日本の心・さいき

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ウイルスとの共存・・・

2020-05-05 14:06:59 | Weblog
 太古の昔から、ウイルスは、人間と共に生きているとのことですが。
 エジプト時代の壁画にも、ヘルペスに感染した人の姿があるとか。
 ヘルペスなんて、今も、人間の体の中に存在して、免疫力が低下すると、症状が出て来たりもしていますが・・・。
 そんなヘルペスも、いろいろいい役もしているとの考え方もあるみたいで、ウイルスに関しては、今も、よく分からないこと、多いみたいですが。
 私が医学生の時、特別講義で、インフルエンザウイルスに関して、風邪博士の異名を持つ先生の講演を聴きました。名前が、加地(かぜでなく、かじ)先生でしたが。で、その時、近い内に、H5N1が流行りそうだとの話でしたが・・・それまで、H1N1(ソ連風邪)、H2N2(アジア風邪)、H3N2(香港風邪)が流行していたので、周期から考えて、そう言ったのではないかと思いますが、それから待てども待てども、インフルエンザウイルスの不連続変異の新型の流行出現、ないですね(連続変異は、しばしばですが)。
 型は、ヘマグルチニンタンパク質が、1~18まで、ノイラミニダーゼタンパク質が、1~11までの亜型があるので、計算上は、その2つの組み合わせになります。
 アジア風邪が流行すると、今まで冬に流行していた型は、嘘みたいに消え、香港風邪が流行すると、やはり、他のインフルエンザは、サッと消えていました。
 ですが、それが、ある年には、ソ連風邪と香港風邪が共存したりとなり、昔は、冬休みと春休みが始まると、嘘みたいに、流行が下火になっていましたが、今は、春休みになる前に、インフルエンザが急に少なくなることも多くなりました。
 何故かなあと考えました、これって、ワクチンや抗インフルエンザ薬の登場と関係あるのではと思う様になりました。
 インフルエンザワクチンを打っても、毎年、インフルエンザが流行しています。これは、事実ですね。
 自然は、ウイルスとヒトの共存を望んでいるのでは?!



https://jomf.or.jp/include/disp_text.html?type=n100&file=2006100103

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