オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

それをする人、買う人。

2019-01-15 10:07:55 | Weblog

1月15日

 

私はオランダは好きな国だ。芸術が多くて おもちゃ箱がひっくり返した可愛い街に魅了され もう5回は訪れている。

アムステルダムは唯一、マリファナ合法化であり 多くの観光客が好奇心で試しお金を落としてゆく。

420と言う名前のコーヒーショップや、街中は 甘い香りが だだよう。

だだ、これがトラムの中になると乗り物酔いと同時に吐き気になりそうになるから要注意

ラリっている乗客)

 

友達が住んでいるアパート周辺で、奇声を発する男が 夜中 外で暴れていたそうだ。

彼女のアパートは3階だが、バルコニーが付いて居る為に人が隣へまたげる。

ドンドン バシバシ と 音が近づき目が覚め、窓のカギをきちんと掛けているか?確認し子供を起こさせ1つの部屋に集まった。

数分後、黒い車両の警察バンの機動隊が到着し、完全武装で男を取り押さえ、連行したそうだ。

中毒者となると、警察では手に負えず機動隊が来るとか。

この時ばかりの怖い経験は二度どごめんだ っと中毒の恐ろしさを話された。

 

<イギリスの大学で蔓延する商売>

ママ友の息子が通う某大学の学生寮では、多くの売人が存在すると話された。

1人、2人では無く、面白半分、儲け話に便乗する生徒が多い為に ママ友の息子は違う寮へ移動したくて親から大学へ話し合って欲しいと言い出した。

この場では、「違法薬物の売人がいるので困ります」と言ってしまうと、大学側が警察に通報する為に

生徒のチクりの犯人探しが始まる事を懸念して

「息子は、このハウスの生徒とは気が合わない」と相談を持ち込んだ。

もちろん、大学側は あっさり 他の寮の移動を認め 普通の生活を送っている。

たまたま?この寮に悪徳生徒が集まったとしか思えず 寮での売人行為がある事にも 個人的には驚いた。

イギリスの大学は、長期の休みの時にしかバイトを許可していないケースもあり、

親の仕送り、奨学金が足りず 小遣い稼ぎで怪しいビジネスを始めるケースもある。

学生がお金を増やしていくケースは、大きな休みの時にガッツリ働き貯めるか、自分の着ていた服をフリマで売ったり、ネットで購入したレア物を売ったり。

20~30年前の大学生は、新聞配達やスーパーの棚卸など数時間働いて学校へ行くケースもあったが、今の時代は無い。

バイトをしたら留年してしまうから、大学生活は勉強1本だ。

※欧米の大学での留年は認めていないケースが多い。2年目で卒業なら、過程卒業をみなされ大学証明書は貰えない。

お金が欲しい背景には、学生の身なり問題。

〇プリュームや、〇ッチなど、多くのセレブレティーが成功の証はブランドを着る傾向のマネだろう。

現在の高校生はお年玉で〇ッチを買う。

そうそ、今年のクリスマス一番人気プレゼントはアップルのファイヤレスイヤホン。

私は「うどん」と呼んでおりますが。

うどんイヤフォンって呼びますよね???

 

<更に蔓延するのは高校生も>

売人に高校生が多い。本当に多い。 興味本位で始めるケースが多く、楽して儲けてしまうと売人から足を洗う事が出来ない。

なんとも・・・。

高校生から、こんな悪質な商売を始めたら100%やめれない。

知人の息子Aの両親は厳格な方だ。

教育はもちろん、お金持ちの家庭で 何一つ 不自由がない暮らし。

Aはネットで薬物を購入して他の男子生徒へ販売をしていた。

とにかく簡単に買える某大手ネット通販でも買えるから驚いた。

まず、「物」が入る、欲しい、買いたい時の暗号があり 携帯を他に人に見られてもバレない様にしている。

売買をする時はも森林が多い公園。

もちろん臭いでも分かるのだが 一番は学校側が荷物検査や携帯履歴を見れば一発だ。

イギリスの高校はタバコや酒では退学にはならない。

校門で休み時間にタバコを吸っていても、学校外なので教師の関与が出来ず 気が付いても知らんふり。

そこまで教師は生徒に関与できないし、まして公立となるとサービス教師はいない。

最近は、スチームタバコをしている生徒だって見かける。もちろん年齢があるので禁止だ。

 

売人をしている事が学校にバレたAは退学となり、違う学校へと編入する。

それから・・・1年後。

Aは、その編入先も退学となった。

理由は前学校と同じ事を繰り返し。

Aは「物」を自宅の郵便先では無く、以前から知り合いの友達関係の住所を借りてた。

その子が、ダメなら 次の人の住所・・・・と、どんどん送り先を変えては親に見つからない様に売人を続けていた。

そしてAは違う学校へ転校した。

今でも 親は息子を信じている。

何故?息子が売人になったのか? 何故、辞めれないのか? 親は理由が見つからない。

人生の辛さ、寂しさ、何かの失敗のきっかけで、逃げてしまい、手を出してしまい中毒になる子供と、売人になる子供がいる。

私は、どちらのケースも知り合いがいる。

自宅などでの栽培で それを(苗)見つけたら まずは警察に連絡し薬物の機動隊が来る。

 

 

