日本の心・さいき

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為になるかも知れない本(その116)

2007-06-13 07:43:48 | Weblog
○昭和51年9月13日(月)曇。
 「小児臨床検査の考え方」のブックでなくブックリットが出来た。大人の検査の正常値と子どものそれは違う。何から何まで、もう一度覚え直さないといけない。量が多い。この様にまとめることが何でも大切だ。何故、こんな風にまとめた本がないのだろうか?医者になりたての多くのやぶ医者が皆困っているのに。俺はひょっとしたらパイオニアかも知れない。そう言えば、1年の月賦で買っているステレオもパイニアだなあ。
○昭和51年9月15日(水)晴。(敬老の日)
 恵ちゃんとサファリ一パ一ク(現在、ゴルフ場になっている?)に行った。ライオンは、十数頭のメスにえさを持ってこさせて、朝、昼、晩寝ている。僕の生活とはまるっきり違う。僕は朝早く起きて、しかもメスを起こすこともしばしばあって、昼は忙しく働き、夜は遅く帰って来て、しかも、夜更かしをして、疲れ切って性欲もなく一日が終わる。僕には一生、ライオンの様な生活は出来ない。一日たりとて。
○昭和51年9月18日(土)晴。
 土曜日だというのに、吐く子を二人持って、苦しい週末であった。生まれてまもない未熟児と、「章子はもうがなんでないの」と言うちゃっかり屋さんの8歳の女の子。していることに僕は全く自信がないのだ。だが、僕のハ一トも少し毛がはえてきた感じで、あまりうろたえなくなってきている。もっとゆっくりと勉強する時間が欲しい。僕が今一番欲しいものはゆとりだ。ゆとりなくして進歩はない。カットダウンもルンバ一ルも下手。ファンコニ一もテタニ一もなかなか治らない。このやるせない気持ち、わかってもらえないだろうなあ、他人には。


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