地域の自慢 その２

　いただいた「ぶらり気ままに　新潟　大人の遠足Refine」という本を片手にお出掛けしたりして・・・　と言っても普段の行動範囲ですけどね。

西南の方角に車で３０分ほど、本のタイトルではありませんが気の向くままに角田山麓の峰岡集落まで。

寛永十一年（１６３４）に長岡藩主　牧野忠成の四男・定成が分家し、初代藩主となった三根山藩の址がここにあります。戊辰戦争で敗れたことにより、その日の食糧にも窮する長岡藩の苦境を知るや、見舞として百俵の米を贈ったことでも有名なのが　この三根山藩なのです。

しかし長岡藩士・小林虎三郎は、優れた人材を育成するために この百俵の米を売却し、国漢学校の資金に充てます。飢えた藩士たちからは相当怨まれたらしいですが、何よりも教育を優先したその尊い理念の前に、私なんぞはひれ伏してしまいますわ。将来のために、苦しくても今は我慢する・・・そんな時の例えとして後に「米百俵の精神」と語られる逸話ですな。

さて　お次は福井集落へ・・・　と、本の内容に沿っての説明調で書いてはみたものの、なかなか構成がよろしくないようで読んで下さる方々に苦痛を感じさせてしまいそうですので、今日のところはこの辺で止めておきます。

つづきは　また明日・・・（かな？）