シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ パリのスタジオ練習

2013年01月09日 19時35分19秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ パリのスタジオ練習


部屋に籠り 日本から運んできた小さな電子ピアノで
毎日毎日 練習しているのですが
ほぼ メロディー リズム フランス語歌詞 音楽性が
出来たので
ウドンコさんと一緒に 近所に スタジオを借りて
練習に行きました。
10分間のメドレーに編曲して
マルジャンヌの美しく変化にとんだ有名なシャンソン六曲の
いいところ取り みたいに 素晴らしいアレンジに
仕上がりましたけれど
いざ
伴奏で歌うと あー なんて 私はまだまだ未熟なのかしら・・・と
反省。

ウドンコさんの アレンジはパリ生活が長くなればなるほど
山ほどのコンサートや舞台を 見続けている影響で
洗練されてきて いい感じで
伴奏聞いて 圧倒されてしまいました。
気後れした リリさんは へたくそ。
あーん やだーん
「うどんこさん 上手すぎて 私 反省だわ。もっと 頑張るね」
というと
「明日が 本番じゃないから 大丈夫ですよ」と
慰められて・・・・

パリのスタジオは 地下三階くらい 迷路の奥にあり
ここは イヴォンが よく借りるらしいけれど
縦ピアノと マイク 音響が整い 割と安いけれど
いつも 満員で 今回は一時間しか とれずに
あっという間に 終了してしまいましたから
今週は 三回 予約しておきました。
音楽家にとって 一時間なんて くしゃみするほどの
短さです。
少なくても 三時間は 必要だわ。

練習し始めると 8時間でも まるまる一日でも
私の場合は いくらでも練習楽園 宇宙へ飛んでしまい
一日は 直ぐに 終わります。

音楽の勉強は 苦行だけれど
美に対する憧憬でしかない修行だから
仕事としては 無給で無休で 永遠と続き 成果は反省と背中合わせ
で 満足度皆無。
それに 修業は子供のころから 神に召されるまで
ずーっと続きます。 とても 修業のコストが 掛かるけれど
まあ
私は 毎日パリで 電話もFAXも お付き合いも 何にもない
お酒も飲まず 自給自足の
ただ 勉強しているだけの生活が天国としか
思えないから
生まれつき天性 VAGABOND音楽家なのかもしれません。

街はSOLDE ソルド バーゲン中なのに 興味もない。
お酒も飲みたくない。煙草の吸い過ぎ。

昨日は 練習後
弱気な 反省猿になって レストランには行きませんでした。
アバルトマンで 
録音したテープレコーダー 効いて 気合いだー 気合いだー
やるしかない。
下手なところに バツ印つけて 要注意は三角印をつけて
反省 修正 悩んみ・・・・
とにかく 頭と 体を酷使して 少しでも 良くしなきゃだわ。

反省しすぎて 夜は早めに ダウンして 八時間近く 寝てしまいました。
夢の中でも マルジャンヌを 歌い続けていました。
音楽の神様に 感謝。
私の人生に 幸せな孤独の楽園を 教えてくれて ただ 感謝です。

アバルトマンの一階に CAFE があり 流行っているので
テラスで カプチーノでも 飲もうと思って 注文したら
なんと THE VETRT テ ベール 緑茶が出てきちゃいました。
私の顔が 日本人だからかなー
SENCHAせんちゃ と印刷されている ティーバックはフランス製ですが
お味は 番茶みたいですし
角砂糖を 紅茶のように入れる スタイルでした。日本食ブーム
だからね。パリ風日本茶でした。