シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley パリのニュース

2013年01月19日 23時41分22秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley パリのニュース

昨晩からの雪の為に イギリスも 交通 飛行場が大変だった様子。
勿論 フランスのほとんどの街 広範囲が 雪だったようです。

アルジェリアのニュースも 頻繁に放送されています。
JAPONAIS ジャポネ(日本人) という 言葉が 聞こえると
ドキドキ っと 胸が痛むのは
私が やはり日本人だからで
フランス人 ベルギー人・・・イギリス人
国際的な テロ事件は
今の 西洋の大陸では 住民たちにとっても いつ起こるか
分からないという 恐怖感を 募らせています。


日本に居ないと 地震の恐怖からは 逃れられて
パリでは 地面が揺れる・・・という 不安感はないものの
泥棒 や テロ などの 悲惨な事件は
いつなん時 誰にでも やってくるかもしれない
という 恐怖は こちらの人々にとっては
日本以上です。

まあ
安全で 安心という事 異民族や宗教上の問題の少ない
日本は 平和率で言うと こちら 欧州に生きるよりは
高いのかもしれません。

事件から 避けられて 無事に生きられることは ありがたいことですし
人生は 運命という 見えない糸に 操られているようで
決して 自分だけは大丈夫・・・などとは 思わず
注意と恐怖感も 備えも準備も 心構えも し過ぎることに
越したことはないと 常に思います。

でも 生きることは 挑戦で 冒険であり
私は 特に 好奇心が強くて 世界感が広がることが
日本という島国の 人間から 大海原に出ていき
知らないことを知るという意味で
喜びがあります。
日本人という 民族の道徳観 哲学感が 特殊に素晴らしいことも
毎度の 外国生活で 感じることが出来ます。

お昼過ぎに 大島一家に 私の部屋にある
食材やら 買ってしまった ポットやコップを 
もらっていただくために いらしていただき
三人と お別れしました。
コンサートの DVDも 出来上がり 斉藤よりこさんが
届けてくださり
また 日本語で おしゃべりして 笑いました。

三週間のパリの生活で ジーパン二本 セーター二枚 
カーディガン スカーフ四枚と 靴二足 
舞台ドレスと その備品位しか 運ばなかったのに
コンサート後 わずかに買って 現地ファッションしたり
必需品の安物も 買い足していたら
荷物は 増えまくりました。

ニュースでは 今年のパリのソルド(バーゲン)は
売り上げが悪いとか 最近は美容院に行かず
自宅でヘアーカットするのが 流行りだした・・・とか。
経済状態の悪さは 凄そうです。
もちろん 路上生活者も 盗難事件も頻繁。
私も コンサートの練習に明け暮れて あまり買い物する
時間もなくて ステージ衣装も買わなかったわ。
その分 芸術活動に投資したかんじですが
とても 満足感があります。 

大島家の皆さんがパリに居てくださり
ますます 私のパリでの生活は ありがたさが
増えます。
ウドンコさん もYVON もパリにいる。
何より
長南さんとは 宴会で楽しむのが おかしくて 笑えて仕方ありません。
舞台のことで 叱られるのも 楽しい。
舞台の前の夜に 電話で 長南さんが
「明日 下手に歌ったら もう嫌いになりますからね。
私は 性格が良くても 歌がうまくなくては 嫌いですからね」
と 言われてしまい
嫌われると 困るなーと 思いましたけれど
実力的に 大したことのない私としては こんなものでしょう。
「性格が悪い歌手のほうが 上手いですから
性格が 悪くなってくださいよ。」と
昨晩の宴会でも 言われちゃった。

無理よー
性格の良い おばさん そして 明るくて面白いおばあさんを
目指しているのだもの。
それに
歌が下手で 性格も悪かったら 救われないじゃないのよー
人間として行きたい。
歌手で居る時は りりさんの場合 舞台の上だけみたいよ。

シャンソンは 人生の詩
喜劇と悲劇は 人生においてはペアー。
私を笑わせてくれる長南さんは 最高のシャンソンの親。
今宵も最後の宵は パリで皆さんと 宴会です。
また 大笑いしましょう。一緒に居る時間が長いと
笑いネタも 増えます。本当に 可笑しくて 楽しいパリの
時を過ごしました。
ありがとうございます。



日本人パティスリーの ケーキと千恵子さんの お料理




シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY パリは大雪

2013年01月19日 10時32分08秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY パリは大雪

雨が好きですけれど
雪も すきだわー
雑音と 汚い色を消す。
そして 雪の日は あまり寒くない。
雪の カーテンが 空気を閉じ込めて あつたかい。

ぽかぽか 暖房 暑い部屋で 薄着して 外に降る雪を見ていると
あー なんて 綺麗で なんて静かで 世界は止まっているのかしら
と 感じます。
動くということは きまって 何かが生じる。
止まっているという事は 死んでしまうこと。
だから動いてばかりいる リリ・レイには この銀世界が 憧れです。

昔から
色で好きなのは 赤 白 黒。
その色の洋服しか なかったのに
七年前に カラー色彩の先生が 丸一日かけて 私の色を見つけて
下さって (とても ハイコストでしたけれど)
 
貴女に似合う色は 秋色カラーですよ。
秋の景色の 色の中に 貴方がいると思ってください。
身に着けるものは 秋の景色にある色だけにしてくださいね。
秋の 空色
紅葉の 黄色 金色 茶色 深い緑
赤ならボルドー
白なら 生成り色 黒と紺は 禁止ですよ。と教えていただき
またまた
人の教えに 忠実な私は 真っ黒 真っ白 真っ赤は 
全て 人にあげてしまうか 捨ててしまいました。
黄色と 緑色は 嫌いでしたけれど 今は 好きになりました。
でも
やはり 黒 白 赤 は 好きな色で
やがて 衣装箪笥に それらの色が 増えてきてしまいました。
結局 七年目の 浮気。忠実な私では なくなっちゃつた訳です。


