日本の心・さいき

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結婚記念日

2008-04-19 11:31:59 | Weblog
 昨日は、結婚記念日だった。4月18日は、又、父の誕生日でもある。もしも父が生きていれば、1912年(明治45年)生まれだから、96歳の誕生日にもなる。父は、1月22日の大雪の日に、84歳で亡くなった。自分がかって勤務していた病院の特別室に1カ月余入院していて、殆ど毎日、(自分は開業していたが)様子を見に行っていた。様子を見に行く度事に悪くなっている父を知って、自転車で帰る時には、涙が自然と出ていた。悲しかった。胆石があって、胸水があり、熱と咳が続いていた。主治医は、自分と同級生の内科医だった。最後は、自分が瞳孔の対光反射がないことを診て、お父さんは亡くなったらしいことを告げた。自分の見る夢の中では、父が亡くなっ姿を一度も見たことがない。次兄が送ってくれたDVD(私の結婚式の内容も入っているが)も、しばしば見ているが、夢の中の父は、いつも元気だ。自分が兄弟で一番下なので、父が「一番下は、お父さんと一緒に生きている時間が一番少ないことになるので、その分だけ却って可愛い」と言ったことがあった。郷里の佐伯に就職した時には、佐伯に戻ったことで、とても喜んでいた。「たはら小児科医院」を開業して、いろいろちょっとしたことで手伝ってもらっていた。私の自宅に母の作ったモノを自転車に乗って持って来る時に、交通事故に遭ってしまった。で、それから少し元気がなくなった感じだ。開業しても、経営があまり上手く行っていなくて、父に心配を掛けたなあと思って悔やまれる。今生きていたら、今の自分は、勤務医に戻っても、こんなに元気で楽しく過ごせていると言うことを父に知ってもらいたいなあと思う。

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