私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

大阪低山巡り

2009-07-12 13:04:30 | 山歩き
 7月12日(日)  天気:晴れ、暑い  地図:大阪西南部? 大阪西北部?

 きょうは 大阪の低山を 巡ってきました。 天気が 良くないと思って 車で行けるところへと思ったので
すが 天気が良く 物凄く 暑い一日でした。 雨が 降ってくれれば 良かったのに・・・・。
 今まで貯めてあった 大阪の低山10座に 登る予定で 予定した山は 蘇鉄山、帝塚山、聖天山、茶臼
山、御勝山、岡山、真田山、宰相山、昭和山、天保山です。 日本一低い一等三角点の山:蘇鉄山6.9
6mと 日本一低い三角点の山:天保山4.53m に登るのが 主目的で あとは おまけのようなものです
が・・・。 ※東北大震災で 仙台地方は 地盤沈下で 低くなり 天保山は 最低山では なくなった?
 大阪市街を走るのは 土地勘のない 私には 非常に難しく 道を間違えてばかりで おまけに 狭い路地
で 車を擦り 無駄な修理費が かかることになりました。

 6:53 出発。 姫路バイパス、加古川バイパス、第二神明(100円)を 走り 7:38 須磨料金所(700
円?)を 通過。 7:49 阪神高速を 摩耶で 降りて 一般道へ。 少し先で 湾岸線に入ると 見晴らしも
よく 道幅も広く 走りやすい道になります。 8:06 大阪府に入り 料金所を通過。 天保山を通過し 大
浜出口で 高速を降りて 一般道へ。 直ぐ横に 公園の入口はありますが 車を停める場所がありません・・。
 犬の散歩中の人に聞くと 向こう側にある・・・。 公園の東に廻ると 駐車場へ入る車で 渋滞中。 大浜
公園には 体育館、プール、野球場などの施設が いろいろあり 何かの大会でもあるのでしょうか?
渋滞中の車列から抜け 公園の沿いに進むと 野球場の駐車場があり 何とか停められました。 有料で
ショートタイム200円。 散歩中の人が 蘇鉄山なら 野球場に停める方が 近いと 一言 教えてくれれば
いいのに・・・。 8:40 駐車。 家から 113.6km。 1時間40分ほどかかりました。

 バックネット裏から ひょうたん池の傍を通り 登山口へ。 階段道を上がると 山頂・芝生広場。 奥の高
い岩のところか と思いきや 広場の手前に 一等三角点がありました。 8:46 蘇鉄山6.96mに登頂。
 蘇鉄山は 約300m東南にあった 御陰山の頂にあった一等三角点を 御陰山が削られた 昭和14年
に この蘇鉄山に 移設したたそうで かっては 生駒、葛城、六甲山などが 展望できたそうです。

 御蔭山は 天保年間に 港と水路の浚渫により 造られた山で 天保山とは 兄弟にあたる? 蘇鉄山は
周囲を木々に囲まれ 高速道の高架など 邪魔なものが見えず 頂の感じがするところが良い。 これで
また一つ 一等三角点を 踏むことが 出来ました。 8:55 車に戻り 次の目的地・帝塚山に 向かいます。 
 
 現在 大阪市内には 帝塚古墳、茶臼山古墳、御勝山古墳、聖天山古墳の四つの古墳があるそうです。
これら 四つの山に 登りましょう。 ところが 大浜公園の周りを 廻っている間に 目も廻り? 方向感覚
がなくなってしまい 大浜公園の西の国道26号線を北上し 玉出の交差点で 右折するつもりが・・・。
 どの道を走ったのか 分かりませんが 気が付いたら 少し 北へ行き過ぎていたので 帝塚山は パス
して とりあえず 聖天山へ向かうことにしました。
 聖天山公園の南の松虫通へ来たのですが 入口が分からず 通り過ぎ 松虫の交差点を左折して
公園の北へ廻りましたが 道が狭く通行困難。 近くに タクシーがいたので 運転手に尋ねると 南か
ら入れると 親切に 教えて頂き 引き返えします。
 公園の南へ戻り 細い急な道を登ると 行き止まりが 聖天山奥の院。 9:34 駐車。 大浜公園から
12.9kmも走りました。 ここは 正円寺の裏です。

