黒鉄重工

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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その8【2018/2/9~13】

2020-08-29 22:53:50 | 海外旅行記
シンガポール動物園の続きです。これは有名なマレーバク (Malayan tapir) です。アジアではこの種類しか生息していません(他に中南米に数種類いるらしい)。
ちょうど木の葉っぱを食べているところで、どうやら夢だけが主食ではないそうだ。



微妙に長い鼻がシュノーケルの役目をして、水中潜航も可能。水陸両用なのだ。


シロクロで目立ちそうなもんですが、これが夜間迷彩になるのだそうな。おたくの夜間戦闘機にもいかが?


蹄は馬のような牛のような・・・バクはバクなのだなと。


急速潜航~。


牙をひと目見ただけで分かるアイツです。名前までは覚えていなかったんですが、バビルサ (Babirusa) といいます。インドネシア原産で、インドネシア語で豚鹿という意味。分類的にはイノシシですが、マレー半島にイノシシはいなかったのかな?

オスの鼻から牙が突き出ているのがバビルサの一番の特徴です。上顎の犬歯が突き抜けているのだそうな。いやそうはならんやろ。
で、牙は一生伸び続けますから、いつの日か鼻からの牙が自分の頭に突き刺さって死ぬという伝説がありにけり、それが有名な動物です。まさかこの目で見られるとはね。
でも牙が頭に刺さる前に寿命になってしまったり他のオスとの闘争で折れてしまったりして、そう伝説通りにはいかないみたいですぜ。


イノシシと比べて体毛は短い、ていうか無い?割とスパルタンな肉付きが好き。


牙はバリルサの大事なセックスシンボルなので長いほど強いしまさか折るわけにはいかんのだ。人間のアソコと同じようなもんだ。


動物の展示場はだいたいこんなふうになっています。柵はないけど川のような緩衝地帯がありにけり。で、たぶん緩衝地帯から人間の居る方へは這い登ってこれないような設計になっているんだと思います。でもここの主は越えてきそうな気もしますが・・・。
柵はないけど対象は離れたところにいるので、カメラ撮影しようとするとある程度望遠がきかないとキツイでしょう。スマホじゃちょっと苦しいんじゃないかな。ヤツがどこにいるかわかるかな?


いたぞぉ、いたぞ(ry
みんなのアイドル、ホワイトタイガー (White tiger) ですぞ。いわゆる白虎ですが中国語だと白老虎です。
この動物園の人気者です。奥で寝ていたら残念だなーと思っていましたが、超手前で毛づくろいしていました。最高かよ。さっきからここの動物たち、サービス精神旺盛で素晴らしいんだが。


ホワイトタイガーはアルビノではなく、ベンガルトラの遺伝変異体です。生息環境、習性は通常のベンガルトラと同一です。色違いのポケモンみたいなもんじゃないかと。
白黒の縞模様に青い瞳がそれにしたって神秘的なので、当たり前のように人間の捕獲対象になってしまい野生のホワイトタイガーはほぼほぼいないです。これは、白い体毛が迷彩の用にならず、結果狩りがヘタクソになって生き延びていけないというのもあるそうですが・・・。よって、地球上に存在するホワイトタイガーのほとんどは人間の管理下にあります。


かっこいい。





・・・やはり猫ですな。
肉球ががが。トラの肉球はぷにぷになのだろうか。


余裕っすな。


亀の池。


アンナンガメ (Vietnamese pond turtle) です。なんとなくアカミミガメっぽいけど違いますよ。安南なのでベトナム原産です。






泳いでいるこいつはマコードナガクビガメ (Roti Island snake-necked turtle) というインドネシアの亀。名前に違わず首は24cmも伸びます。ただしその代償に首を甲羅の中にすべて収めることは捨てた模様。代わりに甲羅の周りに首をへばりつけます。


水かきが大きいし頭も獰猛そうで、人の指を噛みちぎるとかそういう系なのかしら。


御存知、見た目と違って実はおっかない動物、地上最強の称号をほしいままにする、カバ (Hippopotamus) です。いえ、カバ閣下です。
あなた、そんな牙が口からはみ出るようなお方でしたっけ・・・?おっかないな。


こっちを見ている・・・。野生のカバ閣下とこんな感じで出会っちゃったら「あ、死んだな」ってなるんじゃないでしょうか(名推理)


カバ閣下実は泳げないので、水陸両用と言っても足が水底に付いているのだ。だからイノシシみたいに海や大河川を渡ることは出来ないんだろうなと。


というところで今日はここまで。
この調子だと結構回数重ねますね。お覚悟ください。

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