私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

WEARCHで 企画展 大平和正「素の美」

2012-10-04 14:52:44 | 日記
 10月 4日(木)  天気:はれ or くもり   室温:28.4℃

 きょう 新聞に 7日まで 網干区高田の古民家ギャラリーWEARCHで 企画展 「素(そ)の美」
が 開かれていると あったので さっそく 行ってきました。 歩いても 自転車でも 5、600mの
距離ですが 自転車で 行きました。 今回は 撮った写真が 少なかったかも・・・。
 徳島県 那賀町の中村功さんの徳島拝宮和紙 と 奈良県 五條市の すみ和晴さんの漆器など
約180点が 展示・即売?されています。
 前回 9月 9日(日) 高田の古民家ギャラリーWEARCH(ウイアーチ)で 球形の焼き物を 古
民家に並べる 大平和正展 巨大球体へ が 開かれたときに 訪れました。
 管理人の谷名世津子(ギャラリー・シュウ)さんは 私のことを覚えておられ このブログも 見て
いただいたそうです。 改装された古民家は 和紙の作品を展示すると とても いい雰囲気に
なります。


 2010年2月27日 小雨降る中 この古民家の再生が 始まりました。
ハンマーやバールなど 普段 持ちなれない道具を手に 過去への扉を
開けるようにして 解体が始まりました。
 推定150年は 経っていると思われる この家は 長い時間の中で
時代と家族を見守り続けてきました。
 近代の装飾(相次ぐリフォームによる意匠)を すべて剥がし
建った当時の姿に戻すことから 修理が 始まりました。
 手探りの状態の中での ほこりとすすとの戦い。


 今の便利な生活の中では 体験できないことばかり。
とにかく 「なんとか この建物を残そう!」 その思いだけが
私達の心を繋いでいました。
 セルフビルドにより 工事を支えてくれたのは 建築のプロの方々。
什器の提供、工事の指導、仕事にならない この現場で
素人の私達を サポートしてくださいました。
 そして 友人や知人、家族など 大勢の仲間が ボランティアで
工事を 手伝ってくれました。


 他の土地からやってきて 突然 始まった工事にも
黙って見守ってくださった 近隣の方々の温かい眼差し。
 こうして 何とか この家を残すことができたのも
大勢の方々の協力があってのことと 感謝しています。
 必死で建っていた この家にも 意志の強さを感じています。


 私達が この場所で 学んだ多くの 『大切なこと』。
私達 みんなの手と手、心が繋がって 築けた 『ココロのかけ橋』。

 沢山の方々との素晴らしい 出会いを願って
WEARCH(ウィアーチ)と 名付けました。


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コメント
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