日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

命を守る為に大事な事3つ・・・

2012-09-04 11:17:10 | Weblog
 先日、NHKスペシャルで、「命を守る為に大事なこと3つ、釜石の奇跡」との内容で放映されていました。
 3つとは・・・→
1、「想定にとらわれるな!」・・・子どもたちが、学校で教わったことから、大人を説得して、高台に避難して、助かっていました。多くの大人は、又、いつもの大したことのない津波だろうと思っていて、その深刻さを無視していましたが・・・。そうなんです、常に、マニュアルや想定に囚われていると、助からないことがあるのです。
2、「最善(ベスト)を尽くせ!」・・・どんな状況にあっても、諦めないことが大切です。今、最もいいと思われることで出来ることは何か、それを考えて、行動に移すべきです。
3、「真っ先に逃げろ!」・・・今回の震災では、他人を助ける為に出掛けて、命を絶った人もいました。まず、自分の命の確保を確実なものにして、それから、他人を救うことを考えるべきです。
 これって、実際の災害時に、短い時間で、ちゃんと正確に判断できるかとなると・・・→ケースバイケースで、難しいと思います(前もっての周到なる訓練が大切ですね!)・・・結果論で、悔やむこともあるかと思います・・・?!
 この3つのことは、海外旅行(滞在)時でも当てはまる事ではないでしょうか・・・?!海外で、日本人が、いろんな被害に遭遇していますが・・・時には、消息不明になることも・・・。
1、海外では、乗り物が予想通りに利用できないこと、多いです。正に、想定外が多いのです。日本では、電車が3分遅れても、申し訳ないって感じで、何度も車内で放送されていますが・・・これは、海外では例外と考えるべきです。その時慌てて、取り返しのつかない様な思わぬ方向に走ってしまわないことが大切です。
2、どんな状況にあっても、慌てず、今、一番いい方法は何かを客観的に考える余裕が大切です。海外では、周りの人に遠慮なく尋ねることです(海外では、東西南北に道路が走っていないことが多く、私は、迷った時、しばしば現地の人に尋ねていましたが・・・)。最低限の語学力は、自分の身を守る為には、必須ですね(行く前から、それなりに準備をしておくべきです、個人旅行では、尚更ですね!)・・・。
3、海外では、とても貧しい人がどこにでもいて、そんな人が、日本人をターゲットにしていることがあります。相手は、命を取ることよりも、お金目当てです。私は、いつも、ちょっとお金を入れた財布を常に持っていました。何かの時には、これをあげて、サッと逃げることにしていましたが・・・(幸いに、そんな目には、今まで、一度もあっていませんが・・・←海外では、お金持ちに見えない格好でいつも歩いますが・・・?)。それと、夜9時以後の外出は、極力控えていましたが・・・。
 今朝早く(9月4日)、息子が成田から海外に発ちました。1年間、いい体験をして、しっかりと学んで、今後に生せることを切に祈っているのですが・・・(合掌)。

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延命治療・・・

2012-09-03 10:40:54 | Weblog
 9月3日(月)、NHKの朝イチで、「家族の延命治療、あなたならどうする?」が取り上げられていました。実に様々な意見があるのですが・・・。
 認知症や脳梗塞になった時、「胃瘻」を造ったり、気管切開して「人工呼吸器」を付ける場合、医師も、かなり迷っているケースが多いかと思います・・・。もちろん、どんどん元気になって行くと予想されれば、積極的になると思いますが、認知症がひどかったり、応答がはっきりしてない時は、どうでしょうか・・・?!
 新生児・未熟児を携わってきた小児科医として、障害児を持っている母親に沢山接触してきました。後遺症を持った子どもを抱えてとても難儀している母親も、たくさん知っています。自分が受け持って、後遺症が残った父親から、「私が元気な時はいいけど、その先が心配で・・・」と言われたこともあります・・・。
 日本の場合、世界に誇れる皆保険ですが、その医療費(30兆)も、高度医療と高齢化に伴って、毎年上昇する傾向にあります。それに反して、労働人口は、既に、減少傾向にあります。このままずっと維持できると考える方が無理だと思われます。現実に、満床に近い状態で、救急の治療を要する患者さんが直ぐに入院できなくて、難儀しているケースもあります。
 もちろん、重度の障害児を抱えていても、前向きで明るく生きているケースを何家族も見てきました。そんな生き方に、頭が下がる思いで、こちらの方が教わることもありました。
 今、染色体異常が血液検査で判別出来るって感じで報道され、それに付いて、いろんな意見が出されていますが・・・。
 人間って勝手なもので、自分のいい様に解釈する傾向にあります・・・→例えば、宝くじですが・・・→圧倒的に、大金を手にする確率は低いのに、それに当たるかも知れないと思って買います・・・交通事故・・・→宝くじの大金よりは、当たる確率が高いと思いますが、自分には当たらないと思っている人が多いのでは・・・?!人間、3・11で経験した様に、いつどうなるのか、誰にもこの先のこと、分からないのですが・・・(自分の場合、もしもそうなった場合の延命治療をどうして欲しいのか、前もって周りに伝えておくことが必要かと思いますが・・・!)。
 人の命は尊いと言っても、家族が疲れ切って、看護している人が病気になっているケースもあります。中には、看護している人も大きな病気を抱えているのに、やむなく老いた祖父・祖母の看護を献身的に自宅でしているケースもありますが・・・。
 3・11から、人間同士の絆の大切さや延命医療の在り方など、一般の人の間でも、しばしば話題になっていることは、とてもいいことだと思っています。

*30年以上、小児医療をしてきて、何もしないでと何度も強く言われたケースが2例ありました(共に、20年以上も前のことですが・・・)。それも、家族から複数ではっきりと(延命治療を望まないとの内容で)言われました。(私も、しばらく、かなり落ち込んでいましたが・・・)
 一例は、18-トリソミー症候群でした。病名が付いて(初め、何の疾患か分かりませんでした・・・)、この病気だと長く生きられないと告げると、患者さん側の態度が変わりました。告げてから亡くなるまで(12カ月余)、一生懸命に献身的に母親が看護していました。亡くなった時の母親の涙を、今でも、はっきりと覚えています。
 もう一例は、未熟児で、器械を長いこと付けていました。2週間過ぎても、器械をはずすと、呼吸が確実に止まりました。何度も何度も親を説得して、1カ月まで器械を付けて、無事に救命出来ました。その後、順調に大きくなって、私も親も、共に喜び合いました。

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随兵行列・・・

2012-09-02 17:40:34 | Weblog
 毎年、熊本市では、「藤崎八幡宮秋季例大祭」が行われ、今年も9月16日(日)に盛大に行われることになっています。秋の風物詩として、熊本市最大のお祭りとなっています・・・その時に「随兵行列」が見られますが、それが、先立って何とこの上天草市龍ケ岳町の上天草総合病院の前で(初めて)行われました。
 「勢子、ラッパ隊、総勢50人」それに、馬一頭を引き連れて来られました・・・(←熊本市でじっくり見たことが過去にありましたが、これが、病院の前で見れた何て・・・→感激!)。
 平成24年9月2日(日)15時~16時まで(正味30分間)、地元の人や病院入院中の人が見つめる前で、行われました。(←職員も、混じって踊っている人がいましたが・・・?!)。
 見ていて、とても楽しかったです。ありがとうございました。

http://fujisakigu.or.jp/(公式サイト)

http://www.youtube.com/watch?v=NYGd-CaB4VA&feature=youtu.be(9月2日の実際の模様、前半)
http://www.youtube.com/watch?v=8SWHaPsfwTs(9月2日の実際の模様、後半)

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