私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

ギャラリー集で 小林広幸 KISO JAPAN

2013-01-15 16:26:50 | 日記
 1月15日(火)  天気:晴れ   室温:14.1℃

きょうは 高砂の 「ギャラリー集syu-」 へ行き ”漆工芸品”を 見てきました。
 
 KISO JAPAN ” 愛しむ心を育む 木曽のうるし 小林 広幸 ”

 12日から 行われていましたが 連休中は お客さが 多いだろうと思い 連休が明けるのを
待っていました。 ギャラリー集を 訪れるのは 二度目ですが すっかり 馴染み きょうも 長居
してしまいました。 でも 私には 基礎知識がないので 漆工芸(JAPAN) は 難しい・・。
 あけぼの塗、ねごろ塗? 曙塗りは 黒漆の下から 赤漆が浸み出る塗り方で 根来は 逆に 赤
漆の下から 黒漆がのぞく様子をいうそうです。 先日のテレビ番組 ベニシアの 「猫のしっぽ・・」
を もっと よく見れば 良かった・・。
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 きょうは 10時から イオンモール大津で デューク更家のウォーキングがあるので 高砂へ
行く前に 寄りました。 が 指導は デューク更家ではなく 弟子? 更家氏の公認指導者で
細く背の高い姿は 似ていますが・・・。 デューク更家が 見たかった・・・。
 デュークさんが 勧める正しい歩き方は 「へそを持ち上げる」、「目線を上に上げる。 あご
を引かない」、「かかとから下りる」、「1本の線の上を歩く」 ことなどが ポイントだそうです。

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 ”ギャラリー集” の場所は 前回の ”Glass Symphony” ( 飯田尚央展 )を見てください。
 今回は 漆の作品展ですが 前回の飯田尚央さんに お願いして 特別に 作ってもらった
お雛様のガラス作品・ガラス雛も 展示してあります。 窓辺を飾る生け花は レンギョウの
花だそうです。
 漆器には 不思議な魅力があるそうで 味噌汁を 漆器の碗で食べると 2倍美味しいとか・・。
最近 漆の浴槽もあるそうで 湯垢も流せば 簡単に落ちるとか・・・。 漆の器で ヨーグル
トを作ると 雑菌がなく 美味しいヨーグルトができる・・。 漆のある 温もりのある暮らし・・・。

 江戸期より 400有余年の伝統が息づく 『漆職人の町』 木曽・平沢。 昔の風情佇む小さ
な町は 交通の要所 中山道・奈良井宿の北東に 位置しています。 海抜900mの高地が も
たらす 独特の気候。 夏涼しく 冬は 厳寒、豊富な大森林に 囲まれた環境。

 木地の調達から加工、漆の仕上げまで 一貫した地産ができる環境に 恵まれています。
木曽漆器は こうした各エキスパートな職方のチームワークによって 伝統工芸が 守られ
ています。 国産の木地を使っての漆器は 堅牢で 使うほどに艶が増し 塗り替えること
で 世代を継いで 永く愛用できます。 小林さんの漆は まさに そんな漆器です。

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 ここからは 飯田尚央さんのガラス工芸作品 ”ガラス雛” です。 兜もあります。
”飯田尚央 ガラス雛コレクション 2013” で 作品受注会でした。 季節を祝い
美しいインテリアとしても 楽しませてくれる ガラス雛。 雅やかさに潜む 侘び寂びと
情感が 魅力の作品です。 今年は コレクションの中から お気に入りを オーダーで
制作して頂けるそうです。




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 1月17日 12:30 から 「猫のしっぽ カエルの手」 の再放送がありました。
Vol.51 京都大原ベニシアの手づくり暮らし ”新年を迎える” で 最初 植木鉢を洗っ
たり シチューを作ったりしてたので ”漆” の話とは 違うのかと 思いましたが 後半に 豊
中の漆芸家・林源太さんが 登場しました。 グッドタイミングの 再放送でした。

 源太さんは 京都芸大で 漆を学び 卒業後 独学で学び 漆芸家になった・・・。 以前
ベニシアさんの英会話教室の生徒だった。 一般的には 分業化されている漆の世界で 自分
の創りたいものを 作るため 素材の木工も 自分でするそうです。

 ベニシアさんは お正月用に 盃を買いましたが この盃は 漆に 金粉?が 混ぜてあり
お酒を注ぐと きらきら輝き きれいです。 
 漆に 金属粉を混ぜる ”変り塗” が得意で スズを混ぜると くすんだ燻銀に 仕上がるそ
うです。 仕上げに 貝殻の粉をまくこともある・・。


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≪ 追 記 ≫
 1月22日(火) 夜7時半から BSプレミアムで ”イッピン選” で 山里のクールな
漆器が人気 ▽ 立ち入り禁止の工房? が放送されました。 ”選” とあるので 再放送で
しょう。 木曽漆器が 有名になったのは 長野で 行われた冬季オリンピックのときで メ
ダルが 木曽漆・蒔絵で 作られました。

 木曽漆器は 軽くて 熱くなり難い 漆器。 乱暴な取り扱いにも 丈夫で 長持ち。 60
年前の漆器を 塗り直して使う・・。 弁当箱は 130年前のものだそうです。


 木曽漆は 下地に塗る漆に 錆土を混ぜるそうで 木曽で採れる 粘土質の錆土は
きめ細かく 鉄分を含んでいる。 これを 混ぜることにより 滑らかな質感を生み
出し 耐久性が増す。 また 漆には 抗酸化、抗菌効果があるそうです。


 漆は 埃を嫌うので 埃が付くと 取り除きますが このとき使う取り上げ棒は 孔雀の
羽根で 付着した埃を取り除く技は まさに職人芸。 乾燥室で 乾かしますが 乾燥とい
うより 固める・・。 漆の主成分・ウルシオールは 水分と結合して 固まるので 部屋
に 水を撒いて 湿度を上げる・・。 漆が固まり 頑丈になる・・。

 漆は 9割が 中国など外国製ですが 最近 木曽にも 漆の木を植え 地元産の漆を
育てているそうです。 漆を 舐めると 甘い?

 平沢に お住まいの斉藤さん宅の 壁に掛けてある絵、漆和紙の壁紙など 漆を使った
インテリア・・・。 水に強いので 台所の水回り、浴槽、熱にも強いので コンロ廻り
など 最近 漆、漆器の常識が 変わりつつある・・・。 若い漆職人が 文化財の修復を
していました。

≪ 追記 ≫  ・  ・    ・  ・    ・  ・    ・  ・    ・  ・
 1月24日の新聞の19面に キレ物 すご技 木目いかし カラフルにデザイン 山中漆器 石川
という記事があり 加賀市の山中温泉は 四方を山で囲まれ 湿気が多く 漆塗りに適した地で
湯治客のみやげ物の日常雑器として 独自の発展を遂げてきたのが 「山中漆器」 だ。・・・とあ
り 約450年間も伝わる 伝統技を守りながら 現代生活にマッチする器を 作り続けているのが
「商人」 を 務める畑漆器店。 三代目の畑学さんが 手の届く値段の漆器を志す・・。
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 1月24日の夜 何気なく テレビを見ていると 9時から ”鉄道・絶景の旅” 能登半島縦断の旅!
という番組で 「輪島塗」 が出てきました。 輪島塗のお碗は 薄いので 素材の弱い部分を 布で
補強するそうです。 漆を塗るとき 女性の髪の毛で作ったハケを使う。 乾燥が大切で 半年か
ら1年ねかさないと いい色が出ない・・。


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