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またか・・・(涙)イギリスの値上げが止まらん!

2024-08-07 17:19:21 | Weblog

8月7日

 

8月から値上げが始まった ちょっと 何処まで上げるんだが~

日本のように親切にテレビで「OOの値上げです」なんて一切ない。

しかも日本の値上げは消費者の事を考え10円、20円程度。

イギリスは日本円なら50円から100円くらいでドンとやってくる。

予告なしに当たり前のようにシラ~ッと上がってる。

毎回スーパーへ買い物へ行くとイギリスの物価が数か月置きに上がってる事を知る。

コロナ後からスーパーの値上げのスピードから政府がストップを掛けた。

「値上げ便乗のあおり」

スーパーは儲かっている。むしろ黒字。

イギリス人は外食の高さからめったに外食はしない。自炊が支流だが更に外食減少へ向かっている。

コロナ後のインフレを良い様に利用し値上げ競争を政府が禁止を掛けた。

値上げはスーパーだけではない。ほぼ全部のサービス業全て。いかに人件費と言う事を知らされる。

この人件費のスピードから見える背景は倒産か廃業へ更に進む。

 

富裕層、中間層、低所得層が行くスーパーが異なる。

フードバンクに寄付をと言う声が最近聞かなくなった。私も毎週フードバンク寄付をしていた1人。

イギリスのフードバンクは団体がありスーパーと連携するようになった。

要するに賞味期限が短い商品に関してスーパーが横流しをする。

ホームレスシェルターが食品が多くて断る事もある。(消費できず)

各スーパーの出入り口に大きな箱があり「フードバンクへ寄付を」と書かれてる。

生鮮食品以外は何でもよく(紙もの、日用品など)スーパーの近隣にある教会へ送られる。

教会のフードバンクも並べば誰でも支給されるのではなく登録が必要になる。(家族なら人数の確認)

暖かい食事や飲み物は誰でも提供される。(日程決まっている)

低所得者家庭は行政に登録しておくと その子供達の食事が免除もしくは1ポンド。

夏休みなどの長期の休みには行政が登録している家庭の子供にランチパックの配給がある。(これは本当)

低所得者の家庭の親はほぼネグレクトな事から育児放棄により子供達にまともな食事を与えない。

近隣にあるコミュニティー会場、サッカー施設、児童施設で無償で食事が食べれる。

これも全て寄付で運営されている。

 

イギリスのスーパーはエリアに寄って異なる。

その中でも高級スーパーのウェイトローズ、M&Sが近所にあるなら そこは富裕層地域。

無農薬が多く料理好きと中間層を狙ったスーパーはセインズ。多国籍で中間層からやや中間下はテスコ。

モリソンズは北イングランドからスコットランドに多くあり田舎と貧困地域向け。

アスダは買い物に全く興味が無い人向け。

リドル、アルディーは学生、低所得向け、たまたま通りすがりに・・・近所にあるから~の人。

なのでイギリスでは何処の?スーパーで買い物している?からその人の暮らしと所得が把握できる。

富裕層に卵が6個入りで700円ですよねと言っても全く持って興味ない。通じない。

日本人の様に「あそこが安い」と言う話には興味が無い。もうどうでも良い話し。

あっちの卵が安いから卵はそこで買うとかない。時間の無駄をしたくない。

放し飼いでオーガニックな卵であるなら何処でも良いのだ。

家計簿、エンゲルケースが無い。むしろ知らない。っと言うか日本式 欧米人は知らない。

共働き家庭が多い事もありネットスーパーで買い物でまとめ買い配達。

セインズ、テスコはスーパーのポイントカードがあると値引きがある事からリドルやアルディーとさほど差が無い事もある。

後は何処で製造しているか?と気にならない人はディスカウント店がお好きのようだ。

自国での記載が掛かれていない事から食品不安になる人はこの系のスーパーでは購入しない。

※生鮮食品は国産が多い。

リドル、アルディーが世界で売り上げ1位になる理由の背景は格差社会を示している。

ここはドイツのお菓子があるのでたまに行く。得にクリスマスお菓子はお勧め。

 

美容室、マッサージ&整体、習い事

値上げは飲食店だけじゃない。人が動く全て。

値下げされているのはネイルサロン。今年になり競争率が激しくなった。何故か・・・。

潰れてきているのはタトゥーパーラー。

今の世代の若者で減少があるぽい。

露出の時に見せると言うタトゥーには残念デザインが多すぎる 

タトゥー通いとシミ取り通いは切りが無くハマる。と誰かが言って居たがその通りだと感じる。

イギリスでのマッサージ&整体運営は個人商売が多くチェーン店が無い。

空いてる時間での飛び込みで良いですか 的なクイックスタイルが無い。全ては事前予約制。

ここが日本なら駅前と立地条件が良いがそれも無い。

ホテル内にあるSPA&マッサージは通常よりも高額。

ちょっとの時間があればマッサージで時間を潰すか好きな私にはイギリスで通うマッサージはご褒美なのだ。

コロナ前までは手頃で毎月掛け持ちで通っていたが今は2か月に1度くらいのペース。

掛け持ちは止めて常連店へ行く事に決めた。

早い話しお試しだのにお金を出したくない気持ちになる。

それくらい値上げした

そのマッサージ店や整体が上手じゃ無かったら損をした気分を味わうからだ。

夫婦でマッサージ屋を経営している知人はシュア・レント(部屋貸し賃貸)に参加しており個人経営、フリーランスが共有でスペースを借りてイレギュラーでの運営スタイル。

事前予約制なので誰がそのスペースを利用しているか?に寄って施術師の仕事が把握できる。

自分が利用したスーペス時間だけを払う。

個別サイトが多い事から探すのも一苦労する。

コロナ前までの商売は沢山の人をこなして稼いでいたが疫病に寄り躊躇する事から(消毒や換気など)

1人の客を長くして料金を上げるやり方に移行している。と話す。

借りてる賃貸にも寄るがホテルのマッサージと同じ料金まであるから困惑する。

ホテル内は高級感などがあるが通常のマッサージ屋にはそれは無い。

値上げが早い意味は経営困難のSOSを出している。 

世間のあおり値上げ便乗商売が消費者には通用しなくなった。

今の飲食店の客はリピートが無い。どちらかと言えば観光客向けシフトになり始めた。インバンドへ。

マッサージ屋、美容室、床屋など地元が利用する商売はリピートあっての商売。

値上げをしたら客が来なくなる、客は移動する。と言う事は百も承知だ。

儲けを無しに「こんだけ稼げば良い」と言う人も居る。理由は税金問題から。

自分スキルアップのお稽古(レッスン)なども上がった。

まだ生徒が通える金額設定になっているが1年に2度も値上げペースは相当なもんだ。

まだまだ落ち着きがない値上げにそろそろ国民の不満や爆発が起きそうな・・・

この秋から明確に消費する物が分かれる。

本当に必要な物しか買わないだろう。 

物価が上がる度にこの国ではストが多い。後は移民が増加すると物価は上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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