シャンソン歌手 リリ・レイ LILI LEY 成城シャンソン村 稽古開始
ノンストップで 今まで 34時間 起きていることに なります。
飛行機内で 三時間くらいは 昼寝しましたけれど
面白い 映画 を三本みたり 本を読んだりしていて
眠くなかったので うとうと っと しては また 楽しんで
狭い エコノミークラスの 飛行機の中 散歩したりして
機内は 我が家状態です。
色々な人たちの 機内の行動 ウォッチングも いと おかし・・・
(大変に 興味深い)です。
さてさて
20日日曜日は深夜一時に寝たのに
早朝五時 いつもなら 寝始める時間 に目が覚めて
夜明けの朝 一人で パリ最後のコーヒーを入れて マグカップで
三杯も飲み お掃除して 飛ぶ鳥 後を濁さず 日本人は
真面目ですから
借りたアパートは 入居した時より 綺麗にして 帰国しなくちゃです。
大きな袋に 四つもゴミがあり それを 一階へ捨てに行くと
ありゃー 雪が 物凄く降り かなり積もっていますから
ちょっと 心配になりましたけれど
パリにしては 真面目な タクシー運転手が 二十分前には
来てくれていました。
しかしながら 高速は ところどころ かなり
渋滞しています。
前もって予約しておいたから タクシーは 来たけれど
この状況では タクシーは事故が続出するから
お客を乗せたくないそうです。
遅刻したらどうしよー とハラハラする私は後部席。
大雪の高速道路を 時には すごくぶっ飛ばすし
携帯掛けたりしながら運転するのが パリのタクシードライバーです。
いやだー 怖い 雪道なのに。
運転手に お世事言って
「雪道が上手なのねぇ どこの国の方?」と尋ねると
なんと アルジェリアから 四年前にパリに出稼ぎに来て
タクシードライバー になったというし 雪道になれている
というので
「えーっ アルジェリアって 雪が降るの?」と 聞くと
冬は寒くて 雪が降るそうです。テロ事件のことは 話題に
しないようにしました。
雪道走行が 得意だと自慢していたくせに 私を空港に届けたら
もう 家へ帰って タクシーは 危ないから 乗らないとか
言っていました。無事に 出発時間前に着きましたけれど
飛行機も 数回にわたるアナウンスで 遅延遅延の連続。
二時間は 空港内。
飛行機内で 一時間以上 三時間遅延。
長い一日になりました。
雪のデッキに 喫煙所があったり
ブティックや レストランも 山ほどあり 買い物魔になり
気持ちのんびり パリの最後のひと時は つらら見たり
真っ白な シャルルドゴール空港の雪景色が 素敵でしたし
映画も ここのところ見ていなかったから 機内で一人 大口あいて
無我夢中で見て 大泣きする実話映画もあり 大笑いする映画あり
刺激的 にあっという間に 羽田へ到着。
家へタクシーで戻ると 雪がまだ残っていて 道路にへばり付いていました。
今年は パリも成城も「雪が降るー」 アダモのシャンソン。
珍しい冬だわねぇ。
玄関に ピーちゃんブラボーパパの市場の花が届けてありました。
室内は 冷蔵庫で 昨年のブラボーパパの花たちが かなり 生きていましたよ。
さぁー 片づけて 夜は 生徒さんに お稽古開始です。
というわけで いまだ パリの朝から眠れていません。
でも 眠い感じと 雪遅延の長旅のせいで 少し腰が重い。
手荷物と 大型ハンドバックと スーツケース一人で支えて
上り下りすると 結構 体力消耗しますよね。
筋肉は 二十代の時より ずーっと 成長していて
体力も 衰えていない というより 若返っている。
刺激的 好奇心の世界と 一人肉体労働が続くと 元気は
湧き上がるものみたいで 外国での
束の間の人生は 若返りの 源だわ。ありがたい。
いつもの成城村の人生を シャンソンで綴りましょうーっと。