 正面の一番高い所が 松蟲塚白龍神社で 左が 白玉会館、横の広場に 身代不動の石仏があります。
古墳の感じは 全然ありません。 裏に 降りると テニスコート。 左へ降りると 遊具のある公園で ここ
から見ると こんもりとした山 に見えなくもない? 聖天山14mに登頂し 9:51 次の茶臼山へ向かい
ます。
 茶臼山へのアプローチは 簡単です。 松虫の交差点を 左折して 北へ向かえば 一本道。 ところが
いつの間にか 天王寺駅の横を通り過ぎてしまい 次の交差点で 左折して 西へ入りました。 一心寺
の横に出ると 天王寺公園の出口がありますが 入れません。 もう一度 ぐるっと廻ってきて 一心寺
の横に 路上駐車。 おかげで 無料駐車できました。 10:09 駐車。 聖天山から 4.2km。


 公園に沿って 坂道を西へ下ると 美術館の入口があり 150円で チケットを買い ゲートから 石段を
上がり 市立美術館の前から 左を廻り 慶沢園の大きな池のある庭園を見て 北の河底池に架かる橋
を渡り 東から 茶臼山に登ります。 難なく 茶臼山26mに 登頂。 山頂には 若い女性が二人。
 木々に覆われ うっそうとしています。 北のわんぱく広場に降りると 直ぐ先が 出口で 車にも近い。
残念なのは 茶臼山の全景を 撮り忘れたことです。   10:38 車に戻りました。

 地図を見ると 直ぐ近くに 四天王寺があります。 寄らない訳にはいきません。 金城山に登った際 河原
にあった四天王岩を見て 私は 四天王に 目覚めたのです。
 一心寺から北に出て 東ヘ向かうと 直ぐ先が 四天王寺の駐車場です。 10:42 駐車、一心寺から 0.7
km。 駐車場に 車を停めると 直ぐ 女性が 入場券を 持ってきました。 駐車料金は 後払い。 最近 姫路
から よく来られますよと 言われたが・・・。

 欽明天皇のころ 百済から 仏教がもたらされ このとき 仏教を受け入れるべきと 主張する蘇我氏と 日本
古来の神が 怒るとの理由で 反対する物部氏が 戦いになり 当時 14歳だった聖徳太子が 蘇我氏に付
いて戦い 形勢不利を 打開するため 自ら 四天王像を彫り この戦いに勝たせていただけるなら 四天王
を祀る寺院を 建立しましょうと 誓願し 勝利の後 その誓いのため 建立したのが 四天王寺で その伽藍
配置は 四天王寺式配置と言われ 南から北に向けて 中門、五重塔、金堂、講堂を 一直線に並べ それ
を 回廊が囲む形式で 日本では 最も古い建築様式のひとつです。

 仏教では 須弥山に帝釈天がいて その四方を 四天王が 守護するといわれ 東は 持国天 南は 増長
天 西は 広目天 北は 多聞天が 守護します。 多聞天は 毘沙門天とも 言われ 戦国武将の上杉謙信
が 崇拝したことで 知られています。
 駐車場の横の南門から 境内に入ります。 正面が 仁王門ですが 柵があり 入れません。 右から回廊
の外を回ります。 外からでは 中の五重塔、金堂の写真が うまく撮れません。 北の六時堂から 北鐘堂
西を廻って 一周しました。 外を 廻っただけなので 何のご利益もありません。 南門も撮り忘れるし・・。
 駐車場に戻ると 早かったですね と言われましたが 駐車料金は 500円とられた・・。
11:04 四天王寺を 後にして 次の真田山へ向かいます。

 予定では ここから 御勝山へ向かうつもりでしたが 暑さで 意識朦朧としていたのか? 四天王寺から
東ヘ廻り 北へ向かうが どの道を どのように 走ったかは 定かではありません。 真田山公園の東の
路地に来て 11:20 路上に 駐車。 四天王寺から 3.4km走りました。 北には 屋内プールでも ある
のでしょうか? 自転車が たくさん置いてありましたが・・。 階段を上がって 公園に入ると テニスコート
と 野球場があり どちらも 賑やかです。 公園は 平坦地で 山、丘のの雰囲気はありませんが 南へ行
くと 大きな木が茂り 森の雰囲気で この辺りが 真田山10m? 一応 登頂したということに・・・。

 真田山は 真田幸村のゆかりの地で 真田幸村は 関ヶ原の合戦では 西軍に付いて 戦い 敗北。 後
1614年 大坂冬の陣の際 大阪城の弱点 南方の守りを固めるため 真田山に 出城を築き 真田丸と
呼ばれた。 翌年の夏の陣で 激戦の末 48歳で 壮烈な最期を遂げた。
 500mほど 北の宰相山に 幸村の銅像があるそうなので 行ってみましょう。 真田山公園から 0.6
km走り 11:33 宰相山公園の三光神社入口の路上に 駐車。 どの道を走ったか思い出せません。

