直列8気筒OHVエンジンと前輪独立懸架を持つそうな。



パッカード トゥエルヴ。優雅なスタイルと信頼性・静粛性の高いエンジン、長寿命を誇る名車です。
第32代アメリカ大統領ルーズベルト専用車で、ボディは装甲車並み、防弾ガラスを装備といかにもな仕様です。
大統領専用車、しかも著名なルーズベルトの専用車を所有しているとは恐れ入りました。



キャデラック シリーズ60スペシャル。キャデラック初の戦後モデルで、世界初採用の曲面ガラス使用のフロントガラスとテールフィンを装備。
テールフィンきたよ、あいつの臭いがするぜ。



そしてきました、キャデラック エルドラドビアリッツ!1950年代末のアメリカを象徴する車です。
これの実物が見れようとは・・・感動です。
そういや、けいおん!にも出てましたよね。



テールフィンがでかい!アメ車してますなぁ、かっこいい。無駄にしか見えないテールフィンですが、こういうのに魅力を感じますね。



オースチン ヒーレースプライト。キャデラックとは打って変わってかわゆい車です。



これほど顔に見える車も珍しいです。カエル目とかカニ目とか呼ばれていたそうです。



外車だけでももうおなかいっぱいだというのに、まだ今度は国産車コーナーが・・・。しかもたっぷりと。




これはトヨペット クラウンRS型。クラウンの初代モデルです。さっき見たパトカーも元をたどるとこれ。



あの独創的な外車たちを見た後だと、あまり目を見張るものがないのですが・・・たまに変なのもいますね。
フジキャビン 5A型。3輪キャビンスクーターで、オートバイをベースにFRPフルモノコックボディを採用しています。



スバル 360K111型。これは軽自動車の名車ですよね。



トヨタ 2000GT MF10型。これもかっちぃ車ですな。



収蔵品を全部見て写真撮っているとさすがに疲れてくるもので・・・。博物館回るのにも結構体力いるんですよねー。まだ新館も回るとか・・・。流石にサラッとだけ見て離脱しました。



最後に、屋外にIMTSという電波磁気誘導式のバスが展示されていました。バスっぽいですが、いわゆる新交通システムの一種で、専用のガイドウェイで無人運転が出来たり、一般道では友人運転によりバス運行が出来たりするようです。
愛・地球博で走行していたうちの1台で、リニモに合わせた外観をしています。


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