6月24日
夏休みの計画はしていますか? 欧米では子供達の学校が6末で学年が終了し長い夏休みに入ります。
一斉に夏休みが同じ日程になると困るのは旅行会社、航空業界です。
欧州では格安の時期に子供達を学校や済ませホリデーに行く家族を禁止にしてます。
他民族の欧州は長期の休みに入るとそれぞれの祖国へ戻る人です。
もちろん学校終了前に旅行になるなら校長宛てに理由の手紙が必要になります。
無許可なら罰金になります。それくらい多い。って事です。
日本でも子供に学校休ませ旅行論争。
私立校に通う生徒には聞きませんが公立校は税金です。
授業が遅れるから個人的な宿題や課題は一切出しません。なので子供の勉強遅れるは親の管理責任です。
スコットランドは終了が早く新学期が早く始まります。(北は冬が長い)
イングランドは1か月後に終了。なので新学期開始も9月からです。
人の移動を極力均等にする為には市、県の学校教育員会の協力が必要になります。
欧米では共働きをしている家庭であっても生活保護を受け取る家庭であっても旅行には絶対に行きます。
お金が無いから・・・旅行は中止と言う思考はありません。
さて・・・
コロナ後から飛行機の高騰化、宿泊代の値上げ、飲食店の値上げにより旅行のスタイルが変わりました。
特に人気都市はオーバーツーリズムからシーズンになると一気に値上げです。
それでも 観光客は止まりません。
テイラースウィフトコンサートの宿泊事情でブログを書きましたが それに便乗値上げするホテルが続しつ。
1泊1部屋50万円 ううそやろ~~~~。
ロンドン名門老舗ホテルのリッツは1泊20万~です。しかも朝食無しで なんか・・・馬鹿にしてますよね・・・。
もちろんここのホテルは正装です。ジーンズやビーサンは禁止です。朝食もカジュアルはダメです。
どんどんオプションをする商売に吐き気がします。今、こういう便乗ビジネスが増加しており
お金持ちなら・・・そんなの関係ね~ぇ なんでしょうけど。
祇園祭の特別席問題に議論されましたよね。
祭りはパレードじゃない。飲食は禁止。神聖な儀式。とキッパリ言いました。
本音はそうなのです。けどそれを売る側、商売をする人は全てがお金です。
そこには何人もの手が入ります。無償でなんて出来ません。みな生活があります。
8月が一番高額。
ある調査に寄ると8月が一番旅行費が高い事が分かります。
イギリスは6月から航空代、ホテルが徐々に上がり7月、8月は一番高いシーズンです。
8月が高額な事から旅行時期に変更する人が増加です。
高いお金を出して熱波の国へ行かなくても・・・
特にイタリア、スペイン、地中海付近は熱波から40度を超える夏日であり外出が困難。
ギリシャでは6月から行方不明になる人が増加。
今まで?無かった事件が連続で起きておりギリシャ旅行を震撼させています。
人間の頭の体感温度37度~を超えると脳がバグり40度になると思考が失い判断が出来なくなります。
40度を超えると頭の血液の循環からボーーッとしてしまう、気絶する、熱中症の意味です。
行方不明の共通点はハイキング最中での事故です。
水や日傘、帽子があるから平気~ って思うかもしれませんが例えばイギリスでは家庭にエアコンは無いです。熱波になれば地獄です。
しかも欧米人は熱波、熱中症には身体が慣れていません。そもそも暑い事に耐えらえない体質です。
旅行を取りやめ家族
子供を持つ家族は1年先の旅行の計画を行います。予算の計算です。
みな行く場所が同じになると宿泊戦争が起きます。
特にイギリス人はスペイン、イタリアなどのヴィラ(別荘)を1週間~2週間借りるので人気の別荘は速攻で埋まります。
それぞれ家庭によって行先も異なれば格安パッケージホリデーですが欧米ではランク別に客層が異なる事から
激安パッケージホリデーには躊躇します。
え どー言う意味???
格安パッケージホリデーは低層民家族や飲んだくれパーティー系が多くマナーも無くうるさい。気分が損ないます。
それを嫌がる人が多い為に若干高くても静かでマナーがある方を選びます。
コロナ後にお金を使わなかった事から派手に豪華に豪遊した人も多かったのですが年々旅行も値上がり今年も高い。都会と田舎の差が無くなってきてる現状です。
来年も更に旅行金額が上がります。
イギリスでは車を持たない家庭も多く理由は車の保険料の高さ。
年式に寄りポンコツの車なら街中の通行が出来ず罰金です。
低予算で済ませられるキャンプにしても移動には車が必要。車が無いと生活に困る。(ロンドン以外は)
特に田舎は死活問題です。市内に家が買えない人たちは郊外に移動します。もちろん車も必要です。
今まで閑古鳥が鳴いていた公園が子供達で溢れた光景を見て驚きました。
子供達の行き場が無い
近郊の海は海水浴化し家族も増加。自分達が住む範囲から出ない人も増加。日帰りで近郊で済ませる人だ。
完全に休暇や旅行が50年前に逆戻りをしている。
コロナ前まではガンガン海外旅行に行けたのも今じゃ贅沢品の1つになった。
欲しいブランドのバックを買うか?海外旅行に行くか? 2つは選べなくなった。
現金が無い。
イギリスでのクレカの決済はほぼ1活払い。不動産以外、車、宝石、個人商店の家具やキッチンなど高額な支払いは分割が可能な店もある。(無い店もある)
ほぼ支払いは一括。高級ブランドのバックにしても分割が出来ない。
これが日本になると、どんな小さな物であってもクレカで支払いになると
「1活払いですか?分割ですか?」と聞かれる。
それが1000円の物であっても・・・。
中国人のクレカ破産をよく聞くが最近はアメリカ人のクレカ破産も多い。
何枚も何枚も簡単にクレカが作れてしまう。銀行と言う名の消費者金融だ。
イギリスでもネット銀行が増加し簡単にクレカが作れてしまう。大手銀行ですら海外用クレカ手数料ゼロ。と言うのもあり顧客を集めている。
知人は喜んで海外用のクレカを作った。これデービット式なのでチャージ(お金)を入れなくてはならない。
クレカに資金が無くなればその都度チャージする。現金が使えない国には便利であるが未だに現金でと言う国では不便だ。
イギリスでは現金不足から不動産ですら住宅ローンダメですと言うのも見かける。
今年ボーナスが無い 企業も多い。予定外、予想外の展開に計画変更だ。
学費、旅行、家の修復や改装など計画がとん挫。何を優先とするか?
特に一番痛いのは進学の学費だろう。
イギリスでの私立校(18歳以下の学校)の学費はターム事の支払い。
これが大学になると一括。例えば200万一括は厳しい。大学生を持つ子供が2人いるなら400万一括だ。
イギリスでは地元の大学に通うケースが非常に少ない為に寮代+生活費もある。
では学費が困難なら? 大学の奨学金制度(大学ローン)通学年数+生活費とのパッケージ。
これを組んでしまうと住宅ローンが組めない。返済終了が平均年齢が40代。かなりシンドイ。
永遠にローン地獄生活になる。
ある消費者金融のキャッチのようにご利用は計画的にである。
目先の行動よりも1年、2年先の行動を見て計画的なら旅行できる