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旅行やら映画やらの独り言

秋の下北半島 恐山&大間&仏ヶ浦 その1

2019-11-30 19:52:56 | 旅行記・東北
友人と紅葉を見にバスツアーの参加しよう!と、探してたら、見つけてしまった・・・。
【恐山特別開山と神秘の仏ヶ浦海岸 本州さいはての秘湯・下風呂温泉】というツアー。
前に恐山に個人で行こうと前に調べたら、公共交通機関使用ではかなり面倒だったコースだ。
友人も「他の人には誘われない場所だからいいよ。」と参加していただきました。土日のせいか43,480円。往復飛行機だからしょうがないか。

11月9日 土曜日
羽田空港7:50のJAL141。天気最高!

おおっ、TDL。工事中の場所が”ニューファンタジーランド”か?


おおっ、ブロッケン現象。58歳にて初めて見る。


おおっ、富士山、高い!
と、すでにテンションが高いおばさん2名。




青森空港が近づいて高度を下げたら、おおっ、紅葉。いや、実は飛行機からは茶色にしか見えなかったんだが。若干、小雨模様だったんで。

 

青森空港9:10着。観光バスに乗り、途中1回、道の駅で休憩して恐山を目指す。

青森って、紫陽花が秋まで咲いてて、その名残があちこちにあった。バスガイドさんが教えてくれた。
昼食は付いてないので、羽田空港で買った食事をバスの中で食べる。


結構、紅葉が残っててラッキー!

Ⅰ.恐山
特別開山との事でガイド付き散策+温泉入浴。
まあ、雪が降って本当に閉山する前に、団体客を受け入れるという感じで。

三途の川にかかる橋。バスの中から見る。

 
単に雨戸を閉めているのかと思ったら、これが雪囲いだった。駐車場のトイレと土産物屋1軒は開けていた。自動車で来る個人客も入山していた。

バスを降りると、もの凄く硫黄臭い。気分悪くなる人いないのかな? いなかったけど。

総門。


総門前の駐車場の六大地蔵も、冬仕様で手ぶらになっている。




おおっ、憧れの風景。

 
ガイドさんと建物の中に入って、円空の像やご本尊の地蔵菩薩にご対面。撮影は禁止。
地蔵って、「お地蔵さん」って親しみやすい身近な仏様と思ってたら、菩薩でとっても偉い仏様だったのね。
仏教って、なかなか覚えられない。しかも、日本に来伝する間に各国の伝統土着宗教も吸収していて、凄く複雑で・・・。

それから宇曽利湖方面へ。




 
硫黄が強くて、硬貨も割と短期間でこのようになるそうだ。







だんだん晴れてきて、幻想的風景。







恐山と言えば、イタコだが、恐山のガイドさん=お坊さんから、目が不自由などの障害を持った女性が昭和初期まではイタコとしてどのように生きなければならなかったのか、の話を聞く。湖横には、軍隊が建てた建物の跡の材木が残る。そこにもイタコの哀しくて厳しい現実が・・・。

あと、水子供養の概念や、呪いとかが、1970年代のオカルトブームに形成された事を聞いて、驚く。そのブームに乗ったまま、恐山に来た私。ひゃー! 情報操作に乗ってしまった、私のオカルト&ホラー好きの人生だったのね。

 
東北震災の慰霊碑なんだが、この碑の背面の掌が怖い。最近建てられた、この碑の背面のデザインが、一番ゾッとした。
凄い寒くて、東京の一番寒い日より寒かった。

当初、ツアーの予定だと恐山に1時間滞在予定だったが、時間があったので、1時間のお坊さんガイドの散策になった。そして入浴!
 
山門をくぐって参道の両脇に温泉の建物がある。左の写真が薬師の湯で、今日は男風呂。右の写真が冷抜の湯と古滝の湯 。こちらが今日は女風呂。
こちらの冷抜の湯にゆっくりつかる。というか、寒いわりにはお湯の温度が低くて・・・。
ものすごい硫黄の香りで、ここで着た服が、帰ってから洗濯しても硫黄臭かった・・・。









コメント
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