<薬物依存の家庭の子>

娘は1週間に1度、貧困子供のサポートをしている。年齢は7歳から11歳の子供。

最初の自己紹介は、自分の名前では無く号泣されSOSを出されたそうだ。

そこのエリアは市内でも荒れている場所の公立。

生徒の ほとんどの親が何かしらの問題を抱えている。

子供が 少しでも 普通の生活が出来るように、普通の人間に導くために 大人が子供をサポートするのではなく、

似た年頃の子供の方が話しやすく、将来の目標が見つけることが出来る・・・・と話す。

わが家とは 違う家庭の子。

こんな家庭が他に多い事を知ると、娘のショックは大きかった。

幼い頃からのメンタルサポートにて、絶対にしては行けないルールがあるそうだ。

 

1 どんなに その子が可哀そうでも 決して特別扱いをしない。

1 その子と仲良くなり、物などを渡しては行けない。

1 ソーシャル、誕生日会、イベントパーティーなどの招待も禁止。

1 その子の家庭が、ずさんな家庭環境、DV、薬物中毒、育児放棄の話を聞かされても 真剣な答えを出しては行けない。

1 悩んでいる子供は、誰かに聞いて貰いたい方が優先であり 話す事で楽になるから、話を聞くのみ。

 実はこの方法は精神・心理カウンセラーでも同じ。

その子に情が入らないようする。

16歳の娘の学校のトレーニングメンタルが逆に凄すぎて驚くばかり。 

娘曰く、どんなに自分達が手を差し伸べても、悪魔が邪魔をする・・・・と言う。

悪魔とは自分の両親の意味。

親が全てて、親が言うことが絶対的に育っており、自分が育った家庭以外の世界を知らない。

それが悪いのか? 良いのか?の判断力も欠けてしまい、間違った人生と道を誰からも教えられず生きて行く。

言葉も会話も乏しく、自分の引き出しすら作れない子供ばかりだそうだ。

夜に子供達の集団を見るが この子供達は みな親から放置されている。

自らグレたヤンキーでは無く 自宅にも帰れず、外で時間を潰している。 帰る場所が無い。

 

心配だら親が子供を探したり、警察に連絡なんて無関心。

グラスゴーは薬物中毒者が多く、ほとんどは家庭連鎖。

10代で妊娠も多ければ、中毒患者の妊娠率も欧州では1位だ。

生活保護のお金は全て薬物に消えてしまう。 だから犯罪が絶えなく、終わらない。

薬物欲しさで空き巣は絶えない。

依存する・・・と言う意味は中毒より怖い事。

 

<中毒者、依存者のスタイル>

夫が原因不明の病気で入退院を繰り返し、通院していた外来が 「薬物外来」だった。

待合室には、監視カメラが設置、窓も無く、幼い子供の同行は禁じられていた。

見た雰囲気は異様だ。

何故?夫が薬物外来だったのか?

原因不明の感染症の為に、色々な薬の取り扱いがある外来通院。

もちろん、薬物中毒患者も この外来である。

イギリス、他の欧州で薬物外来の患者には、薬物を和らげる合法薬の配布や注射針を無償で交換しているケースがある。

こう言う危険患者に、薬物を急に止めさせると 妄想や幻覚で何をするか分からないからだ。

よく見るギャングのスタイル。

スエットに、フードをかぶる服装。

ギャングのスタイルでは無く、薬物依存をしている人は ボタンがかけられない、ベルトなども困難。

だから、簡単に着れる服なのだ。

注意してみると、服のあちこちにシミや汚さがある。 洗濯なんてしていない。

全てが面倒になってしまう。

 

カナダやアメリカでも合法化となり、ますます他の州でも解禁となる。

いち早く、それに投資したラッパーのスヌープドックは皮肉にも麻薬帝王となり1兆円も稼いでいると言う。

彼のブランド化なんてされたら、まさにラッパー界の神扱いだ。

それを目指す人もいるに違いない。

アメリカの合法化により犯罪率は下がった。

問題は人間として生きていけるのだろうか?

日本人観光客も好奇心でトライすると思う。もちろん日本の法律では禁じられているので、そこがカナダ、アメリカ、アムステルダムでも行為は禁止である。

近年は、食品やプロダクツ関係にも商品化されており 子供が誤ってマフィンやキャンディー、クッキーを食べてしまい死に至るケースも多い。

子供の目が届かない場所へ・・・なんて言うが 一般の店で売られている食品は完全に子供目線の位置に置いてある。

どーーーしても、商品が欲しいなら お土産場で 靴下かTシャツなどの購入をお勧めしたい。

品質と物とデザインも良かったりする。

 

<日本の高校でもすべき薬物講義>

娘の学校では、薬物の講義(レクチャー)がある。

講師は元薬物患者 本人。

自分の経験から、立ち直り 薬物の恐ろしさを若者に教えている団体が高校を訪れて活動をしている。

人生、誰にでも失敗はある。

支えなキッカケで薬物に手を染め、家族も悲しみ、リハビリ病院へ入院。

体はボロボロになり、寂しさと恐怖と薬の繰り返しが無いように、周からもサポートを受けている。

元薬物依存者であっても、支援団体の協力の下で仕事が貰え 働く意味を知る事だって出来る。

講義を受けて、だだ聞くのではなく 

どうしたら薬物が減るのか? 医者になりたい! 精神カウンセラーになりたい! ボランティア活動をしたい!と言う生徒の意見があってこそ威力も増すそうだ。

立ち直った人も、生徒からの意見で講義をしてよかった・・・・と話す。

 

薬物は脳も体も元には戻らない。

一度、手を染める前に立ち止まり考える事、そして それを止める親、友達も必要だ。

洗脳されて、その行為が カッコいいなんて 私は思わないし、思えない。

合法の理由はビジネス、金。 だだそれだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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