日本の心・さいき

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満59歳

2008-05-28 09:09:20 | Weblog
 今日、満59歳になった。いつの間にって感じだが。歳は取りたくないが、長生きしたしたいのが多くの人の願いかな。しかし、一刻一刻時間は過ぎて行く。これって、皆、平等に与えられているのだ。
 昨日民放のテレビを見ていたら、松島トモ子さんが出ていた。昔、彼女は「(NHKの)お笑い3人組」で出ていたのかなあ。彼女、ケニアに10日間行って、ライオンとヒョウに襲われ、ちょっと間違うと大変なことになっていた。それなのに、「ライオン、私と遊びたかっただけだったと思うんですけど」とか、「飼育係の男性と私が手をつないでいたので、メスのヒョウがやきもちをやいたのでしょう」何て感じで言っている。今も、トラやヒョウ大好きの窮極の動物愛好家だとのこと。
 ムーッ、私もこんな心境で、自分に危害を加える人がいても、いやになることなく、寛容の精神で、多くの人と上手くやって行きたいと思います。
 朝青龍と白鵬が千秋楽で、横綱にふさわしくない行動をしたとのことで、相撲協会から厳重注意を受けている。
 白鵬は、「悪いことしたなと、申し訳ない気持ちで一杯です。冷静さがなかったと反省しています。」と釈明し、ホントに侘びる気持ちがこちらにも伝わってくる感じだ。一方、朝青龍は、「深く反省しています。今後はこんなことがない様に注意したいと思います。」と、淡々と釈明した感じで言っていた。土俵の上では、いつものだめ押しの勢いで押した感じであったが、シマッタとの表情がはっきりと読み取れた。私なりの分析では、彼は彼なりに努力していて、前よりも進化していると思った。
 人間は、よくあんパンに例えられる。中のあんこがホントの自分で、それは、なかなか変えられない。あんこの外は、見かけの自分である。医師にしても、教師にしても、社長にしても、横綱にしても、それは、あんこでなくて、見かけのものだ。社会に出れば、それらしく振る舞うしかない。しかし、人間、どこかであんこの自分をそのまま出したいもの。それが、趣味になったり、バクチや夜の飲み屋街になるのではないだろうか。
 ある水商売の人が言っていたなあ、「酔って一番乱れるのは、お医者さんと、学校の先生と、警察官です・・・」と。
 まあ、この歳になって、いろんなことを経験してきて、やっと自分のことが少し分かってきた感じになっている。先の松島トモ子さんが言っていたなあ、「今までは、明日があると思って生きていましたが、今は、もう、明日はない、今日がクライマックスだと思って生きています。」と。59歳になった私も、同感。

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