日本の心・さいき

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1歳半健診・・・

2018-07-20 08:17:49 | Weblog
 平成30年7月19日(木)、32度の暑い中(これでも、他の九州の県よりは、涼しいみたいで)、勤務先の井上病院から、タクシーで延岡市役所に行き、その2階で、「1歳半健診」をしました。
 延岡市では、初めての健診で、少し緊張していましたが、慣れた看護師さんが手際よく誘導してくれて、スムーズに終わりました。13:10~14;20、27人診ました。この数、あまり多くないみたいで、多い時には、50人を越えるとのことでした。
 泣く子が少なく、4~5人もいたでしょうか、協力的な子どもが大多数でした。記入する用紙も、上天草市とは、かなり違っていて、記入し易い感じに思いました。
 診察以外に、1、独りで上手に歩けますか?、2、パパ、ママ、ブーブーなどの意味のある言葉を3語以上言えますか?、3、簡単な指示「~を持ってきて」「~をちょうだい」などを理解出来、して欲しいことや欲しいものを声や態度で示すことが出来ますか?、4、「~はどれ?」と尋ねた時、指さして答えることが出来ますか?、5、自分でサジを持って、すくって食べようとしますか?の質問を、全員に尋ねました。
 停留精巣、仙骨部陥凹、(軽度の)発達障害、先天性心疾患(自然閉鎖)など、いろいろありました。喘息性気管支炎で、喘鳴ある状態で来たケースもありましたが・・・。
 楽しかったです!これからの決まっている健診の予定では、9月に「1歳半健診」が、10月と来年の1月に「3歳児健診」があります。今から楽しみです。

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小児科外来での出来事(その15)

2018-07-20 06:25:04 | Weblog
 小児科外来では、いろんな場面を目にします。

その1、男の子2人を父親が連れて来てました。で、下の子(乳児、男児)に、喘鳴が強いので吸入をしていました。その傍に、上の子(3歳、男児)がいたのですが、突如、下の子の吸入中に、上の子が、「ウンチ・・・」と言うと、お父さん、目の色が変わった様に、吸入を直ぐに止め、二人を連れてサッと、トイレへ。私、その父親の早さを見て、その手際良さに感動しました。

その2、診察中に、口に食べ物が入っているケース、あります。錠剤がいいのか、粉薬がいいのか、診察前に問診表に、記入してもらって、その通りにしていても、処方した後に、薬局で、変更を求めることもあります。又、嘔吐したとのことで、(どうしても飲んでもらわないといけない場合)処方をし直しますが、問題は、間違って、捨ててしまいましたと言われると、保険が効かない訳で、自費になるので、困るのですが・・・。

その3、診察が終わり、処方後に、いつもの付け薬を下さい、熱が上がったらいけないので、座薬を下さいなどと言われることもあります。計算上では、薬がまだ足りている状態でも、又、来るのが大変だからって感じで、薬を求められることもあります。
 時々、喘息の薬などで、発作が起きてない状態で来院して、他の医院で処方されていたお薬と同じ物を下さいと言われることもあります。

その4、舌圧指を入れるのをとても嫌がる児もいます。そんな時、大きく開けさせて、「アー」と言わせると、結構、奥までよく見えるケースもあります。年長児の溶連菌の検査は、咽頭を拭うので、とても嫌がられますが、10数えたら終わると言って、入れる前から、カウントダウンしています。(←いいみたいですが・・・?!)

その5、咳があると言っても、コンコンですか、ゴホンゴホンですかと尋ね、ゼーゼーは?声がれは?、などと質問します。鼻水があっても、色は、どうなのか?、くしゃみは?鼻詰まりはあるのか?と尋ねます。食欲、いつも10食べるとしたら、今は、どの程度なのかと必ず尋ねることにしています。又、家での顔つきは、どうですか?なども、しばしば尋ねています。
 そんな問診がとても大切なのですが、連れて来た人が、親御さんから頼まれていて、こちらの質問に殆ど返事が出来ないケースもあり、医者泣かせです。

その6、医師「咳はないですか?」、母親「ないです。」、6歳の子ども、「咳あるよ!」。医師「下痢ないですか?」、母親「ないです。」、6歳の子ども、「あるよ!」。
 って感じで、親御さんがあまり見てなくて、医師に答えていることもありますが・・・。

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