白のパリ
白銀の世界に 黄色の街灯が 薄い金色に染める場所も
綺麗。


なんでも 綺麗ならいいわー。ちょつと 開き直りかしらん。

シャンソン歌手 リリ・レイ LILI LEY パリの高級住宅街

2013年01月19日 09時36分56秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイ LILI LEY パリの高級住宅街 大島家の人々



今日も あっという間に 過ぎてしまいました。
何の仕事も 勉強もしないで 申し訳ない感じでした。
 
昨晩は 朝五時まで テレビっ子して
映画で ロートレックの物語をしていたので
とても 楽しんでしまいました。

でも五時間ぐらいで目が覚めて またテレビをつけたら
ブルターニュが 大雪で 大変なことになっているとニュース
でみたり
マッシュという パリで冬場大人気の 野菜が 一番
ビタミンCが 多いとか 冬場三℃でも 自然に地べたで
育つとか の番組で見て 知ったり
料理番組も とっても楽しくて
というのは
こちらは 素材と季節感と 自然をとても大切にするので
もちろん
広大な土地がある農業国だから でしょうが
ハウス栽培みたいな 品物は 無いみたいよ。
チーズも 手作りだし
防腐剤とか 入れて 長持ちする食材は いけませんよー
みたいな 雰囲気があります。

確かに 安かろう悪かろう。というのは 感じられます。
パリで買うパンは 冷蔵庫に入れても 三日でカビがはえる
つまり 防腐剤とか 酸化防止剤とか 入っていないのですよ。
けっこう 高い。クロワッサンの本物は 150円します。

午後三時に ともこさん という パリ在住38年の女性
で ご主人がフランス人の絵描さんが
日仏で 活動する人の 取材をしているとかで
我が家に インタビューに いらっしゃいました。
二時間も おしゃべりして 取材して頂いているのに
私がインタビュアーみたいに
ともこさん に好奇心の質問して 楽しかったわー

日本女性って 結構たくましいし 順応性あるし
忍耐強いから どの地でも どんな国のダーリンとでも
なんとなく 上手く暮らせるみたい。

あっという間に 夜になり 郵便局が七時半までなので
日本に 飛行機で運びきれない 荷物を 送りに出かけました。
7キロ 二つ 両腕に抱え 10回位 休みながら
郵便局に たどり着き
あー 筋肉使ったー 45キロの 私の体14キロの 荷物
運べたー と 感動。自惚れりり。
今も 腕は痛いけれど バレエの先生 高瀬多佳子さんが
筋肉は 使えば使うほど 成長するというので
私は 老後のことを考えて せっせと 筋肉使いますよ。

そして
七時に長南さが 迎えに来てくれて 私の電子ピアノ五キロを
大島家に預けるため 助けてくださいました。
でも きゃー わぁー
外は 真っ白 雪が降り 既に 白銀の世界。
すべって 転んだら 悲惨だから ゆっくり ゆっくり と
自分に掛け声掛けて
高級住宅街の 大島家へ・・・・・

素晴らしい 千恵子さんの手料理は 私の好みばかり。
すばらしー ブラボー 美味しくて 美味しくて 
飲んで 飲んで 笑って笑って 飛んで飛んでー
明日 お迎えが来てもいいわー位 食べてしまい
あっという間に シンデレラタイム。

帰宅するころには パリの街は 大雪。
パリに雪がつもるのは 五年ぶりくらいだそうで
町中 興奮している若者たちで 溢れ返っています。
終電間際でも メトロ地下鉄文化のパリでは きちんと
自宅に戻れました。
タクシーとか 自家用車は危険。

月明かり 雪明りは 魔性。
人を狂わす 何かがあります。
私も 写真とりまくり・・・・ました。
あー 雪は好きだわ。そして 雪の日は 寒くないのよ。
かまくら 状態で 守られているかんじで 
しんしんと 雪は降り積もり 寒くない。

アダモADAMO の もっとも 有名なTMBE LA NEIGE トブラ ネジュ
貴女は こないー というシャンソンとは
ちょっと 違う感性が 私です。
明るい 燦々と太陽が照るのに 貴方は 居ないー みたいなのが
私 リリ・レイの 感性。

雨と 雪は 慈愛の水を提供してくれるし
私は 守られているように 安心できるのです。
水がないと 生きられない。私は 水ばかり飲むし
勿論 お酒も液体だから飲むし
とにかく 液体と 煙草の煙なしには リリ・レイは
生きられない  つまり 歌えない という事です。

嬉しかった。大島家との再会。束の間の別れなのか
永遠なのか 別れは 分からない。
でも
また 会えると信じて 又は会えなくても
写真みたいな 映像のシーンみたいに 
画像 色 匂い 音と言葉と 私の脳裏には
焼きつく。
いつも いつも 誰との出会いも別れも
焼きついて離れない。良い映像も 悪い映像も 全て焼き付いて
逃げられない。

会えること 楽しめること 
日本人には テレパシーがある っていう 話題で盛り上がりました。
びしびし 相手の気持ちを 感じちゃう不思議な 日本人感性。
特殊ね。以心伝心という言葉が 何故あるのか やっぱりねー
不思議 妖怪日本人たち。今宵も 楽しみました。
明日も 妖怪宴会があります。


写真撮ろうとすると 直ぐに逃げる 長南博文妖怪
リリレイ妖怪は すかさず 撮る。片つけに 専念中の 博文氏。