落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「グレタ GRETA」

2019-11-13 22:40:38 | 映画
ニール・ジョーダンが監督で、クロエ・グレース・モレッツ主演なのに、東京で2館、神奈川で1館だけの公開。
サイコスリラーというジャンルらしい。



うーん、予告編通りでヒネリがない。。
終わりの方で、助かったと思ったら夢だった!というシーンは面白かったけど。



この手の映画で、普通は殺されてしまう主人公の同居人の女の子が大活躍!
どっかで見た事ある娘だなあと思ったら、マイカ・モンロー。「イット・フォローズ」での戦うお姉さんではないか!
それじゃあ、一番強い訳だ。
最後に二人でホッとして「箱」よりかかるシーンは、その後、二人がパートナーになってしまいそうな雰囲気。



間抜けな私立探偵も、この手の殺人鬼が出てくる映画ではよくいるパターン。無駄に犯人に接触して、あっさり殺される。その私立探偵役がスティーヴン・レイ。ニール・ジョーダンだからなんだろうが、なんだか残念なキャスティング。
ここらあたりから、やたら踊り出すグレタ(イザベル・ユペール)はなんか笑える。



警察と主人公の父親も役立たず。一回店で暴れてるのに、行方不明になっても警察は捜査してくれないのか? ブロンクスの警察って、忙しいからそんなものなのか?
私が父親だったら、警察にストーカーしてでも、娘の行方を追ってもらうのに。
結局、確率が低い方法でグレタにたどりついた同居のお姉さんが解決するなんて、現実性がなさ過ぎて怖くない。



教訓として、その街で育った人の意見はきちんと聞く事。
ストーカーもしくはそれ以上の犯罪者の家に行くときは、一人でノコノコ出かけない事。
知らないお宅での飲み物はすぐに飲まない事。
銃はやたら持ち歩かない事。



うーん、私がグレタの獲物になったら・・・。
バッグは届けるけど、とっと帰るな。
そして、あんな風に嫌がらせされたら、その倍、そいつにキレるんだろうな。



出演者は頑張ってたけど、物足りない映画だった。
コメント
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