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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その22【2018/2/9~13】

2020-11-13 19:54:16 | 海外旅行記
再び地上展示機を見学です。これはアメリカ空軍のボーイングE-3Bセントリーです。ボーイング707旅客機を原型とした早期警戒管制機(AWACS)ですな。
ここから見るとほぼ普通の737。


胴体だけ見ても737に見えますな。胴体の設計が同じだからそう見えても仕方ないですが。
初飛行1976年、就役1977年で以来ずっと早期警戒管制機の主力として就いています。どうもこれに替わる後継機がおらん模様だし作る気もない模様。着実にB-52ルートを進んでいます。3代続けてE-3搭乗員が出現する日も近いか。しかし最近は早期警戒管制機不要論まであるし、E-3の明日はどっちだ?


このエンジンを見るとようやく707と認識できます。E-3のジェットエンジンは未だにTF33(またの名をJT3D)なんですね・・・。同じ707原型のKC-135はエンジン換装しているのに。どこで差が付いたのか。
TF33はターボファンエンジンの初期に登場したものです。ファンの部分とエンジン本体の部分が分かりやすく別れていますな。この外観だとバイパス比も小さいでしょうし。


脚が短いんですな。


垂直尾翼ちっせえと思いましたが、どうやら原型機と同じ大きさのようです。レドームと並んだ時の錯覚かしら。しかし形状が原型機と同じとなると、こんな大きいお盆が鎮座していても垂直尾翼の安定性や運動性は案外維持されるものなんですね。


お盆ことレドーム。実はあの中には2種類のレーダーが収まっているのだ、というのをこの時知ったのは内緒。
白い部分の長手方向に片面ずつAN/APY-1捜索監視レーダーとAN/APX-103敵味方識別装置が配置されているのだそうな。レーダー本体の形状は、戦闘機のような真円状ではなく、どら焼きを縦に切った時の餡の断面みたいな形状らしいっす。


君はこの前横田で見たよ、ライアンRQ-4グローバルホークです。見た目はチャチなドローンみたいなやつですが実機を実際に見てみるとクソでけえなってなるやつ。


アメリカ海軍からも参戦、ボーイングF/A-18Eスーパーホーネットです。地味にスパホを見るのは初めてね。
御存知アメリカ海軍の主力戦闘機です。ですがF-14ほど人気はない。


正面から。風防の前から出ている突起がサイのツノみたいだからライノというあだ名が付いているそうですが、言うほどツノじゃないだろと思うんでどうもお米の国のセンスはわからん。スパホの方がいいじゃん。


YF-17から数えて2回も機体が大型化しているので、軽量戦闘機としての面影はもう無いと思います。


フラッペロンの下がり具合がすごいのはさすが艦上戦闘機かな。テールコードNFは第5空母航空団で、岩国基地所属です。空母上だとUSSロナルド・レーガンですね。


400を主張しますね。


アメリカ海軍ボーイングP-8Aポセイドンです。対潜哨戒機ですな。ロッキードP-3の後継機として今まさに導入が進んでいます。
見ての通り、ボーイング737NGを原型にした機体です。


VP-8所属の機体だそうな。虎。


胴体にアンテナがたくさん付いているのが見た目の特徴ですかね。


主翼は737NGのウィングレット付きのやつではなく、777みたいなレイクドウィングチップです。
主翼の下には日陰で一休みする人たちもいます。散々書いていますがクソ暑いのですよ。この駐機場には日陰になりそうなものは大型機の主翼くらいです。私もそろそろバテてきたので反対側の主翼の影で少し休みました。2月でこれかよ・・・。


尾翼。

というところで今日はここまで。


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