黒鉄重工

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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その31【2018/4/28~5/3】

2021-08-26 22:55:14 | 旅行・イベント記
2018年5月3日(木・祝)15時1分
京都府京都市左京区 叡山電鉄 八瀬比叡山口駅
叡山電鉄とはこれでおさらばです。
八瀬比叡山口駅の駅舎は1925(大正14)年に開業した頃から残っているものです。軒の屋根の下から出ているのこぎり型の飾り板やホーム上屋のトラス構造といい、2代目京都駅のホーム上屋のような雰囲気を感じます。同じ設計者なのかもしれません。


高野川を渡ってケーブル八瀬駅へ。ここまで来ると緑豊かな感じ。


叡山ケーブルのケーブル八瀬駅です。京都滋賀の県境にある比叡山の京都側から登る経路です。
しかし八瀬比叡山口駅でぼやぼやしているうちに先発列車は行ってしまったみたいで、次の便を待つことにします。


ケーブル八瀬駅の改札口。内装はリフォームされていますけど、構造自体は1925(大正14)年から使い続けているそうな。
叡山ケーブルの運営はどこがやっているんだろう、というのは現地にいた時は分からなかったんですが、後で調べてみたらケーブルカーの上のロープウェイともども京福電鉄の経営だったんですな。嵐電以外にも路線を持っているのね。


ゴロゴロと音を立てながら山を下ってくるケーブルカーを撮影。ケ1というらしい。
パンタグラフが4つも付いてますけど、トロリーバスと同じで+と-の架線があるということかしら。鉄道だけど線路にはアースさせないのか?これに関してはネットを調べただけでは分からなかったので不明としておきます。


第38走者:京福電鉄叡山ケーブル(ケ1)ケーブル八瀬15:25→ケーブル比叡15:34
それでは比叡山を登ります。山頂駅との標高差は500m以上、最大勾配は530‰あります。


登っています。


中間のすれ違い設備。


ケ2とすれ違い。ちなみに、この白地に赤青帯の塗装は2021(令和3)年に新塗装に塗り替えられて消滅してしまいました。あれま・・・。
新塗装は叡電の観光列車「ひえい」のような緑と金の塗り分けです。統一感を出したんだね。


ケーブル比叡駅に着きました。


ケーブル比叡駅は山頂ではありません。ここからさらに叡山ロープウェー(ロープウェイではない)に乗り継いで降りたらようやく山頂です。


結構登ってきましたね。今いるところの標高は690mあるのだそうな。
奥に見える町並みは左京区岩倉ですね。


昔使っていたロープウェイに関する機械ですね。左から山頂駅で操作するノッチハンドル、手ブレーキ、あとは索道を動かす主電動機です。



第39走者:叡山ロープウェイ比叡山頂行(1号)ロープ比叡15:45→比叡山頂15:48
乗り継ぎ時間は10分なのでそそくさと乗り場へ行きます。ロープウェイですが乗り場は傾斜しているのか。


いい駅だ。色使いがレトロチック。


ロープウェイに乗る時は麓側を見たほうが面白い派です。


霧が出てきたけど・・・。


比叡山頂駅に着きました。標高は840mあります。


山腹に駅を建てているから乗り場も傾斜せざるを得ないということか?


いやぁ~ガスってますねぇ。標高840mにしてはちょっと涼しいし。


第40走者:京阪バス57系統京都駅前行(ふそう・エアロスター)比叡山頂16:05→無動寺16:13
はい、それでは、比叡山を降ります・・・。あれ、延暦寺は・・・?
実は、延暦寺は24時間立ち入れるわけではなく、確か15時か16時が最終入場時刻なのです。比叡山頂に着いた時点でどの道ムリなのでございます。
確かケーブル八瀬駅の切符売り場のおばちゃんにそんなことを言われたような気がします。内心ガビーンと気落ちしましたが、まあおもしろ交通機関を乗り継ぐのが主目的でしたので、延暦寺は再履修するということで。
ていうか延暦寺は中々に敷地が広いらしいのでこんな時間に行ってもどうせろくに回れなかったと思います。


山道を大型バスで走るのはダイナミックで良いんですが、酔いやすいので乗車中は油断ならないんですよ。


バスに乗り続けていれば寝ているうちに京都駅まで連れて行ってくれますが、それはせずに途中の無動寺バス停で下車します。ここから比叡山坂本ケーブルカーに乗り換えます。

というところで今日はここまで。


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