黒鉄重工

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カナダの航空祭コモックスエアショーを堪能する その15【2015/08/15】

2017-07-19 22:04:25 | 旅行・イベント記

ウェストジェットのB737-700 (C-GMWJ) WC338便エドモントン行きが離陸していきます。さっきも見た垂直尾翼がチェック柄の特別塗装機です。



737が離陸すると既に準備を整えていたマンフレッド・レディウスのグライダーが展示飛行の開始です。
はじめはお昼頃に行う計画だったのですが空模様が悪かったため延び延びに。あんまり悪い状態が続くと中止かも・・・とまで行く事態でしたが、スノーバーズの辺りから天候が回復、青空も見えてきたので無事に披露することができるようになった格好です。よかったよかった。
今回のエアショーで一番意表を突かれたのはこれでしょう。グライダーと侮っていましたが、エアロバティック機さながらの変態機動を見せてくれます。
初めは高い高度から段々低空へ降りてきます。最初見つけるのに手間取りました。



グライダーで宙返り機動なんてできるんだ・・・。
観客からも歓声が聞こえてきます。



地上の方では次の演者であるYak-18T(白いの)とYak-55(赤いの)が離陸準備をしていました。



スモークが出ているので航跡が分かりやすいです。
翼端の低圧部から発生する飛行機雲なのかなと最初は思いましたが、どうも翼端に発煙器が付いているようでした。



段々下に降りてきました。
この飛行、位置エネルギーと運動エネルギーの変換とエネルギーの損失の操り方が上手いんじゃないかしら。自分もエネルギー保存の法則みたいなのは理解していないんで上手いこと説明できないですが、結構計算された機動だと思いますよ。



迎え角を取って高度を上げ続けるものの運動エネルギーを使い果たして失速。ですが今度は運動エネルギーを変換して得た位置エネルギーを使って再加速・・・みたいな感じですかねぇ?多分違っていると思う。



宙返り。これで何度目だろう?



また迎え角を取って上昇からの失速・降下。
グライダーで高度を上げるなんて芸当できると思っていなかったんで、まあすごいよなぁ。



カメラでもグライダーを大きく写せる高度まで降りてきました。もうすぐ地上です。
スモークは片側は切れてしまったようで・・・。







なんだか逆さを向いたまま着陸してきましたけど。この直後は視界から消えてしまったんで分かりませんが、体制立て直したんだよな・・・?



牽引機も着陸。ていうか今まで上にいたんだ。



なんだか安っぽいというかホームビルド機みたいな形状。



着陸したグライダーは手押しでこっちまで戻ってきました。
今までのグライダーの観念を覆す飛行を見せてくれました。良かったです。

今日はここまで。


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