ジョニー・デップ主演で、監督がティム・バートンで、共演が ヘレナ・ボナム=カーターという「またかよ!」(三村風に)トリオだ。
予想通り、中途半端だった・・・。
TVCMはコメディ映画みたいな紹介だが、いざ始まったら最初から結構残虐で。
おおっ、これは「毒満載の映画かっ!」と期待したら、やっぱりそうでもないし。
小ネタでは笑わそうとしてるけど。
以下、ネタばれの独り言。
ジョニー・デップとヴィクトリアの真面目な純愛映画で、魔女のアンジェリークの横恋慕爆発か!と思いきや、それほどでもなく・・・。
なんで、人の心が操れる魔女が、あんなアメリカの小さな田舎町の支配で満足してたのか? それほど、ジョニー・デップが好きで(なんせ、イギリスのリバプールから追っかけて来たほどだし)、彼と同じクラス(階層)になって認めてもらうため200年間田舎町で耐えてきたのだろうか・・・。
ヴィクトリアもジョゼットの霊に操られてた割には、途中でジョゼットの霊はどっかに行っちゃうし・・・。
ヘレナ・ボナム=カーターの役って必要なの? オリジナルTVシリーズのキャラらしいが、いなくてもいいんじゃないの?
クロエ・モレッツも、「モーリス」に続いてまたこの役(猫娘)かよ。
ミッシェル・ファイファーは、楽しそうだったけど。ジャッキー・アール・ヘイリーは同い年なのに(子役の頃も知ってる)あの老け方。クリストファー・リーも出てます!
と、キャストを楽しむ映画だったのかも。
豪華スターが魔女になって、目茶目茶やって、ここまでやるか!と世間をびっくりさせた「永遠(とわ)に美しく」が懐かしい。こっちの方が、また観たくなった。
また、1972年が舞台なので、当時のヒット曲が流れるんだが、1961年3月生まれの私にではリアルタイムじゃなくて。例えばエルトン・ジョンなら「クロコダイル・ロック」が流れるんだが、ベスト盤で聞いた事ある程度だし。アリス・クーパーも名前だけしか知らないし。私より、ちょっと上の、一緒に試写会を見た人は喜んでいた。
ジョニー・デップの6月公開の「ラム・ダイアリー」の予告編のコピーが「素顔のジョニーに会える!」。確かに。いいコピーだと思った。
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