 宰相山は 昔は 真田山とつながる丘だった? この宰相山が 真田山と呼ばれていたこともあるようで
幸村の出城も 現在の宰相山にあったのかも 知れません。 幸村の銅像が ここにあるのも そのため?
 階段を上がり 三光神社に お参りし 鳥居を潜り 降りたところに 幸村公の銅像がありました。
鎧冑に身を固めた戦国武将らしいお姿ですが 背は あまり高くない? 銅像の左に 抜け穴もありまし
た。 左へ降りると 裏側に 旧陸軍の墓地があり 墓標が 整然と並んでいます。 宰相山公園は 桜
の名所で 春には 三光さくら祭りが 行われるそうです。 公園を一回りして 車に戻り 11:44 次の
目的地 桃谷公園へ向かいます。

 桃谷公園へのアプローチにも 苦労しました。 玉造筋を南下して 細工谷から環状線の下を潜れば
簡単に 行けるはずなのに・・・。 どの道を 走ったか 記憶にありませんが 桃谷公園の一つ東の細い
路地に入ってしまい 身動きできなくなって・・。
 家から80歳?位の老人が出てきて うるさいこと。 兄ちゃん 何所へ行くんや? 中型車は 入った
らアカン と書いてあったやろ! Uターン でけへんで! バックせな。 悪い人では ないのですが
口うるさいのです。 左に 曲がれる所まで ハンドルを 右に切れの 左に 寄せろ の指示します。
バックミラーを 電信柱に 擦りながら お蔭で 狭い路地から 抜けられましたが・・・・。
 12:20 なんとか 桃谷公園の東の路上に 車を停めました。 宰相山から 3.7km。 ここは 野
球場。 野球を 観戦していた人に ここは 岡山ですか? と尋ねると こんなとこに 山はないと言わ
れ・・・。 何年か前 新聞に JR桃谷駅近くにある岡山に登頂とあったので てっきり この公園だ
と思ったのですが・・・。
 家に帰って 調べると 御勝山(古墳)が 大坂夏の陣まで 岡山と呼ばれていたらしい。 折角
苦労して 辿り着いたのに・・・。 しばらく 草野球を観戦し 12:34 桃谷公園を 後にし 御勝山に
向かいます。
 桃谷公園から 御勝山への道も簡単なルートで 東の道を南へ走り 勝山中学のところを 左折し
たら 直ぐなのに・・・。 通り過ぎ 細い路地に入ってしまい Uターンする際 車を擦ってしまいまし
た。
 御勝山古墳の前に 来ましたが 車を停めるところがない・・。 12:52 路地に車を停めました。
桃谷公園から 3.0km。 御勝山は 一見 公園風ですが・・。 山は こんもりとしていますが 鉄製
の柵で 囲まれて 山へ登ることは出来ません。 西は 公園のようで 女の子が遊んでいました。
 御勝山には 19.4mの三等三角点が あるのですが・・・。 南の道路に 陸橋があるので それ
に上がり 登頂したことにしましょう。 西に御勝山古墳の説明板があり 5世紀後半に 造られた
前方後円墳で 大坂夏の陣で 徳川方の本陣が 置かれた際 前方後円墳の形が壊され 今は
後円部が残っているだけとか・・・。 道路の南側の公園が 前方部だったのでしょう。
 大阪の街を走り回り 疲れたので 帝塚古墳の三角点は 諦めて 千島公園の昭和山へ行くこ
とにしました。 13:00 車を出します。

 ここで 勘違いを・・・。 一旦 東へ出て 環状線を南に向かい 中野町で 右折して 西へ向かおうと思
ったのですが このルートでは 既に 南へ行きすぎです。 気が付いたら 北島公園の表示もあり かな
り南へ来ていました。 多分 新なにわ筋を 北へ走ったと思うのですが・・。 適当に走っていると 突然
右に 京セラドームが 見えるではありませんか。 これには びっくり。 しかし 一瞬にして 自分の居場
所が 理解できました。 Uターンして 大正駅から 大正通を南へ。 14:26 千島公園横の道路に 縦列
駐車。 御勝山から 27.6kmも走り 1時間26分も かかってしまいました。

 千島公園の体育館の前を進むと 昭和山の石碑があり うっそうとした森の広い舗装遊歩道を 2、3分
登ると 昭和山の山頂。 山頂に 東屋があり その裏に 昭和山山頂のポールがありました。 14:32
登頂。 標高33mの山頂から 少し 見晴らしがあり 西に見えたアーチ型の橋は なみはや大橋?
その奥に見えるビルは ワールド・トレード・センタービルWTC?

