マイタのブログ

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地域の自慢 その2(つづき)

2010年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム

道を挟んで反対側の福井集落、旧庄屋・佐藤家に到着。

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江戸時代後期に庄屋の役宅として建てられたとあって、時代を感じさせる茅葺屋根が重厚さを強調しております。

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殿様が山遊びの帰りに立ち寄って一服した場所、外観の写真を撮っていると中から年配の男性が・・・ 「どうぞ、お入り下さい。」

厚かましくも誘われるままに屋内へ。

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平成十一年(1999)に結成された保存会により、地域活性の場として活用されているそうですが、今日は何も使われていないみたいですね。

「さっきまで『朝ごはんの会』の方々が居られたんですよ。」と、先ほどの男性は事務局の斎藤さん。お茶を出していただき、しばし歓談を。

我が家の近くに住まわれるK藤さんが保存会発足当初から足しげく通って尽力されたとのお話を聞き、妙な親近感を覚えたりして・・・ K藤さんが地域の文化や伝統などに興味を持っていられるのは知ってましたが、そこまで活動なさってたとは驚きでしたわ。

K

襖が取り払われた座敷から見える風景。

縁側、庭、田園、山・・・ 会話が途切れると、耳に入ってくる音はセミの音と鳥のさえずりだけ。 このまま横になって昼寝でもしたら、さぞかし気持ちがいいことでしょうね。でも、次の目的地が気になるのでそろそろお暇いたします。

Photo

佐藤家のすぐ近くにある柚餅子(ゆべし)の本間屋さん。

『文政十二年(1829)、豪雪で困っていた京の雲水を本間屋の初代・猶右ェ門が助け、その例に柚餅子の製法を教えてもらったのが始まりと伝わる。』と、本に書かれております。

さて、それでは移動して・・・ と、またもや長くなりましたので この先は次回ということで。

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2 コメント

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お夕さん いらっしゃいませ。 (マイタ)
2010-09-07 12:17:25
外国文化へのあこがれなどから、地場に残る伝統的な良いものの価値が薄れたと思われることって結構ありますよね。
良いものであれば受け入れるという体質は素晴らしいと思いますが、
身近にあるものの良さも知っていたいと思いますわ。
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おはようございます。 (お夕http)
2010-09-07 07:08:46
日本の家屋のすばらしさを実感しますね。
特にふすまを外した写真は、自然と一体化する日本人の精神を、象徴しているように感じました。
のれんもそうですよね。外の世界をへだてていながら、閉じていない。
洋風化がすべて合理的なように思いがちですが、日本の伝統文化の理にかなったところも再認識すべきだと思いました。
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