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旅行やら映画やらの独り言

「ジョジョ・ラビット」

2020-01-22 22:18:11 | 映画
良かった。なんか後半、なんとなく泣いてた。

ファンタジーのような感じで、敗戦時のドイツの話だけど、アメリカ映画で皆今風の(多分)英語をしゃべる。ダンスも現代風。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観てるみたいに、もうすぐ戦争が終わるから、もう雪だから、「エルサ、ジョジョ、頑張れ、頑張れ」と心で思いながら観た。

衣装の色もきれいで。スカーレット・ヨハンソン演じる、ジョジョの母親の衣装の色使いもきれいで。
コートの色がきれいだったのも、結果的には哀しいんだけど。
スカーレット・ヨハンソンもお母さん役かあ。旦那と離れてる哀しさも、なんかヒシヒシと伝わって。

ロシア軍・アメリカ軍が来て、ナチの兵士をやっつけたら、街は開放されて、エルサも自由になれて、二人にはハッピーエンド。
実際は、違うだろうに。その後のドイツの一般市民(特に女性)はいろいろあったろうに。
でも、ファンタジーっぽい、感じだから。それで、まとめてるからいいんだ。

サム・ロックウェル演じる、ナチスのクレンツェンドルフ大尉がさあ。最初は、酔っぱらいの危ない奴かと思ったら、いい奴でさあ。
本当はナチスの将来を見限ってたのに、でも、全うするしかなくて。
儲け役だよなあ、サム・ロックウェル。
レベル・ウィルソンも良かったよ。

リアルじゃないけど、戦争の中で生きようとする人々の映画。子供が主人公だから、安心して観られる反戦映画。

監督で、空想の友人のアドルフを演じた、タイカ・ワイティティ。
Wikipediaによると、【ワイティティはニュージーランド・北島のイースト・コースト地域にあるラウココレ(英語版)地区で生まれ、ウェリントンで育った後、オンズロウ・カレッジ(英語版)に進学して中等教育を受けた。父はテ・ファーナウ=アー=アパヌイ(英語版)のマオリで、また母はロシア系ユダヤ人の末裔である。ワイティティは、自身の映画や脚本で、母の名字である「コーエン」("Cohen") を使用していたことがある。母はシングルマザーとなってワイティティを育てた。 】
この経歴で、この映画の監督と脚本かあ。なんか不思議。
お父さんはテ・ファーナウ=アー=アパヌイ族らしいが、アパヌイってイースター島の事だしなあ。


コメント
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