この日は三島に用事があったのですが、例によってその前後にバスと電車の撮影をしていました。今放送中の「ラブライブ!サンシャイン!!」というアニメの広告を貼ったバスと電車が主目的です。
沼津と三島あたりは同アニメの舞台になっているので今盛り上がっているらしいです。何でアニメ不毛の地で住民の意識レベルでアニメマンガにいいイメージを持ってない(と言われている)静岡県を舞台にするのかよく分からないという印象ですが(首都圏から近いくらいしか思い浮かばない)、まあとにかくそうなっているんです。
まずは三島駅前のバスターミナルで張ってみましたが、そもそもここにはラブライブバスは来ない上に他のめぼしいバスも来なかったため早々に退散。
変わったことと言えば、カナダに住んでいた間に沼津・三島地区に展開している「沼津登山東海バス」が社名を「東海バスオレンジシャトル」に変えていたということですね。
変更した理由は公開されてないようですが、まーた長い社名になったなぁと。
三島のバスは収穫が無かったので、代わりに楽寿園に行くことにしました。既に何回も三島は訪れていますが楽寿園を訪れたことは一度もなかったのです。
園内には韮山反射炉の縮尺模型も置いてます。また近いうちに本物を見に行かないとですね。
目当てはこれ。園内に保存されているC58形322号機です。1942年製造、1971年廃車。現役期間のほとんどを富山や敦賀といった北陸で過ごしていましたが、一時期だけ静岡の二俣に配置されていたらしいです。というわけなんで静岡に縁のある機関車ということになります。
保存環境も良くその上、地元の保存会により定期的に整備を受けているので状態はとても良好です。現役機みたいな雰囲気を出していて良いです。
あとはまあ、カナダの蒸気機関車を見てきたあとなので、そんなに大きくねぇなぁという印象が。ボイラーが細いのとそれによって背も低くなってるからでしょうなぁ。ただ、見た目の美しさでは日本型の方がカナダ/アメリカ型よりも上だと思ってます。各主要部品の大きさに偏りがなくバランスがいいからなのかな?
駅名標。言うまでもなく、JR東海の駅名標を模したものです。
運転室。運転機器の構成は(配置が左右で異なる以外は)日本もカナダもそんなに変わらない感じです。
ここもちゃんと手入れが届いていて、動かせる部品も多いと聞きます。
正面から。やっぱボイラーが細いんだよなぁ。でもこのくらいの太さが丁度いいように見えます。
楽寿園には蒸気機関車の他にも庭園や小さな動物園もあるんですが、時間が少なくなってきたので軽く見るだけにして後はまた今度としました。また来ます。
道路と一緒に流れる水路は三島らしくていいですよね。良い風情だ。
この後用事を済ませてきました。
用事を済ませた後は、伊豆箱根鉄道駿豆線の撮影です。
駿豆線にはラブライブの広告を貼った電車が走っているのでそれの撮影でござい。撮れたらいいな程度にしか思ってなかったので、特にどこか出張ることはせずに三島駅を出てすぐのところのカーブで撮影。
最初は7000系です。
その次に来たのがラブライブ電車の3000系でした。あっけないほどすんなり撮影出来ました。車体側面の一部のラッピングとヘッドマークの装着が特徴です。
ラブライブ電車が折り返す間にやって来た普通の3000系も撮影。
ラブライブ電車の折り返し。
側面広告は伊豆箱根鉄道お得意のドアラッピングに加えて窓下にも貼られています。
ラブライブ!はあんま詳しくないんでアレですけど、こんな感じでした。やっぱ絵柄がちょっと苦手なやつなのが取っつきにくいんだろうなぁ。
そういえばラブライブのバスは沼津駅に現れるんだったなぁと思い、その運用が公開されていないか調べてみたらちょうどこの後すぐに駅にやってくるということが分かったので、沼津駅に急行。ちょっと早すぎましたがその間はバスでも撮影して時間を潰します。
前述した沼津登山東海バスの東海バスオレンジシャトルへの社名変更ですが、一部のバスがそれに伴い車体に書かれた社名が変更されています。
例えばこのいすゞエルガミオのように、以前は側面に「沼津登山東海バス」と書かれていた部分が「TOKAI BUS」のシールで上書きされています。
東海バスオレンジシャトルのいすゞキュービック。近所じゃここくらいにしかいないので、見かけたら努めて記録するようにしています。
富士急シティバス軍団。
富士急シティバスのいすゞジャーニーは初見だったかな?
伊豆箱根鉄バスのエルガミオ。
そして目当てのラブライブ!バスが来ました。
日野レインボーHRにラッピングが施されています。
反対側。
ラブライブバスは劇中の舞台である内浦方面の路線に充当される運用が組まれているということで、ファンからは好評なんだそうな。
見るもん見られたので沼津からはこれで撤退します。
後編へ続く。
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