黒鉄重工

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北陸project ~Hokuriku Master Side M. その1【2018/4/28~5/3】

2021-01-10 22:19:34 | 旅行・イベント記
Side MのMは松任のM(超適当)

新シリーズ、2018年のゴールデンウィークの旅行です。北陸等に行きます。今回は実質6日間連続で行くので、まあまあ長丁場です。
では早速始めましょうか。


2018年4月27日(金)21時20分
静岡県静岡市葵区 JR静岡駅
今旅行は28日から開始ですが、実際はその前日から移動開始します。お察しの通り、夜間移動というわけです。そういうわけでまずは静岡駅へ。
初っ端から余談というかボヤキですが、この頃から構内にはリニア新幹線の自社広告がデンと突っ立っています(今もしぶとく突っ立っている)。リニアが通ると便利になるんやでとか通過県にも恩恵あるんやでだからとっとと着工させろやとか書いてありますね。
ひかりとこだまも増えるとか書いてありますけど、リニア全線開通後も現行の運転本数が維持されるとは思えんのですが。のぞみの大部分はリニアに転移するだろうし、東海道新幹線の路盤の保全の観点から運転本数は今よりだいぶ減らされるんじゃないかなーと思います。
ひかり、こだまが増えるにしてもそのイメージ図にはならんやろ・・・というのが私の予想です。ちょっとバカにしすぎでは・・・。


第1走者:東海道新幹線「ひかり」522号東京行(N700系)静岡21:41→品川22:35
広告見てアホくさとか思いながら新幹線ホームへ。正直なところ、のぞみは停めんでいいからひかりをもう1本停めるだけで十分だと思うんですけどね。
まずは「ひかり」で東京へ行きます。


品川駅乗り換え。



第2走者:JR山手線外回り(E231系)品川→新宿
山手線に乗り換えます。今日の山手線くじはE231系でした。


新宿駅で下車。一度改札口を出て、先に待ち構えていたZBSを連行、再び改札口を通り中央線特急ホームへ。金曜日の夜、中央線特急ホームとくれば、あとは分かるな?


いた。あいつです。そうです、ムーンライト信州です。
189系はもう風前の灯でしたから、軽い人だかりができています。


ちょっとそこのリュック男邪魔💢
回送幕でやってきたので、到着後に幕回しです。特急「あさま」です。
そういえば引退前にリバイバル「あさま」等の運転はついぞしなかったですね。まあ仕方ないね。


快速「アルプス」。


第3走者:JR中央本線・大糸線快速「ムーンライト信州」81号白馬行(189系)新宿23:54→信濃大町5:11
今夜はこれに乗って寝泊まりします。ムーンライト信州に乗るのは4年ぶり3度目。そしてこれが最後になるだろう、という気はしていました。翌年からは運転されていませんから、ギリギリセーフでした。



ホームは撮り鉄が多くて騒がしいのでとっとと車内に入ります。189系に乗るのもこれが最後になりました。
今回、珍しく普通乗車券で乗っています。18切符期間外だからだと思いますが、車内はさほど混雑していませんでしたね。乗客の大半は、この列車の想定する本来の利用客である登山者です。いや、今回は我々もその範疇に入っているのですが、荷物が軽装過ぎる・・・。
発車後はどうにかして眠りにつきました。途中大月か甲府で起きかけましたが無理やり眠りました。


それでも岡谷あたりで目が覚めてしまい塩尻駅へ。塩尻駅では停車時間が少し長いので、外に出て189系の編成写真を撮っておきました。やはりあさま色は秀逸な塗装です。
あとこの塩尻駅の真中のホーム、ホーム上にぶどうの樹が植わっているんだな、さすが塩尻だなー。


塩尻を出たらもう一眠りして、信濃大町駅へ到着しました。夜が明けたばかりの高地、外は寒いです。


山男たちが続々と列車を降りていきます。


189系を見送ります。さよならさよなら~。


早朝の信濃大町駅。まだ人間の活動が始まる前の時間は冷たく澄んだ空気で満ちており、浅い眠りばかりでまだ調子の出ていない私の身体にも入り込んできて叩き起こされます。つまり寒いんだということ。


立 山 黒 部 ア ル ペ ン ル ー ト
長野県大町市と富山県立山町を結ぶ観光山岳経路です。飛騨山脈、立山連峰という日本の屋根を土木の力でぶち抜いています。これによりワイのような一般人のド素人でも通ることが出来ます。
ここを走る交通機関は、バス、トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、鉄道と、あらゆる陸上交通が集結した交通博覧会の様相を見せている側面もあります。

ムーンライト信州に乗って信濃大町までやってきた理由はこれです。前々よりここを突っ切りたいとは思っていましたが、この度関電トンネルトロリーバスのトロリーバスが電気バスへと置き換えられることが決まったため、その前に乗ってしまおうとついに行くことに。立山連峰を貫き、北陸を目指します。


今からあの山々に挑むのだ。ふふふ・・・。
いや、乗り物の手を借りるだけで何もしないんだけどね。


第4走者:アルピコ交通大町扇沢線(日野セレガR)信濃大町駅5:35→扇沢6:15
アルペンルートの第1走者は、アルピコ交通の路線バスです。これでまずは鳴沢岳の麓、扇沢駅へ。



山道を登っていきます。もう4月も終わりですが、ここにはまだ残雪がありますねぇ。


扇沢駅に到着。ここで関電トンネルトロリーバスに乗り換えます。扇沢駅からはまた切符を買わないとならないのですが、なかなか長い列が。こんな人数どこに乗っていたんだとなりますが、自家用車で来る人もいますしね。
買った切符は扇沢→立山通り抜け切符です。つまりその区間の片道切符なわけですが、特に運賃が割り引かれてるとかは無しです。いちいち乗換駅で切符を買わずに済むのが良いところ・・・くらい。値段は8,000円強。半分アトラクションのようなものとはいえ、結構します。なお信濃大町駅~富山駅まで含めると1万円超えるので、ギエピーです。


始めにも書きましたがこの年はトロリーバスの最終運行年なので色々盛り上がっています。鉄コレも出たしな。この日は最終運行まで残り216日でした。


80年代チックな改札口。あの舟がいいですね。


こちらが関西電力300形トロリーバス。どう見てもバスですが、日本の法律上鉄道として扱われていることは一部では有名です。法律が追いついていないだろ・・・という気がしますが。
おかげでこれを運転するには自動車の大型二種免許の他に動力車操縦者運転免許、ようは電車の運転免許証が追加で必要です。運転手の養成に手間がかかりそうなのは想像に難くなく、大型二種だけで済む電気バスに更新された背景にはこれもありそうです。


第5走者:関電トンネルトロリーバス(300形)扇沢6:30→黒部ダム6:46
実質的にはここからが立山黒部アルペンルートの入り口と感じる方も多いだろうトロリーバスに乗っていざ黒部へ。
乗車列の最後の方だったので、乗るバスは最後尾の方へ・・・。


なお座れんかった模様・・・。16分間これか。いわゆるツーステップバスなので、立ち乗りだと天井が窮屈・・・。
特に身動き取れぬまま関電トンネルを走ります。破砕帯の部分も見たよ。黒部の太陽だね。

というところで今日はここまで。


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