 この昭和山は 野歩記さんの大阪低山めぐりにもあったし ミーハー登山隊が 行く にもあったと思いま
す。 昭和山は 大阪万博の際 地下鉄工事などで 出た土を ダンプカー57万台分盛って 出来た山だそ
うで 海の見える丘と言われる? ミカンの花咲く丘は 知っていますが・・・。 写真を撮って 下山。
14:41 車を出し 最後の天保山へ。
 ここから 天保山へは 間違いなく 予定のコースを走りました。 気持のいいこと・・・・。
大正通を南へ走り 大運橋で 右折して西へ行き 突き当りを右へ曲がり なみはや大橋を渡り
(100円) 真直ぐ 進むと 突き当たりが 天保山。 なみはや大橋を 渡るときは スリルがありま
した。 道幅が狭く 海面から高い所を走り 前方には 空しか見えません。 空中を走っている
ような気分です。 天保山公園入口の路上に 14:59 駐車。 千島公園から6.8km。

 公園の入口には 歌川広重の描いた天保山が 陶板で 復元されています。 山が出来た当時
は 標高2、30mほどあったのでしょうか? 公園を 100mほど進むと コーナー部に 二等三
角点:天保山 4.53mがあります。 15:06 日本一低い山 天保山に登頂。

 一応 山ですが 周囲より低く 登る感じは 全くありません。 三角点は 周りの石畳に埋まり
そうで 一部は 削られているし・・・。 直ぐ後は 安治川の河口で 阪神高速の天保山大橋が 北
へ伸びていますし 南には 大観覧車が見えます。 えっ 大観覧車は ユニバーサル・スタジオ・
ジャパンUSJでは ないっ? あの大観覧車は?

 この天保山が 日本一低い山と言われていますが 異論があるようです。 国土地理院は 日本一
低い山を 明確に認定していません。 この天保山と 二番目に低い山 仙台市の日和山6.05mは
いずれも 土砂を盛った築山です。 徳島市には 弁天山6.1mという岩石で出来た自然の山があり
地元では 日本一低い山と主張しているそうです。 天保山とは違い 弁天山は 田んぼの中にあり
もっこりとした山容をしているとか・・・。 年末には 標高10m余りの富士山を かたどったカラフルな
イルミネーションも登場するそうです。

 15:10 帰路につきます。 昨晩 道路地図を見て 阪神高速・天保山入口は 確認済みです。
予定通り 静波橋を渡り 天保山入口に入り 円形のループを廻り これで 5号湾岸線入れると
安心したのも束の間 道路標識が 環状線を示しています。 一瞬 頭の中がまっ白! しかし
少し走る間に 10年前の記憶が 蘇ってきました。 娘が 大阪に下宿していた頃 何度か 走った
ことがあるのです。
 環状線を 右に右に 最短コースで廻り 危うく 信濃橋出口を 降りそうになり 慌てましたが 何
とか 左の神戸方向に曲がり 合流して また直ぐ 右に曲がり 何とか 3号神戸線に入りました。
後は一本道ですが 5号湾岸線に乗ったと 勘違いしていたので・・・。 摩耶で 乗り替える必要が
なくなって よかったのですが。

 阪神高速は 車は いつものように多かったが 渋滞もなく スムースに走れ 意外と速く 須磨料
金所を過ぎ 須磨から 少し遠く感じましたが 姫路バイパスを 太子東で 降りて 車の修理・見積
のため トヨタへ寄り 17:14 帰ってきました。
 きょうは 大変 疲れました。 昼食抜きのダイエットでしたし・・・。 コンビニ弁当は 晩ご飯になり
ました。 桃谷公園の岡山?は 誤算でしたし 帝塚山は パスしましたが 長年 貯めてあった
大阪低山巡りを 挙行することができました。 パスした帝塚山は 恐らく 古墳(宮内庁の管轄?)
なので 柵があり 登ることは出来なかったでしょう。

 本日の走行距離は 大浜公園まで 113.6km 大阪市内を走り回り 最後の天保山まで
62.8km 天保山から 家まで 120.2kmで 計296.6kmでした。
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