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駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

海外旅行、リゾート地、別荘雑談。(日本も含む)

2024-08-10 21:25:10 | Weblog

8月10日 

 

リゾート地と言えばハワイを想像するでしょう。

私もその昔に行った経験がありますが日本語も通じて買い物も満喫した思い出です。

欧州では地中海、スペイン、南フランス、モルジブ・・・と言ったら切りがありません。

欧州人は太陽を求め暖かい国でのんびり~と過ごし日焼けも好みます。

まだまだ秘境な場所が多く誰にも教え得たくない場所(プライベート)も多いです。

※汚されていない場所

リゾートは夏だけではありません。年中休暇を過ごせる場所を言います。

そんな世界リゾートランクで31位がニセコです。

今回はニセコの雑談。

 

私が幼い頃にテレビドラマで見た「北の国から」

大自然の中で暮らす家族の物語です。私は途中からあのドラマが見れなりました。

似た年頃の子供が貧困()を強いられる姿を見て「絶対にあんな暮しは嫌だ」と感じたからです。

皆と違う暮らしをしている と悲しくなりました。

今ではキャンプブームだったり、自然ブームやウィルネス、農業ブーム、田舎移住など憧れるような暮らしとシンプルさを求める現代人が多く私も山の暮らしがイヤじゃありません。

北の国からの時代が今付いてきたのだと感じました。

舞台は富良野ですが その隣のニセコや富良野が数年前から外国人ブームです。

元はオーストラリアの投資家がニセコに目を付けスタートし今じゃ高級リゾートへの開拓です。

海外旅行をあまりしない日本人はリゾート?と疎いです。

休み無しで働く美的感覚で昭和的な事もありますよね。休んではダメ?的な。

未だに私の世代の働きの方は休暇を取る、半日休む、早退に抵抗があると言います。

これもパワハラの1つです。未だに休暇を取る恐れが感じていると言います。

さて知人がニセコに不動産を買いました。

6年前に香港在住の英・日夫婦(仮名Tさん)もニセコにコンドミニアムを購入。

理由は毎年2月の旧正月はニセコで過ごすと言うのが中国人、香港人のスタイルです。ホテルも1年前から予約です。このホテル宿泊競争からコンドミニアムに火が付きました。

毎年ホテル予約のストレスとの闘い 何故ニセコに拘るようになったんでしょう・・・。

日本には沢山のスキー施設があります。なにも・・・北海道まで行かなくても・・・と雪国出身の私は感じました。

Tさん夫婦は「パウダースノーだからよ

 え 何言ってんだ??? 親切は何処もパウダースノーだ。この返事にいかにスキーをしない素人が

広告にハマったんだ・・・と思った 

Tさん家族は6人なので3部屋借りる事になります。

旧正月のシーズンが一番高い為に毎年高額な料金を支払うなら・・・不動産の購入を決めました。

要するに中国人、香港人が海外リゾートでスキーをする。と言う金持ちスタイルの変化です。

中国人、香港人がスキー旅行は1つの新ステータス。

スキーなんて出来なくても良いんです。SPAへ(温泉)行ったり美味しいものを食べたり札幌まで行き買い物です。

スイス旅行みたいなイメージがあります。

コンドミニアムは部屋数で価格が異なりますが部屋の広さが外国人向けともあり日本のホテルのような狭さはありません。スキーリゾートにあるコンドミニアムはキッチン付き。コンドミニアム内にもレストランやカフェもあったりします。

ニセコでコンドミニアムを買った夫婦は困った事は飲食店の数の少なさと言います。

昔馴染みの大型ホテル内にあるレストランで洋食を食べに行った。と言います。

仮別荘やコンドミニアムをレンタルする目的は自炊と外食の半々です。

もちろん旅行中には全て外食が良い派もいます。

コンドミニアムの契約条件はオーナーが1か月の無償で宿泊が出来き残りの11か月は賃貸です。

タイムシュアでもなく、ホテルの部屋のオーナー?でもなく、最近支流になっているホテル&コンドミニアムのシステムです。

もしもオーナー1か月の利用をしない場合は人に貸す事も可能です。収入は入ります。

これ最近日本の観光地に出来るレジデンス、コンドミニアムホテルのやり方です。

Tさん夫婦は2月の2週間だけの利用で後は使用しません。後はホテル管理に任せます。

 

世界が疫病の中、国は閉鎖になり2年半は全く収入がゼロ。

香港の雨傘運動により多くの外国人が脱出しTさん夫婦もイギリスへ戻る決意をしました。

Tさん夫婦は4年半ニセコのコンドミニアムを利用していません。

コロナ後から航空代の高騰化に寄りシーズン中は行けない と言います。

せっかく購入したのにこれでは意味がありません。

Tさん夫婦は予想外の出来事からコンドミニアムの収入がほとんどありません。

スキーのシーズンしか利用しないなら本当に無駄な投資です。

 

北海道住民のリアルな声。

私も2度ほど北海道に旅行へ行ったことがありますが島と言う事ら物価は若干高いと感じました。

コロナ後からのインフレに伴い道民ですら物価が上昇し本土へ行くと安いと感じるそうです。

ここ数年は札幌でも30度になる事もありエアコン無し暮らしを過ごしていた事から熱中症も増加と言います。

札幌在住の静江さんのアパートにはエアコンが無く何度も倒れそうになった経験もあり我慢が出来ないくらいの夏に参った。涼むときは図書館で読書の日課。と話していました。

熱波に慣れて居ない事から食事も何を食べたら良いのかと悩んだと言います。

私は静江さんにニセコの聞きました。

静江さんが幼い頃はニセコは村で驚くほどのリゾート地に「道民は行かないよ。あそこは外国。全てが高い。本当に変わってしまった・・・」

自らニセコへ行こうと言う道民が居ない。と言います。

まだ富良野の方が良い。(←これポイント)

