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旅行やら映画やらの独り言

「エクソダス:神と王」

2015-02-21 20:55:46 | 映画
リドリー・スコットだ。エンドロールの最初に、トニー・スコットに捧ぐとあった。だからか、もう埋めようもない深い溝のある敵対する二人なのに、ラムセスはモーゼに「ブラザー」と呼びかける・・・。



でもねえ、映画自体、前半はかなりつまらない。寝そうになる。で、モーゼがエジプトに戻ってきたあたりから、やっと観てられる。

けどさあ、こんな神様は嫌だ! いや、様はいらないな。



聖書物語(旧約聖書)って、こんな嫌な話だったっけ? こんな神が元なら、そりゃ、《イスラム国》もできるだろようよ。お互いに子供の殺し合いだよ。自分達の民族以外はどうなろうと構わないんだぜ。なんだこりゃ? 《オウム真理教》もそっちだなあ。おまけに「十戒」後も、モーゼはずっと苦労して彷徨う。あ~あ。観終わっても、何のすっきり感も湧かない。



それに「ラムセス」。奥さん1人と2人の間の子供を異様に可愛がる。エジプト王なのに? なぜ、一夫一妻性? 自分で赤ん坊を寝かしつけるか? そんな訳ないじゃん。だから1世かと思ったら、聖書物語のラムセスは、2世の方らしい。えっー!奥さん100人、子供150人いたはずなのに? それに、アブシンベル宮殿、もうできてるし・・・。逆にこんな天変地異に見舞われながら、よく長年エジプトを統治出来たなあ、と変に感心。
まあ、「物語」だから、実際の歴史に基づいてるわけじゃなし、実際の歴史が解明されている訳じゃないんだけどさ。でも、エジプト史と余りにもかけ離れてる。それに、メンフィスのラムセス2世像、大き過ぎだろ! 自立できる訳ないじゃん。あの大きさで。



なんか適当だなあ。

あと、クリスチャン・ベイル始め、男優さんがカッコ良くないんだよなあ。クリスチャン・ベイル、若い時からじーちゃんぽいし。ヨシュア位かなあ。カッコ良かったの。



チャールストン・ヘストンの「十戒」は、どうなんだろう。小さい時、テレビで観たような気がするが、覚えてないや。




コメント
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