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旅行やら映画やらの独り言

「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」

2019-11-16 21:56:34 | 映画
最後、泣いちゃったよ。
窓ガラスに、子供の頃の7人が映るシーン。
そして、割と丁寧に描かれてた、勝利後。



もうこれは、私にとってはホラー映画というより、いつベバリーがきちんとした記憶を取り戻して、イケメンでぶよぶよ腹から腹筋割れ男になったベンが想いをきちんと伝えられるかと言う胸キュン映画だ。
だから最後に泣いちゃったんだよ。
良かった。40歳の大人になってから、皆が(あっ、除く2名か)再出発できて。



元はスティーブン・キングの小説だよ。小説を丁寧に映画化した、チャプター1とチャプター2でTHE END。
全体的に長いけど、それぞれの思い出の品物を集めるシーンはカットしてもいいという意見もあるけど、
元はスティーブン・キングの小説だから、カットできないでしょ。
本人も、今回は自分はスタッフではないけど、気に入ったらしいから、うれしそうに出演してたし。
しかも自分の分身を茶化す役で。



チャプター1「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の地上波放送を録画して、観てからの鑑賞。
「R15指定のため、該当シーン編集した上で放送された」との事で、バスルームで血が噴き出すシーンはなかった。
エディが母親に薬の件で騙されていたシーンもなかった。これは時間の都合かな?
いじめっ子達の親殺しや殺さるシーンもなかった。これって、R15に引っかかるのかな?
子供の殺人だからかな?
で、カットされてたシーンは覚えてるのに、ルーザーズ・クラブの面々の絡みは結構忘れておったわい。
チャプター1を観てから、こっちを観て良かった。



いいんだよ。ペニー・ワイズが宇宙人みたいな存在でも。どーせ、「ダークタワー」なんだから。
宇宙人というはっきりした生物じゃないんだけど。
大人になったルーザーズ・クラブの口撃でやっつけられちゃう、「恐怖」で凶暴化して、「毅然とした勇気」に負けてしまう「精神」で出来てるIT。



適度に怖がらせて、でもリッチー&エディのコンビで笑いをとって、そのバランスが楽しい。
ヘンリー・バワーズがまた出てきて、原型をとどめてないパトリック・ホックスティターを相変わらず子分にしてたけど、今一活躍しなかったのが、ちょっと惜しいなあ。

ジェームズ・マカヴォイは、彼でなくても良かったなあ。無駄使いだし、子供の頃のビルに似てないし。

一番怖いのは27年毎に子供が複数人行方不明になるのに、それを受け入れていたベリーの街の人々だ。これもITの精神力のせいなんだろうけど。
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