おまけに昔から住んでいた住民が引っ越しをし違う地域へ行っている。とも言います。

自分達がやっていた商売が出来なくなり冬以外は仕事が無いそうです。

静江さんも実家は根室です。静江さんも社会人となり職場は札幌へ行き今では根室には親戚も居ないと言います。

静江さんが富良野がまだいい。と言った理由はスキー外国人でさえニセコの高さに移動しているからです。

イギリス人の知人も長野へのスキーを選びました。理由は東京からアクセスの良さです。

観光にも行きたい 温泉もある 買い物も便利 

そして何と言っても温泉ざるを見たい これです。(スノーモンキー)

温泉ざる観光が最強なのです。

長野周辺の古き良き日本の文化も堪能多い事からニセコのような近代化を求める事じゃないんです。

欧米人が行くスキーリゾートはその国らしさを求めます。

 

世界の金持ちが行くリゾート

ニセコはオーストラリア、中国人、香港、日本人の富裕層がターゲットです。

欧米、中東に住むお金持ちがワザワザ北海道まで行きません。

理由は遠いからです。

その逆でオーストラリア人、中国人、香港人、日本人は遠いスイス、オーストリア、イタリアまでスキーに来ません。

 

そしてニセコが高級リゾートになれない理由もあるとか。

高級リゾート地にはミッシュラン(高級レストラン)があります。(これはマジで)

カレーライスが3500円だっての話じゃないんです。

スイスなら破産しますよ。 スイスは本当に高い。それでも観光客は絶えない。観光客のレベルが違う過ぎる。

高級ブランド店などの店舗も多い。(これも本当)

冬に行かなくても季節関係なくアクティビティーが楽しめる要素と観光客の収入が継続秘訣です。

スイスやイタリア、フランス、アメリカのスキーリゾートが人気な理由にはそれぞれの魅力があります。

大抵は1週間の滞在。毎日スキーは飽きる為に他のアクティビティーも必要です。

ある某有名経済ジャーナリストがニセコを訪れて調査を始めました。(最近)

多くの不動産が売りに出されている。と話します。しかも中華系のオーナーさん達です。

香港Tさん夫婦のコンドミニアムも現金で購入。外国人は現金1回のみ。

私は某有名経済ジャーナリストの発言に驚きませんでした。

不動産ブームに乗っかった中国人、香港人。(←ターゲットが・・・

中国の破産した不動産事情をみれば一目瞭然。

現金枯渇なのはどの世界でも同じですがマーケットのターゲットが悪すぎです。

欧米人の単価に合わせてニセコだけ物価を上げるのは日本人が来ません。簡単な話しです。

イギリスもアメリカも不動産下落が始まっています。「現金で購入してくれ」の要望もあります。

海外にあるチェーンホテルなどはライセンス化もあり契約満期になると名前が変わる傾向が多いです。

もしくは売り上げ業績が悪いと売買も多いです。

ホテル運営、経営者がちょいちょい売りに出すのは有名です。

大丈夫ですよ・・・そのまま引き継ぎますから~。(←あまり当てにできない言葉

 

 

海外不動産投資をしてるのは中間層が多い。全て住宅ローン(モルゲージ)を組み人に貸す。

自分はその国には住まない。税金が絡むから。年々法律も異なってきてる。

塩漬け放置をしているなら要注意。

海外投資物件を買う人は10年以内でギプアップも多い。中東や南アジア、フロリダなど自分達が知らない知らない不動産投資は予想以上に自腹を伴うケースがある。法律やルールが異なる。

自然災害が多い国では保険も高い。

大型台風が来る度にその国へ行き見守る人も居る。(災害に備え。補強など)

知人イタリア人の家族はナポリ郊外の美しい田舎町に別荘を持ってた。

父親がイタリア人な事からイタリアにも家を持ち幼い頃は長期のバカンスで利用をしていた第二の家。

ご両親が高齢になりコロナが切っ掛けで家族が行く事から遠ざかり3年以上放置となる。

兄弟達もそれぞれの都合から誰も別荘を利用する事が無くなった。

1つは別荘のメンテナンス(防犯も含め)2つは航空代の上昇、3つめは車のレンタカーなど予算外の出費。

家族が話し合い維持が困難な事から売りに出す決意をした。

家族の思いは「その思い出の家を新しい家族に維持して欲しい」

売りに出す最後に家族全員が集まり別荘を忍んだ。

本来の別荘とは家族やその親戚が使用しレンタルなんてしない。人に貸すと汚される。

そして現代の旅行者は同じ国へリピートをしない。

旅行の時にその国の魔法に掛かり不動産購入者は非常に多い。(Tさん夫婦)

コロナの切っ掛けで閉鎖になった事も要因。リモートワークにもなり現地駐在員の数も一気に減った。

インフレが止まらない国での不動産はタケノコ状態で高層マンションのスピードが速い。

その為、欠陥住宅も有名。5年もすれば買った不動産は下がる。(これ覚悟)

1回切りでその国で豪華な旅行をしたいなら5星のホテルで過ごした方が良い。

著名人や豪富が優雅に満喫できるプライベートビラ、島だってあるし、豪富だけのクルーズツアーもあるし、

オリエンタルエキスプレスなど言ったら切りが無い。

 

そしてニセコで中国人の売りが多い理由の背景を知る事だ。

日本に住むと籠の鳥で外の情報が入らない。とにかく自分で情報を集めるしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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